家族4人が大らかに暮らす高原の小さな山荘【わたしたち、地方移住を選択しました!】
結婚後の数年間、東京都心の賃貸マンションやテラスハウスに暮らしていた鈴木さん夫妻ですが、子育てをしていく中で、長野・飯綱高原へ居を構え、引っ越す決断をしました。
そのきっかけはなんだったのでしょうか?
移住後のよかった点、大変な点なども含め、鈴木さん家族の高原での暮らしをお聞きしました。
■ 長男の小学校入学を機に、東京から長野へ
東京で自主保育に参加して、長男をのびのび育てていた妻の洋子さんですが、公立小学校への入学に迷いを感じていたといいます。
そこで、長野市の実家から近い飯綱の私立学校を見学。
「子ども自身が考えることを大切にする学校で、子どもたちの表情がキラキラしていました。ここで子どもを学ばせたいと直感しました」。
突然の提案に驚いた夫の貴詞さんでしたが、見学してその考えに共感。
東京で家賃のために働くような日々、子どもの声で近隣からひんぱんに苦情がくる環境を変えたいとも感じていました。
妻の実家が市内にあることも背中を押したといいます。
早速、地元の不動産会社2社に相談し、リノベーション前提で中古の一軒家を探します。
自分たちが魅力を感じる場所、物件をと探しましたがなかなかピンとくるものに出会えず難航したそうです。