くらし情報『「いつの間に貯金が底をついている!?」認知症を患った祖母が起こした金銭トラブル【体験談】』

2024年4月19日 09:10

「いつの間に貯金が底をついている!?」認知症を患った祖母が起こした金銭トラブル【体験談】

家の中だけでなく、外出中に電車やバスの中で倒れて救急車で運ばれることが日常化したため、介護施設に入居させることにしました。

介護施設探しで起きた金銭トラブル

介護施設は場所によって費用や受けられるサービスが変わります。幸い祖母には祖父が残してくれた貯金が1000万円近くあったので、金銭的な面は気にする必要はありませんでした。

少しでも快適に暮らしてもらえるように費用が高めでもサービスが手厚い施設を選び、いざ契約を交わそうとしたときに問題が起きます。祖父が残してくれた貯金が底をついていたのです。おかしいと思い調べてみたところ、原因は祖母の散財だとわかりました。

認知症を患っていた祖母は、5万円の年金収入しかないにもかかわらず祖父の遺族年金が支給されていると思い込んで、毎月15万円近く使っていたのです。1000万円あったお金が年間120万円の散財で50万円ほどにまで減っていました。


私たち家族も生活に余裕がなく援助することはできないため、生活保護で支払える介護施設に入ることになりました。認知症とわかったときに無理にでも一緒に暮らして金銭面の管理も自分たちでおこなうか、介護施設へ入居させておけばよかったと後悔しています。

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