2020年7月21日 20:34
天然塗料「柿渋」で床や本棚のDIY。独特の風合いが安全に手に入る
■ パーゴラ(外構)など直接日光が当たる雨ざらしの場所では不向き
柿渋は、基本的には屋内用の塗料で、紫外線に弱く、雨に当たると少しずつ洗い流されてしまいます。ですので、屋外で直射日光がよく当たるパーゴラへの柿渋塗装はおすすめできません。もし、使う場合は、直接日光や雨が当たらない場所で。
わが家のパーゴラでは、塗装してしばらくの間は柿渋独特の色合いを楽しめましたが、写真のように1年後には、塗装が跡形もなく失われ、木材表面はグレーに自然風化しました。
■ 柿渋はネットでも購入可能。選ぶときはニオイのないタイプを!
柿渋は、インターネットで手軽に購入できます。現在売られている柿渋製品の多くは、無臭タイプの柿渋です。もともとは、発酵物独特のニオイがキツイので、なかなか一般人には扱いづらかったのですが、無臭化する製法が確立されて以来、身近な塗料になりました。購入の際は、一応、ニオイの有無を確認しましょう。ニオイの有無で効能に変わりはありません。
価格は500mlで1,500円程度です。
手頃な価格であるのもうれしいですね。1ℓで大体10㎡程度塗れます。
柿渋塗装するときに用意するモノ