2016年8月18日 10:15
超現実を生きるアラフォー。まだ彼氏はいません。理想の恋愛像は…(2/2)【柴田淳「月夜はすっぴんで喋りたい」】vol.2
「日本一歌詞が暗い美人シンガー」としてバラエティ番組などでも話題の柴田淳さん。彼女の作る赤裸々な世界観の音楽は、「思わず号泣する」と同世代の女性たちの痛切な共感を呼んでいます。この連載コラムでは、そんな"しばじゅん"が「39歳独身」の飾らないありのままを綴っていきます。
第2回:『ノッティングヒルの恋人』に見る、自分の理想と重なる可愛い女性像。
簡単にあらすじをお話しすると、トップスターと冴えないバツイチ男が両想いになる話です。本当に簡単(笑)。でもこれが全てです(笑)。
まるで不釣り合いな二人、格差を乗り越えた恋、という設定がこの映画の見所なんでしょうが、私はそこは実はどうでも良く、それよりもやはり女性が告白し、更に完璧な女性にも関わらず振られてしまう、というところに一番のインパクトとメッセージを感じました。
私は、恋をしても告白することが出来ません。気がないように見せて、恋をしていることがバレないように素っ気ない振りをしてしまいます。だから相手には一向に気付かれず、挙げ句の果てには、私に嫌われてると思わせてしまったりします。本当は気がおかしくなりそうなくらい会いたいのに、人一倍強い「我慢強さ」