くらし情報『脳の疲れは睡眠でも回復しない!1日5分でできる「脳の休息法」』

脳の疲れは睡眠でも回復しない!1日5分でできる「脳の休息法」

目次

・1:脳が疲れたら「現在」を意識する
・2:マルチタスクが多いときは自分の動きに注意を向ける
・3:自分の心は「プラットホーム」だとイメージする
・4:怒りが湧いてきたら4つのステップで処理する
kyusoku


「どれだけ眠っても疲れがとれない」「集中力が続かない」……。

そんなことを感じる人は脳が疲労している証拠。『世界のエリートがやっている 最高の休息法』(久賀谷亮著、ダイヤモンド社)によると、睡眠をとったり、ゆったりと過ごすなどしたりしても脳の疲れは回復することはないといいます。

脳は体重の2%ほどの大きさでありながら、身体が消費するエネルギーの20%をも消費しています。

しかも、脳の消費エネルギーの60~80%はデフォルト・モード・ネットワークという、脳が意識的な活動をしてきないときにも動き続ける脳回路に使われているのです。

そのため、ただ何もせずぼんやりしていても脳はどんどん疲れていくそう。

そんな脳を休息させることができるのが「マインドフルネス」。これは、瞑想などを通じた脳の休息法の総称。
Googleをはじめ、有名企業でも多く採用されているこの方法の効果は科学的な裏付けが進みつつあります。

今回は本書の中から、その一部をご紹介します。

■1:脳が疲れたら「現在」を意識する

注意散漫になったり、無気力になったりするのは脳が疲れているサイン。

このような状態のときは「こうすればよかった」

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