2021年7月28日 23:00
若いころから会話が苦手…私がアラフォーで少しずつ克服できた理由とは
自分だけが話したり、相手を楽しませたりする必要はないのだと気持ちが軽くなっていきました。
同時に、私は人の話を聞くことが好きかもしれないと気付いたのです。このころから人とのコミュニケーションが「話す」ことから「聞く」ことへとシフト。会話は、相手を知り、理解するためのものだと考えるようになりました。
他人に対する興味がどんどん湧いてきた!
あれこれ質問して相手の話を聞くことが、私にはとても合っていたようです。自分から何か話さなくては……と思っていたときには苦痛でしかなかった会話が、うそのように楽しくなっていきました。話す相手に対して、頭で考えるより前に聞きたいことがあふれてくるようになったのです。1つ質問して答えが返ってくると、それに対してまた聞きたいことが出てきて会話が広がっていきます。
そんなことを繰り返すうちに、いつの間にか人と話すことが好きになっていました。
そしてなぜか、若いころにとらわれていた、沈黙と会話の相手を退屈させてしまうことへの恐怖感が、年齢を重ねるごとに気にならないように。20~30代のころは相手を楽しませたい、すごいと思ってほしいという気持ちばかりが強くて会話を楽しむ余裕がありませんでした。