上司や仕事相手の1分は1万円!時間を無駄にしないための考え方
それどころか、「結局、要点はなんなのか?」と問い返されることになる場合もあるかもしれません。
しかも、罪はそれだけではないと著者は指摘します。なぜならそれらは結果的に、相手の貴重な時間を無駄づかいしていることになるから。
上司や仕事相手の「1分いくら」の時間が、ただ長いだけの説明の間にどんどん失われていくということです。
■1分1万円の時間が10分も無駄に
著者も実際、厳しいことで有名な上司からこういわれたことがあるのだそうです。
「君はいま、1分1万円の私の時間を10分も無駄にしたのだ。いったいどうやって補填するんだ?」
そのとき著者は、上司からの予想外の質問に答えられず、手元の資料を見ながらつっかえつつ説明したのだとか。そのため余計な時間がかかってしまい、批判されたというわけです。
どこのオフィスにもありそうな光景であるだけに、他人事とは思えない部分があるのではないでしょうか?
■上司も自分の「お客様」と同じ存在
しかし、だからこそ、上司も自分のお客様だと考えるべきだと著者は主張しています。いうまでもなく、お客様は自分に利益をもたらしてくれる存在。
つまり、その大切なお客様の時間はお金のようなもの。