くらし情報『相続って財産がもらえるんじゃないの?実は借金を相続するケースも【不動産用語集】』

2017年12月24日 06:00

相続って財産がもらえるんじゃないの?実は借金を相続するケースも【不動産用語集】

この場合に、相続放棄を行うというのもひとつの手といえます。

限定承認と相続放棄の違い

限定承認と相続放棄の共通ポイントと異なるポイントがあります。

共通するポイント
ポイント:借金などのマイナスな財産を判別する「熟慮期間がある」

借金などのマイナスな財産を判別する期間が設けられています。
そのため、法律では「相続の開始を知った日から3か月以内に相続する旨を、被相続人の住所地の家庭裁判所(以下、家庭裁)に相続する旨を申述する」必要があります。

異なるポイント
【限定承認】
「全員」でこれ(家庭裁への申述)を行う

限定承認では、相続人全員が共同でこれを行う必要があります。
誰かひとりが「イヤだ」といえば、これを行うことはできません。この点には十分注意しておきましょう。

【相続放棄】
「個人」でこれ(家庭裁への申述)を行う
相続放棄は、相続人が個人で相続するかどうかを決めることができます。
ただし、これも上記で述べたように家庭裁への申述を行わない限り、相続を放棄することはできません。

意外とこれを知らない人が多いので、注意が必要です。

まとめ

相続の種類には3つあり、その中でも「限定承認」

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