逆に労働時間が増える可能性も!朝型勤務の「意外なデメリット」
■朝型勤務のデメリット
このようなメリットがある一方で、いくつかのデメリットもあるようです。
(1)労働時間が増える可能性も
夜の残業が減るとは限りません。『PRESIDENT Online』によると、ある中堅消費財メーカーでは、朝型勤務に営業部から猛反発があったとのこと。
営業の方は取引先に合わせて働くため、自分だけ早く仕事を終わらせることはできません。場合によっては、朝早く出勤しても夜は遅いままなんてこともあり得ます。
また、朝早く出社しても仕事量が多かったり、だらだらと仕事をしていると結局家に持ち帰ったり深夜まで残業してしまうことになり、結果として仕事時間が増えてしまいます。
(2)生活リズムを変えるのは大変
いままで夜遅くまで仕事をしていた方にとって、生活リズムを急に朝方に変えるのは困難。
『ナショナル ジオグラフィック日本版』によると、個人差はあるものの、睡眠習慣が安定するのには3週間ほど時間がかかり、定着するまでは睡眠不足に耐えなければいけないとのこと。
睡眠時間が短くなれば、集中力も落ちるので、仕事の効率も悪くなってしまうことが考えられます。
また、同記事によると、睡眠不足を補うために休日に寝だめを行うと睡眠リズムがもとに戻ってしまうとか。