【辻希美さんインタビュー後編】「今を大切に前向きに乗り越えて!」大変な幼児期の子育てを乗り越えて思うこと
―思春期の子どもの意思は尊重してあげるんですね。
辻:そうですね。でも、ワガママと思春期って紙一重で難しいところですよね。子どもがワガママで反抗している時は、もちろん私も「もう食べなくていい!」って怒ります。思春期の時期的な問題なんだろうなという空気が伝わってきたら、そっとしておきます。
―それは一番上の娘さんの子育ての時に学んだことですか?
辻:そうかもしれないです。長女は唯一の娘ですが、思春期よりも夫が娘に意見を言えないことの方がキツかったかも(笑)。娘に言いたいことや聞きたいことは全部私に言ってくるので、夫には「直接聞けばいいじゃん」って何度も言いました。それでも結局私が間に立つしかなくて。娘も聞かれたくないこともあっただろうに、夫の代わりに私が全部聞く、みたいな嫌な立場でしたね。
―上のお子さんたちは、これまで反抗期はありましたか?
辻:長女も長男も目立った反抗期はなくて。それこそ「うるせえ!」とか言われたことはありません。ただ、反応が無いタイプの反抗はありましたね。私も女性のホルモン周期とかでイライラしていると、ぶつかることもありました。
―穏やかに育児をしているイメージなので、辻さんでもそういう時があるんだと、ちょっとホッとしました。