2022年7月4日 16:30
自然や生きものと共存し、「豊かな心」を育む庭 ~様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の最新情報を公開~
庭の池を囲むKさんご一家
■自然の中で生きものに触れ、子どもの“感性”を育む
お子様の夢であった、「庭に池をつくること」が実現しましたが、実は、もうひとつの夢があり「一軒家に住めば犬を飼いたい」ということで、ご両親にお願いをしたのです。ご両親からは「せっかくいい池ができたのだから、メダカを飼ってみてはどうか。」という提案をしました。お子様も納得し、それをきっかけに、メダカとの暮らしが始まりました。
まずは、在来種の「クロメダカ」を10匹放ち、メダカが外敵や強い日差しから身を隠すことができるウォータークローバーも一緒に植えました。その後、放したメダカが卵を産み、夏前には20匹以上に増えていました。ヤゴに食べられたりして、冬の寒さで2月頃には減りましたが、また春が訪れ、暖かくなると再び稚魚が増え、ウォータークローバーにも守られたのか、今では20匹以上になりました。
上段 庭に作った池(左)、ウォ―タークローバーと放流したクロメダカ(右) 下段 妻のAさんお気に入りのスイレン(左)池にやってきたトンボ(右)
実は、ご夫妻には、子育てについてこんな考えがありました。「生きものに対して、“お世話をする”という関わり方でなく、例えば、ヤゴがきてトンボが巣立つところを自分の目で見て、その様子を眺めながら、そして楽しみながらメダカの飼育をし、生きものに触れ、自然と共存しながら命の大切さを学んで欲しい。