すぐに解決!職場の人間関係や恋愛の悩みに役立つ「1行心理術」
を繰り出し相手国から妥協策を引き出す旧ソ連の交渉術「反対の原則」を応用したものです。
ただし気をつけたいのは、部下のタイプを見極めること。自尊感情が高い部下には有効ですが、自分の能力を低く見ている部下の場合、ダメを出されると「やっぱりダメか」とあきらめてしまうこともあるので要注意。
■5:プレゼントは回数が大事
本書には、恋愛にまつわるテクニックも登場します。気になる相手やまだ距離感がつかめない恋人にプレゼントを贈りたい場合がこちら。
男性と女性では、もらってうれしいプレゼントの頻度に感覚のズレがあるもの。女性にとってプレゼントは「心遣い」なので頻度が重要。ささやかでもこまめにすることの方が大切で、ときには「ありがとう」といった感謝や労いのメッセージが大きな意味を持つこともありますよね。
一方、男性は頻度よりも1回の大きさを重視するもの。大きなことをドーンとすることに意味を見いだす生き物といえます。この男女の違いをよく理解することが、成功の秘訣。
ただし、あまり高価なものは逆効果になることも。心理学では「好意の返報性」といって、好意には好意で返さなければならないとう心理が働くとされているのです。