あがり症の人こそ意識しておきたい緊張を1/3に減らせる考え方
「ちょっと待てよ。これって、本当にそこまで怖いものなのだろうか?」
たしかに、自分の過去の嫌な体験やトラウマから緊張してしまうことは十分に考えられることではあります。
しかし問題は、「過去の悪いこと」がずっと続くものだと思い込んでいるということ。そして、なぜかそういう人は、悪いことは続くのに、よいことは続かないと思っているものだと著者は指摘します。
でも、そんなことがあるはずもありません。なぜなら、未来は“現在”の延長線上にあって、よいことは続くものだから。
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当たり前のことなのですが、そこに立ち戻ると、たしかに緊張を緩和することができそうでもあります。
本来あるべき原点に立ち戻るためにも、目を通してみる価値はあるのではないかと思います。
(文/書評家・印南敦史)
【参考】
※森下裕道(2015)『本番に強い人は、ヤバいときほど力を抜く 人前で話すのが劇的にラクになる7つの技法』清流出版
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