2022年11月14日 09:10
閉経前後のつらい性交痛が和らぐ!腟や子宮の冷えも改善!女医直伝・自分でできるマッサージ2選
そのマッサージとは「会陰マッサージ」と「腟マッサージ」です。
基本的には「腟トレ」「会陰マッサージ」「腟マッサージ」は3つで1セット。締める→緩める→伸ばすのサイクルが、筋肉を育てるためには一番効率的だからです。
筋肉を緩めて血流を促す「会陰マッサージ」
腟と肛門の間にあるツボが会陰です。東洋医学では、気は経絡というルートを流れると考えられています。そして、子宮(胞宮)は任脈という経路とつながっています。この任脈の始まりにあるのが会陰というツボなのです。
そのため、会陰をマッサージして血流を良くすると、腟はもちろん子宮を温めることにつながります。
他人にはなかなか触れられない場所にあるからこそ、自分で自分のためにできるマッサージがおすすめです。
方法は簡単です。人さし指から小指まで4本の指を会陰に当てて、10回ほど円を描くようにマッサージします。服の上から、または入浴時におこないましょう。
腟を伸ばしてしなやかにする「腟マッサージ」
もう1つの「腟マッサージ」は、組織を伸ばすことを重視し、腟にしなやかさを出すことを目指しています。腟にしなやかさを持たせることで、久々のセックスでも痛みを軽減することができます。