発達障害当事者の声から生まれたmahoraノートが大阪製ブランド「ベストプロダクト」に認定 大栗紙工が「大阪ものづくり優良企業賞」を受賞
昭和5年創業、年間2千万冊以上のノートを製造する大栗紙工株式会社(所在地:大阪市生野区/代表取締役社長:大栗 康英)の、発達障害当事者の声から生まれた目にやさしい「mahora(まほら)ノート」が、「大阪製ブランド」に認定され、優れた取り組みにより創出された3製品だけに与えられる「ベストプロダクト」にも選ばれました。
また、この取り組みが評価され「大阪ものづくり優良企業賞2021」を受賞しました。2022年2月8日、大阪市中央公会堂で表彰式が併催される予定です。
【困りごとを抱える人に寄り添った「mahoraノート」】
mahoraノートは、発達障害者を支援する一般社団法人UnBalance(所在地:大阪市平野区/代表:元村 祐子)と共に、当事者約100人の声を集めて開発しました。徹底的に意見を聞くなか、紙からの反射がまぶしくて文字が書きにくい、いつの間にか書いている行が変わってしまう、罫線以外の情報が気になって集中できない、という3つの困りごとにたどり着きました。それらを解決するため試作を重ねて完成したのが、「光の反射を抑えた中紙」「識別しやすい罫線」「シンプルなデザイン」が特徴のmahoraノートです。