【保険料月1万円以下で豊かに暮らす】第15回目 40代は保障の見直しどき 子どもの成長などに合わせてスリムに
不妊治療をやめて子どものいない生活を選択した場合は、パートナーの就業状態によって生命保険の見直しを行いましょう。パートナーが専業主婦(夫)の場合、再就職するまでに時間がかかる可能性があります。だいたい5年分の生活費相当額を死亡保障として備えておくことをおすすめします。お互いに万一のことがあったとしても自力で生活していける場合は、死亡保障よりも医療・がん・介護保障に主軸を置くのが吉。シングル同様に、生きるための保険に切り替えるのがよいかもしれません。
転職や独立をした場合は、これまでと保障の必要性が変わる可能性が高くなります。特に会社員から個人事業主になると、それまで当り前のように保障されていた健康保険の傷病手当金や死亡退職金(弔慰金)、遺族厚生年金などがもらえなくなります。自助努力で備えておかなければいけない部分が増えるのです。
会社員から独立開業をする場合は会社を辞める前にファイナンシャル・プランナーなどに相談してください。独立をすることで家計にどのようなインパクトを与えるか、事前に調べておくことをおすすめします。
コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)
CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士
関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。
家計アイデア工房 代表
※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。
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