仕事の時間は人生の3分の1!だから無視できない「3つの視点」
タイトルからわかるとおり、『やるべきことがみるみる片づく 東大ドクター流やる気と集中力を引き出す技術』(森田敏宏著、クロスメディア・パブリッシング)の著者は、地方の新設校から初めて最難関の東京大学理科三類に合格したという実績の持ち主。
そればかりか、心臓病の専門医として、東大病院の心臓カテーテル手術件数を10年間で50例から600例まで、10倍以上に増やしたのだそうです。
また、次世代リハビリとして加圧トレーニングを東大病院に導入し、いまやすっかりおなじみの加圧ブームを起こした仕掛け人でもあります。
つまり本書では、そんなキャリアを生み出すに至った「集中力」の活かし方が紹介されているわけです。
きょうはそのなかから、「仕事と向き合う」3つの視点に焦点を当ててみましょう。
■仕事で重要な3つのポイント
人によって差があるとはいえ、仕事に費やす時間は、1日24時間のうち最低でも8時間。つまり私たちは、人生の3分の1以上は働いていることになるわけです。
それだけ多くの時間を費やす仕事と真剣に向き合うということは、当然ながらとても大切。
そして著者によれば、仕事について考える際、「自分にとってなにが重要なのか」