2023年8月18日 08:10
パニック障害、不安障害、うつ病…毎日必死で頑張っていた私を襲った病気に気付かされたこと
必死で呼吸をしようとしていると、だんだん上半身が動かなくなってしまいました。
怖くなった私は夫に救急車を呼んでもらい、待っている間にも「自分は死んでしまうのか……」「嫌だ、子どもたちを残して死にたくない」「早く助けて……」と心の中で必死に叫んでいました。
病院に着いてもなかなか呼吸が落ち着かなかったので、CTを撮り、血液検査をしたのですが、異常は見られず。看護師さんの指導通りの呼吸をすると、いったんは落ち着くものの、油断するとまた呼吸が荒くなる……ということを繰り返していました。
結局、病院に運ばれて6時間ほどしてから私の状態は落ち着いていきましたが、時間が遅くなってしまったのでその日はそのまま病院で寝かせてもらうことに。翌日の早朝、家に帰ることができました。
医師からの診断は…
次の日、私は「過換気症候群(かかんきしょうこうぐん)」と診断を受けました。私の上半身が動かなくなったときに、胸の前で手をすぼめるように硬直していたことがこの病気の特長の1つだったため、そのように診断されたようでした。
それからは日常生活の中でもたびたび呼吸が苦しくなることがあり、なぜか買い物のレジ待ちをしているだけでも息苦しくなるように。