2023年12月20日 01:40
え?閉経後は内臓脂肪が2倍の速さで増えていく!?更年期世代の太るメカニズムとは【医師解説】
や生活習慣(11~20)のどちらかに偏っている場合は要注意です。
→チェック項目が6~10はややリスクあり
昔よりも体重が増えている人は、内臓脂肪型肥満になっているかもしれません。体組成計で内臓脂肪レベルを測ってみることをおすすめします。
→チェック項目が11~15はかなりリスクあり
体重が増えた人やぽっこりお腹の人は内臓脂肪型肥満である可能性が高いといえます。体組成計で内臓脂肪レベルを測るとともに、健康診断を受けたことがない人は受けるようにしましょう。
→チェック項目が16~20はただちにリスク回避を
体重が増えた人やぽっこりお腹の人はほぼ間違いなく内臓脂肪型肥満になっていると考えられます。健康診断を必ず受け、何か不調を感じている人は必ず医療機関を受診してください。
更年期の年代は内臓脂肪と皮下脂肪の両方がつく
――ぽっこりお腹が気になる更年期の女性は、内臓脂肪型肥満ということでしょうか?
栗原先生私のこれまでの診療経験から、ほとんどの更年期の女性はもともとついている皮下脂肪に加えて内臓脂肪もつく、複合型肥満の方が多い印象です。
――脂肪がついて肥満になると、どんなリスクがあるのでしょうか?
栗原先生健康診断でメタボリック・シンドロームと診断された場合、放置していると糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病を発症します。