くらし情報『数十年後に発症!?アスベストが与える人体への影響とは【不動産用語集】』

2017年12月13日 06:30

数十年後に発症!?アスベストが与える人体への影響とは【不動産用語集】

正確には、アスベスト(石綿)の粉塵が原因ですが、これによる人体におよぼす影響にはどのようなものがあるのでしょうか。

アスベストによる人体への影響3つ
  • 肺がん
  • アスベストには潜伏期間があり、アスベストが体内にばく露(散在)してから発症するまでに15~40年ほどかかります。

    つまり、アスベストを吸い込んだ当時はなんともないのですが、数十年後してから急に体調が悪くなり、その原因がアスベストだった、なんてケースが多いということですね。

  • 中脾腫
  • がんの一種であり、胸膜や腹膜などの中脾腫肺にできる悪性のがんです。
    これも肺がんに似ており、潜伏期間が20~50年ほどあります。
  • 石綿肺
  • 咳などの症状が特徴的といえます。そのため、重症段階となると、呼吸困難に陥ります。これはアスベスト業者など、職業柄アスベストと隣り合わせの人がかかりやすいです。

上記の2つほど影響力はないのですが、10年以上アスベストの粉塵を吸いこんだ際に発症する事例が多くみられています。

まとめ

これら3つの影響要素からわかるように、がんなどへの影響はアスベストの吸収にあります。舐めたり、触ったりする分には影響力はないのですが、吸い込んだら発症の可能性があるということを覚えておきましょう。

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