難しい質問をされたときは答える前に必ず「3秒待つ」といい理由
「Cに与えるインパクトをどう評価しますか?」
(4)挑戦型「なぜXについて調べなかったのですか?」「なぜもっと洞察力に優れた成果を出せなかったのですか?」
■100%正しく回答しなくていい
事実確認のための質問から、発見型、評価型、最後の挑戦型の質問に移るにつれて、回答にかける時間を増やすよう調整するといいそうです。
そうすれば、適切な見地から回答することができ、「経験豊かで信頼できる」という印象を強く抱いてもらえるから。
なお回答がいちばん難しいのは、理由や正当性を求める質問。そして陥りやすい落とし穴は、防戦に回ってしまうことだといいます。
また、「その場で100%正しく回答する必要のない質問もある」ということを頭に入れておくといいそうです。マッキンゼーではこれを「回答の術(art of evasion)」と呼んでいたのだとか。
大切なのは、難しい挑戦的な質問に対しても、まごつかずに答えられること。いかにも難しそうですが、著者によれば、これは誰にでも習得できるスキル。
ただし、忍耐力と自信が必要。
■相手の本当の望みを見抜くべし!
たしかに、挑戦的な質問をしてくる人は、その場で正しい解答を期待しているとは限りません。