くらし情報『入社3年目までに身に付けておくべき「お金のコントロール方法」』

入社3年目までに身に付けておくべき「お金のコントロール方法」

を意識することが大切。そうすることによって、社会人として一気にライバルを引き離すことすらできると著者はいいます。

■毎月の支出と収入を正確に把握しよう

お金をコントロールするためには、毎月いくら稼いでいるのか、なににいくら使っているのかという「お金の現状」を把握することが必要。

住居費や食費などの出て行くお金(=支出)と、毎月会社から振り込まれる給与(=収入)を正確に把握しなければならないわけです。

収入とは、新社会人にとっては給与に当たるものですが、給与には「額面金額」と「手取り金額」があります。

額面金額は、基本給に時間外手当や通勤手当、住宅手当などの手当を足したもの。会社から支払われる報酬のすべてを合計した金額だということ(一般的には給与明細に「総支給額」と書かれています)。

手取り金額は、「差引支給額」と書かれたもので、額面金額から税金(所得税、住民税)や社会保険料(健康保険、厚生年金、雇用保険)などが差し引かれたもの。
つまり自由に使えるのは、手取り金額だということです。

■把握しづらい支出を管理する方法は?

支出の基本は「毎月の生活費」であり、固定支出と変動支出に分けられます。

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