2021年10月26日 22:30
眠れない、目が覚める、疲れが取れない…。不眠の原因は更年期?どうすればいいの?【医師監修】
「イライラや不安といった精神症状も不眠の原因になります。若くてもイライラしていれば眠れませんが、更年期に入ると調整能力が落ちて長引くことが多くなります。
イライラしていると自律神経の交感神経が優位になってしまいます。眠るためには副交感神経を優位にしなければいけません」(駒形先生)。
そのため、イライラしているときは布団に入る前に気持ちを鎮めることが大切だそうです。
「お風呂にゆっくりつかってリラックスしたり、好きな音楽を聴きながらストレッチしたり。深呼吸をするのも効果的です」(駒形先生)。
“ 熟睡 ”を知るためにサプリや薬を活用しても
睡眠不足が続くと、どんな眠りが良い眠りなのか、わからなくなります。
そんなときは、薬やサプリを活用するのも方法と駒形先生は言います。
「睡眠薬は医療用医薬品ですが、一時的な不眠症状を改善する睡眠改善薬なら薬剤師のいるドラッグストアで購入することができます。あくまで一時的に、熟睡状態を知るために薬を活用するのも良いと思います。睡眠を改善するサプリメントも多く出ていますが、一時的に活用するなら良いでしょう」(駒形先生)。
良い睡眠を知ることで、今までの睡眠環境における改善点が見えてくると言います。