くらし情報『ホルモン補充療法は「乳がんの発症率」が本当に上がるの? リスクを専門医が回答!【医師解説】』

2024年3月22日 04:10

ホルモン補充療法は「乳がんの発症率」が本当に上がるの? リスクを専門医が回答!【医師解説】

ホルモン補充療法は「乳がんの発症率」が本当に上がるの? リスクを専門医が回答!【医師解説】


更年期になると多くの女性が体調を崩し、長期間、更年期障害に悩む人も少なくありません。そんなとき、頼りになるのがホルモン補充療法。しかし、この療法は乳がんの発症率を上げるとの説もあります。それは本当なのか、私たちはどうすれば良いのか、産婦人科医の沢岻美奈子先生に聞きました。

教えてくれたのは…

監修/沢岻美奈子先生(沢岻美奈子 女性医療クリニック院長)
2013年1月に女性スタッフだけで乳がん検診をおこなう沢岻美奈子 女性医療クリニック開院。2022年の1年間で神戸市乳がん検診を約2500件、地元企業様の会社検診や自己検診も含めると約3100件の乳がん検診を実施する。患者さんとのやりとりと通じて日常の診察で感じ考えることを、専門医目線で正しい医療情報としてInstagramに毎週投稿している。

ホルモン補充療法(HRT)とは

ホルモン補充療法は「乳がんの発症率」が本当に上がるの? リスクを専門医が回答!【医師解説】


多くの女性は更年期(45~55歳ころの閉経を挟んだ約10年間)を迎えると、女性特有の症状が現れます。さまざまな症状の中で他の病気を伴わないものを「更年期症状」といい、その中でも症状が重く日常生活に支障を来す状態を「更年期障害」と言います。

更年期障害の一番の原因は女性ホルモン、特に「エストロゲン」

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