くらし情報『更年期の代表的な症状って? のぼせ、ほてり、発汗があるときの治療と受診の目安【更年期の基礎知識4】』

2023年8月7日 10:10

更年期の代表的な症状って? のぼせ、ほてり、発汗があるときの治療と受診の目安【更年期の基礎知識4】

【2】漢方療法
また、症状によっては漢方療法も有効です。代表的な漢方は、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、加味逍遥散(かみしょうようさん)などがあります。漢方は2週間から1カ月使用して効果を確認し、ラクになった感じがなければ処方内容を変更して、本人に合った漢方薬を見つけていきます。

【3】セルフケア「自立訓練法」
更年期の代表的な症状って? のぼせ、ほてり、発汗があるときの治療法は?【更年期の基礎知識4】
セルフケアの一つとして、自立訓練法があります。薬物治療ほどの効果は期待できませんが、これをおこなうことで自己コントロール力が身につき、症状緩和につながることもあります。

●静かに落ち着ける場所で椅子に座るか、あお向けで横になり目を閉じます。下の7項目を唱えながら、その状態になるように気持ちを向けます。
①気持ちがとても落ち着いている。

②手足が重い。
③手足が温かい。
④心臓が静かに打っている。
⑤呼吸がラクになっている。
⑥おなかが温かい。
⑦額が涼しい。
●終了のための消去動作をおこないます。
①手足が軽い。

②手足の温かさが引いてくる。
③おなかの温かさが引いてくる。
④額の涼しさが引いてくる。
⑤気持ちがとても落ち着いている。

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