2022年12月12日 23:10
「乳輪と乳頭の再建は別料金?」執刀医から再建のハンドブックを見せられて #乳がん絵日記 31
2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。
こほこさんは全摘、再建手術をおこなった右胸の傷の経過を確認するために形成外科を訪れました。そのとき、手術の執刀医から再建についてのハンドブックを渡されたそうで……。
★前の話
手術から54日目。退院してから3回目の形成外科での経過観察の日でした。
傷の経過は順調とのことで安心していると、医師から「再建についてのハンドブックを作っている」ということを聞きました。
私は自分が乳がんになるまで治療のことなんてまったく知りませんでした。告知をされたときも衝撃で頭が回らず、医師が説明してくれたことなんて右から左に抜けている状態。
そんなとき、このハンドブックがあれば気持ちが落ち着いてからきちんと治療について確認できていいよな、と思いました。
当然、私は何も知識がなかったので全摘といっても中身だけを取って、乳輪や乳頭は残しておけるものだと思っていました。
本当は乳房の再建と乳輪・乳頭の再建は別でおこなうし体形によっては自家組織での再建ができなかったりするのだそう。
乳がんになって、胸を全摘して再建するとなったときどんな選択肢があるのか知れたら気持ちは少しラクになるような気がしました。