くらし情報『「あんなに痛かったのに」超絶痛かった子宮体がん検査後の医師の言葉にモヤモヤ #子宮筋腫で開腹手術 9』

2023年5月26日 08:10

「あんなに痛かったのに」超絶痛かった子宮体がん検査後の医師の言葉にモヤモヤ #子宮筋腫で開腹手術 9

日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。

【天神先生からのアドバイス】
子宮体がん検査は、子宮内腔に細いチューブのような器具を入れて内膜を擦って細胞を採取する検査です。子宮筋腫や子宮内膜症があっても特に強い痛みが発生することはありません。ただし、子宮の入口が狭い人、つまり出産経験のない人や、帝王切開をされた人、閉経後の人の場合は器具が入りにくいことがあり、その際に痛みを生じます。そのため、力を入れていると余計に痛みを感じやすくなります。


また子宮内膜が薄い時期に採取すると十分な細胞が取れないときがたまにあります。しかし、手術前の検査としては悪性のものを除外しておく必要があるので必ず施行します。

著者/菜留子
20代で甲状腺がん(甲状腺ろ胞がん)、アラフィフで子宮筋腫(子宮内膜症、子宮腺筋症も)で全摘出。現在は、更年期障害でいろいろなことが面倒くさいアラフィフ独身、高齢の母と暮らしている。

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