くらし情報『数十年後に発症!?アスベストが与える人体への影響とは【不動産用語集】』

2017年12月13日 06:30

数十年後に発症!?アスベストが与える人体への影響とは【不動産用語集】

発がん性のリスクも?!アスベストとは。【不動産用語集】


アスベストとは

アスベストとは


アスベストとは、石綿(地中から産出される繊維状ケイ酸塩鉱物)のことをいいます。このアスベストは単一的なものではなく、その種類を6種類に分けることができます。

たとえば、石綿製品の9割以上を占める白石綿(蛇もん石族)や吹付石綿として使用される角閃石などがあります。
角閃石にはクロシドライト(青石綿)、アモサイト(茶石綿)、アンソフィライト石綿、トレモライト石綿、アクチノライト石綿などがあります。

これら石綿は、細かな繊維状でできているため、熱や摩擦、酸やアリカリに非常に強く、そのうえ変形しにくいといった特徴がみられます。
建物の屋根などに使用される石綿は、その効用性から摩擦材や断熱材として使用されていました。

しかし発がん性物質であることがわかり、平成16年にその使用が禁止されました(吹付アスベストの場合は昭和55年)。

アスベストが与える人体への影響とは

アスベストは建材には適しているが、人体にはやさしくないということが先述でわかりました。石綿は繊維が非常に細かく、そのため息を吸い込んだ際に肺に突き刺さり、抜けることなく体内に残り続けます。
これが肺がんや中脾腫などを発症させる原因であることが判明しました。

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