くらし情報『「体温が35度台って低すぎ…?」更年期の不調は低体温も原因? 改善策は?【医師監修】』

2021年11月14日 23:10

「体温が35度台って低すぎ…?」更年期の不調は低体温も原因? 改善策は?【医師監修】

「体温が35度台って低すぎ…?」更年期の不調は低体温も原因? 改善策は?【医師監修】


コロナ禍にあり、検温の機会が増えた方も多いでしょう。けれど、いつ測っても35度台という数字が出ると「私ってもしかして低体温?」と思ってしまいます。産婦人科医の駒形依子先生によれば、低体温はさまざまな体調不良の原因になるそうです。なぜ体温が低くなるのか、また、改善策はあるのか聞いてみました。

低体温に女性が多い理由は?

「体温が35度台って低すぎ…?」更年期の不調は低体温も原因? 改善策は?【医師監修】


一般的に36.5度が平均的な体温と思っている人は多いのではないでしょうか。しかし、医学的にはもう少し範囲があるそうです。

「37度前後が、体内酵素や筋肉が最も良く働く理想的な体温とされています。 一方で平熱(健康時の身体表面の体温)の正常範囲が35.5~37.5度との見方もあるので、35度前半を低体温とすれば良いのではないでしょうか」(駒形先生)。

低体温は女性、なかでも40代は特に注意が必要だと言います。というのも、生涯における生理の回数が関係しているそうです。

「現代女性は昔に比べて妊娠・出産数が減り、生理の数が増えています。血液が排出される回数が多いため、慢性的な血液不足なのです。
体の熱は血液の温度ですから、血液が少ないと体温は低くなります」(駒形先生)。

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