心の中で唱えると現代人の心を覆う「怖れ」が減る5つのフレーズ
自分の死という事実を深く見つめれば、自らのエネルギーを、自分自身と世界を変容させ癒すための実践に注ぐことができるようになるのです。
(4)いま大切にしているものや愛する人々はすべて変わりゆく。別離からは逃れられない。
死ぬときに携えていけるものはなく、いま大切にしているものはすべて、明日にはなくなるかもしれません。
ブッダは「いつでも手放せる心構えを持つべきだ」と説いているそうですが、それは別離からは離れられないものだという考えがあるから。私たちはいつでも、手放すための準備ができていなければならないということです。
(5)私は体、言葉、心による行為の結果を受け継ぐ。私の行為だけが継続していく。
第5の確認が教えるのは、私たちの死後にも続いていく唯一のことは、カルマ(業)と呼ばれる、思い、言葉、行動だけであるということ。カルマは私たちが依って立つ基盤で、むしろ唯一の基盤こそがカルマなのだとか。
健全なものであれ不健全なものであれ、どんな行為からも私たちはその事実を受け取るべきだということ。
*
マインドフルネスに詳しくなかったとしても、無理なく取り入れるアイデア満載。怖れを少なくしていくためにも、目を通してみる価値はあるかもしれません。