2022年6月4日 02:40
「老眼は体質?」「老眼鏡はなくてもいい?」40代の老眼ありがち勘違い5つ【眼科医監修】
の弾力性が低下して、必要な調節ができなくなることで起こります。
一番代表的な症状は近くの細かいものが見えにくくなることです。それに派生して目の疲れやかすみが起こることもあります」(田辺先生)。
40歳から始まり、60歳には進行が止まる
老化と言うことは、年齢を重ねたら誰もが老眼になるということでしょうか。
「誰もが老眼になります。40歳ごろから始まり、自覚し始めるのは45歳ごろからが多いでしょう。60歳になると、老化しきるので進行も止まります。
進行のスピードにほとんど差はありませんが、自覚する年齢には個人差がありますね」(田辺先生)。
あなたは大丈夫?老眼のありがち勘違い5つ
1.視力が良い人は老眼になりやすい
「視力は老眼と関係ありません。
視力が良くて眼鏡も必要ない人は、老眼を自覚しやすいですね。それまではっきり見えていた細かい字が見えにくくなるのですから。私のクリニックにも、視力が悪くなったと相談にくる方が多いです。老眼ですと説明するとびっくりされます」。
2.近視の人は老眼になりにくい
「近視でも老眼になります。
近くが見えるので私は老眼ではない、という方も多いですね。