一度に2つも同時に始めちゃダメ!習慣化のための「3つの原則」
『マンガでわかる「続ける」習慣』(古川武士著、みつく作画)は、2010年の発売以来ロングセラーを続ける『30日で人生を変える「続ける」習慣』のコミック版。
あることをきっかけに「フランス語が話せるようにならないとクビだ!」と難題を突きつけられた新人パティシエールを主人公に設定し、「続けるための」コツをわかりやすく説いた内容です。
ちなみに著者は、「習慣化コンサルタント」として500人以上の習慣化をコンサルティングしてきた習慣化のオーソリティ。そんな実績を持っているからこそ、続かないのは「性格や根性ではなく、習慣化のコツや原則を知らないこと」が原因だと断言しています。
だとすれば、習慣化についてもう少し詳しく知っておく必要がありそうです。
著者によれば、習慣化には3つの「挫折の波」があるのだそうです。つまり、それを理解しておけば、挫折しないように対策することができ、習慣化のプロセスもイメージできるというわけです。
それはどのような波なのか、ひとつひとつを確認してみましょう。
■習慣化「3つの挫折の波」
[ステップ1]反発期:やめたくなる時期(1~7日目)
三日坊主という言葉がありますが、いちばん続けるのが難しい、やめたくなる時期は7日目までなのだといいます。