くらし情報『「マスクしていても苦しくない」は酸素不足の状態!? 更年期症状を改善する呼吸法とは【医師監修】』

2023年3月8日 03:10

「マスクしていても苦しくない」は酸素不足の状態!? 更年期症状を改善する呼吸法とは【医師監修】

酸素不足が続くと頭痛やイライラ、眠気、だるさといった症状が進行していきます」(駒形先生)

それではどうすれば良いのかというと、肺呼吸がとても大切だそうです。

「酸素を体に取り込む際に必要なガス交換をおこなっているのは肺です。鼻から酸素を吸いながら胸郭を広げて、胸を開きながら肺に酸素を送り、そして、そのあとにおなかをへこませて横隔膜を押し上げることで、二酸化炭素を限界まで吐き切ります。しっかり肺の機能を使って吐き切ることで、必要な酸素を十分に取り込むことができます」(駒形先生)

肺呼吸は更年期症状にも効果が

肺呼吸


肺呼吸は体内にしっかり酸素を届ける以外にも、更年期の女性にとってうれしい効果が期待できると言います。
「女性ホルモンは脳の視床下部から脳下垂体へ、そして卵巣へと指令が伝えられ分泌されます。この視床下部には自律神経をコントロールする働きもあるため、更年期に女性ホルモンが急激に減少すると、司令部の視床下部にも影響し自律神経も乱れてしまいます。自律神経は全身に張り巡らされていますが、唯一、自分で動かしてコントロールできるのが横隔膜。横隔膜を肺呼吸で刺激することで自律神経を整えることができます」

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