2022年5月19日 23:10
「トイレのあとにちょっとするだけでOK!」くしゃみや大笑いによるちょい漏れを改善するセルフケア
骨盤底筋もエストロゲンが減ることで緩み、尿道がうまく締められなくなって尿漏れが引き起こされるのです。
特にエストロゲンの減少が本格化する、閉経後の50代から緩みが加速します。40代から尿漏れが起きる人は、出産ダメージが大きな要因です」(窪田先生)
膀胱が硬くなることも要因
「もう1つ、エストロゲンが減ることで膀胱の組織が硬くなり、動きも衰えることも要因です。膀胱の弾力性や活性が落ちると、尿をためることができず、漏れやすくなります」(窪田先生)。
骨盤底筋の緩みは改善できる?
骨盤底筋体操が効果的!
骨盤底筋の緩みに対しては、どのようにアプローチすれば良いのでしょうか。「効果的なのは、骨盤底筋体操です。腹筋に力を入れず、呼吸しながらリラックスし、肛門と腟をキュッと締めます。基本的なおこない方は以下のとおりです。
ラクな姿勢になり、尿道・肛門・腟をきゅっと締めたり、緩めたりし、これを2~3回繰り返します。次は、ゆっくりぎゅうっと締め、3秒間ほど静止します。その後、ゆっくり緩めます。これを2~3回繰り返します。引き締める時間を少しずつ延ばしていきます。1回5分間程度から始めて、10分~20分まで、だんだん増やしていきます。