2020年6月26日 22:45
気づいたら恋愛対象?性格が自分と真逆の男子を好きになった話
「珍しく彼が学校に来ていたので、私から話しかけたのは初めてのことでした。最初は私の話をちゃんと聞いてないような態度で嫌でしたが、発掘調査の動機だけはしっかりしていたことに驚きました」
それを機に2人の距離はグンと縮まっていきます。元々、好奇心旺盛だった恵美さん。
彼の男子トークに、自分の知らない世界があることを知ると、このときばかりは熱心な考古学より、男子の考えや行動に一層の興味を持ったそうです。
「発掘調査が泊りがけだったので、そこから中学・高校の修学旅行トークになり、『観光ありきの男子なんてまずいない』とか『決められたルートを守らない方が自由で楽しい』とか言ってくるので、彼に質問ばかりしている内に、なんだか楽しいかもって思えてきた」と心が動いたのだそうです。
■ 言い間違えで勇気にスイッチ
そのおかげで肝心の課題は進まなかったそうですが、夏休みに入ると2人で会うようになったといいます。とはいえ恵美さんには、気がかりなこともありました。
それは、自分が恋愛未経験であることを知られたら彼が離れていきそうということ。
でも、恵美さんは2人だけで会うようになって3回目のとき、胸の高まりを抑えながら積極的な行動にでました。