【先輩ママ特別インタビュー前編】親子の笑顔をもっと増やせる育児の多様性とは
―たしかに、ベビーシッターサービスは富裕層が使うイメージでした。
経沢:ベビーシッターサービスはどこも素晴らしいサービスを提供されていると思っていますが、キッズラインの仕組みの変わっているポイントは、利用者さんは自分に合ったベビーシッターを顔写真や経験、お住まいの地域、そして他の人たちの利用者レビューから自分で選び、直接依頼をかける。また、ベビーシッターさんは自分のプロフィールやスケジュールを表示し、自分の好きな時給を設定し、自分らしく働ける仕組みになっています。こうすることで日本中の誰でもベビーシッターを使えるようにしたいというのが私のビジョンです。
育児も多様性が認められるべき
―経沢さんが、お子様と接するときに気をつけていることを教えてください。
経沢:子どもの自己肯定感を大切にしています。叱ることは今も昔もしないです。また、人生はなんでも本人が決めることが大切だと思っています。親がやってほしいことを押し付けるのではなく、本人が人生を選び取っていくイメージです。私はできるだけ選択肢を提示したり増やしたりするのが自分の役割だと思っています。例えば学校選びに関しても、いくつか一緒に見学に行っても本人が「ここがいい」