くらし情報『相続って財産がもらえるんじゃないの?実は借金を相続するケースも【不動産用語集】』

2017年12月24日 06:00

相続って財産がもらえるんじゃないの?実は借金を相続するケースも【不動産用語集】

限定承認プラスの財産の範囲内でマイナスの財産を引き継ぐ方式のことをいいます。

この方式はマイナスの財産(借金)の金額が、プラスの財産より明らかに多い場合や、発覚していない借金が残っている場合などに有効です。

つまりこの方式を採用することで、マイナスの財産が後からわかったとしても、プラスの財産の範囲内でしか相続しなくて済むのです。

たとえば資産3000万円(プラスの財産)があり、後から4000万円の借金が発覚したとしても、資産3,000万円の範囲でのみ、借金を返済すればよいということになります。相続放棄プラスの財産もマイナスの財産も一切引き継がない方式のことをいいます。

相続放棄を行う選択する状況としては、
◆プラスの財産(資産)とマイナスの財産(負債)を確認したうえで、マイナスの財産(負債)の方が多い場合や
◆マイナスの財産(負債)でも、特に残しておきたい財産が無い場合
に相続放棄は有効的といえます。

また限定承認ができなかった場合にも、利用することができます。

限定承認を行うには、法定相続人全員の意思統一が必要であり、法定相続人がひとりでも限定承認に反対すれば、限定承認制度を使用することはできません。

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