2024年3月6日 21:10
あんなにバカにしていたのに暖かさに感動!冷え性の妻のために夫が用意していたものとは【体験談】
ご主人は5年前に脳出血で半身まひの体になり、片手・片足が自由に使えなくなったことをきっかけに、物を選ぶ際にはより安全性の高いものにこだわるようになったそう。
実は、湯たんぽでの事故は結構多いらしく、過去には消費者庁がSGマークが付いた湯たんぽを使うよう呼びかけていたこともあったほど。ご主人が選んだ湯たんぽは、家族を思ったこだわりだったのだと思いました。また、「湯たんぽに入れるお湯は、熱湯では熱すぎるので危ない。60℃くらいの給湯器のお湯が心地よくてベスト」と、ご主人はお湯の温度にも注意を払っていたようです。
ご主人の気づかいに心もほっこり
湯たんぽの話をした後日、友人と話す機会があり、湯たんぽの話の続きを教えてもらいました。
湯たんぽを使った友人の反応がよほど良く、ご主人もうれしかったのでしょう。あれから毎晩、友人がお風呂に入っている間に、ご主人が湯たんぽを仕込んでくれるようになったそうです。
ある日、友人が早めにお風呂から上がったときに、ご主人が湯たんぽを入れている姿を見たそうです。体が自由に動かせないため、ぎこちない手つきで湯たんぽにお湯を入れ、そして袋の中にその重たい湯たんぽをなんとか入れ、足を引きずりながら布団の中に運ぶ姿……。