くらし情報『閉経までのつらい更年期症状には低用量ピル、ホルモン補充療法のどっちを使う?【医師解説】』

2023年11月5日 22:40

閉経までのつらい更年期症状には低用量ピル、ホルモン補充療法のどっちを使う?【医師解説】

更年期を快適に過ごしたい女性


閉経前後5年間の更年期は体調を崩しがちですが、少しでも快適に過ごす方法はないのでしょうか。レディースクリニックで受けられる女性ホルモン対策、低用量ピルとホルモン補充療法について、産婦人科医・漢方内科医の駒形依子先生に聞きました。

監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。

低用量ピルは初回の場合40歳以降には処方されない

低用量ピルのイメージ


低用量ピルとは、女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンが含まれる薬で、
●生理痛の緩和
●経血量の減少
●生理前の不調(PMS・PMDD)の改善
●貧血の改善
などの効果があります。卵巣機能の働きを抑える効果があるため、生理の緩和のほか避妊薬として活用する人もいます。

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