2022年11月5日 03:10
頭痛、めまい、落ち込み…気圧差があるとやってくる「天気痛」ってどんなもの?【耳鼻咽喉科医監修】
で水分代謝を調節する
天気痛で病院にかかると、「五苓散」を処方されることがよくあります。五苓散は体内の水分代謝を調節し、頭痛、めまい、吐き気などの改善に効果のある漢方薬。ドラッグストアなどで購入できるので、薬剤師に相談をして使用しても良いでしょう。
対策3:耳のマッサージ・入浴・運動で血流を促す
耳を回したり引っ張ったりすると内耳の血行が良くなり、天気痛の予防・改善に役立ちます。また入浴や運動で血流を促すと頭痛や肩凝りなどの症状が改善することも。
対策4:規則正しい生活で自律神経を整える
症状の程度にもよりますが、生活習慣を見直して自律神経のバランスを整えることで、ラクになる人もいます。セルフケアとして心がけてみてはいかがでしょうか。
まとめ
天気痛を訴える人が増えたことで、気圧の変化や天気痛の起こりやすさを教えるアプリなども出ています。
寒い時期は耳を温めるイヤーマフなどもおすすめ。じょうずに活用しつつラクになる方法を探ってみてくださいね。
取材・文/中澤夕美恵(49歳)
出版社、編集プロダクションを経てフリーになって約20年。2021年よりスポーツジム通いに目覚め、せっせと運動に励むものの1年で1kgしか減量しておらず、ズッコケる。