くらし情報『天然塗料「柿渋」で床や本棚のDIY。独特の風合いが安全に手に入る』

2020年7月21日 20:34

天然塗料「柿渋」で床や本棚のDIY。独特の風合いが安全に手に入る

アレルギーに敏感な人でも、安心して住まいの内装材に使えます。

■ 柿渋はDIYの家具をグレードアップしてくれる!色味は重ね塗りで調節

DIYの本棚も柿渋でいい風合いになった

ツーバイフォー用のパイン材でつくった本棚に柿渋を塗りました。DIYの家具をグレードアップさせるのに柿渋は一役買ってくれます。
塗装直後は色が薄かったのですが、数か月経つと写真のような色味に変化しました。柿渋の特徴として、空気に触れると酸化して、次第に色が濃くなります。自然塗料のなせるワザです。

※塗装の際は、重ね塗りを前提として、薄めに1~2度塗り、数週間後に色合いを見てから、さらに重ね塗りするかを検討してください。重ね塗りは、ホコリを払えば、そのまま上から塗って問題ありません。


■ 風呂椅子にも、防水効果もあり耐久性を高めてくれる柿渋を塗装
ヒノキの風呂椅子にも柿渋を塗装

昔の番傘の和紙に柿渋染めが使われたように、柿渋は防水効果もあり耐久性を高めてくれると言われています。そこでわが家では、ヒノキの風呂椅子にも塗装しています。4回程塗り重ねたため、色は濃くなっています。
使用後に乾燥を心がけていたとはいえ、7年使い続けられているのは、柿渋の抗菌・防腐効果のおかげとも言えそうです。

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