【知って得する!保険の基本】Q:学資保険の申込時に、医師の診査や健康状態の申告は必要ですか?
質問:学資保険の申込時に、医師の診査や健康状態の申告は必要ですか?
プランによって異なりますが、一般的に健康状態の申告が必要です。
なぜ、健康状態の申告が必要なのか
学資保険には「保険料の払込免除特則」や被保険者であるお子さま向けの「医療保障特約」が用意されています。
これらの保障には、多くの生命保険のプラン同様、健康状態が良好でないと加入できません。そのため、加入時にはそれぞれの保障の対象となる方の健康状態について、申告することが必要になります。
誰の健康状態を申告するのか
■保険料の払込免除特則を付加する場合は「契約者」の健康状態の申告が必要です。
学資保険の多くのプランには、保険料の払込免除特則が付加されています。
保険料の払込免除特則とは、契約者の方が保険期間中に「死亡または所定の高度障害状態」に該当した場合、その後の保険料の支払いが免除された上、予定通りの「祝い金」「満期金」が受け取れる特則です。
そのため、学資保険に加入する際には、契約者となる方の健康状態について申告する必要があります。
健康状態が良好でない場合には、学資保険への加入ができない場合もありますが、保険料の払込免除特則を付加しない場合には、健康状態を申告する必要はありませんので、加入できることがあります。
ただし、保険会社によっては、保険料の払込免除制度を取り外せない場合がありますので、あらかじめ確認しておくことが必要です。
■お子さまの医療保障特約を付加する場合は、お子さまの健康状態の申告が必要です。
学資保険にお子さまの医療保障特約を付加する場合には、お子さま自身の健康状態を申告する必要があります。
保険料払込免除特則の場合と同様に、お子さまの健康状態が良好でない場合には、医療保障特約を付加することができないことがあります。