1人でワイン50億円分を販売!現代の新たなビジネスモデル事例
「ワインは好きだけど、詳しいことはわからない」という方も少なくないと思いますが、まさにそのような人をターゲットとして、ワインについてわかりやすく動画で解説したのです。
おもしろいのは、単なるショッピングチャンネルとして人気を獲得したわけではないということ。
ベラルーシ訛りで強烈に喋りまくることによって、「ワインのことならゲイリー」といわれるほどのブランドをつくることに成功したのだというのです。
ツイッターのフォロワーは、100万人近くもいるのだとか。つまり、フェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアと動画を連動させることによって、どんどんクチコミが広がっていったということ。
とはいえ気になるのは、なぜ50億円以上もワインが売れたのかということではないでしょうか?
■自動的に売れるビジネスモデルを構築
ソーシャルメディアの時代においては、無理に物を売ろうとしても、そう簡単に売れるものではありません。
では、なぜゲイリーさんにそれができたのか?その答えは、上記の記述のなかにあります。つまり、自身が画面に出てファンをつくり、彼らからの「信頼」を得たということ。
ゲイリーさんを見たくて動画を開いた人に対し、動画の最後でワインを紹介することによって、「自動的に売れる」