2023年2月15日 21:10
毎日充実しているけれど…老後を考えると不安に。私が始めた「終活」【体験談】
そのときばかりは「このまま死んでしまっても、誰にも気付かれず孤独死してしまうのかも」という恐怖が押し寄せ、心細くなってしまいました。
その後、無事に体調が回復した私が真っ先に向かったのは本屋。そこで「独り身の老後」に関する本を数冊買って読破し、「いつ何があってもいいように終活をしよう」と思い立ったのです。
「要らないものの処分」からスタート
いよいよ終活スタート! 私が最初におこなったのは「実家の処分」でした。私の実家は両親が死んでから、誰も住む人がおらず、長い間空き家になっていたのです。
家が傷んでしまわないように、たまに帰っては風を通したり掃除をしたりしていたのですが、正直管理が負担になっていました。そこでこれを機に、思い切って実家を売りに出すことに! 幸いなことに、買い手はすぐに見つかりました。
実家がなくなったことで少し寂しさも覚えましたが、それよりも大きかったのが開放感! 「要らないものを手放すって、こんなにラクになれるんだ」と悟りました。
それからは、「要らないものを徹底的に処分しよう」と決意。
たんすの肥やしになっていた服や昔よく聞いていたCDなど、どんどん捨てたり売りに出したり…… いつの間にか、必要最小限のものしか持たない「ミニマリスト」