くらし情報『頭痛、めまい、落ち込み…気圧差があるとやってくる「天気痛」ってどんなもの?【耳鼻咽喉科医監修】』

2022年11月5日 03:10

頭痛、めまい、落ち込み…気圧差があるとやってくる「天気痛」ってどんなもの?【耳鼻咽喉科医監修】

頭痛、めまい、落ち込み…気圧差があるとやってくる「天気痛」ってどんなもの?【耳鼻咽喉科医監修】


近ごろ、天気や気圧の変化によって頭痛やめまいなどを訴える人が増えています。謎の不調は「天気痛(てんきつう)」もしくは「気象痛」と呼ばれ、女性の患者が多いのも特徴。なぜこんな症状が起こるのでしょうか? メカニズムや対策を耳鼻咽喉科医の高島雅之先生に教えてもらいました。

教えてくれたのは……
監修/高島雅之先生(たかしま耳鼻咽喉科院長)
日本耳鼻咽喉科学会専門医、日本睡眠学会専門医。金沢医科大学医学部卒業。金沢医科大学耳鼻咽喉科で講師を務めたのち、2006年に開院。「病気の状態や経過について可能な範囲でわかりやすく説明する」ことをモットーに地域医療に従事。『宇都宮睡眠呼吸センター』を併設し睡眠医療にも携わる。


★関連記事:雨の日に頭痛がする「天気痛」持ち。医師から教わった頭痛体操で症状軽減を目指す!【体験談】

「天気痛」はどうして起こる? 症状は?

気圧の変化を内耳がキャッチ。脳が過剰に反応し血流悪化
気圧の変化を内耳がキャッチ。脳が過剰に反応し血流悪化


実は天気痛のきっかけとなるのは「耳」。

低気圧になると、耳の一番奥にある「内耳」のセンサーが刺激を受けます。すると脳が過剰反応して自律神経のバランスを乱してしまいます。

自律神経には、活動的になると優位になる「交感神経」

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