2022年11月28日 03:40
高血圧はなぜダメなの?「サイレントキラー」を見逃さない&血圧を下げる新習慣【医師解説】
血圧上昇を防ぐには、できるだけイライラしないことが大切。
リラックス効果を得るには39~41度のぬるま湯に10分ほどつかるのがおすすめです。血流が良くなることで、血管内皮細胞が刺激されて「NO(一酸化窒素)」の産出が活発になる効果も期待。NOには血管を拡張して血圧を下げる働きがあります。
また入浴後30分~1時間以内に就寝すると良質な睡眠が得られるように。ただし湯温が42度を超えると交感神経が優位になり血圧が上がってしまうので注意しましょう。
にぎにぎストレッチで血管を柔らかく
ぎゅっと力を入れて血流をいったん止めてから脱力して開放すると、血管が収縮・拡張されます。すると血流が良くなるだけでなく、NOが産出されて血圧降下作用が得られます。
この効果を手軽に得られるのが「手を握る/開く」を繰り返すストレッチ。1日1~2セットおこないましょう。
【1】1秒間に1回のペースで片手をぐっと握り、開くことを60秒続ける。
【2】反対の手もおこなう。
プラスαの対策として無理なく取り入れてみてください。
まとめ
血圧は健康状態を知らせる体からのサイン。高い数値をキャッチしたら自分の行動を振り返る良い機会だと思い、少しでも生活習慣を見直せるようにしてはいかがでしょうか。