現在公開中の映画『とべない風船』と『天上の花』で、主演を務めている東出昌大(34)。「『とべない風船』は18年に発生した西日本豪雨をテーマとしており、東出さんは妻子を亡くした孤独な漁師を演じています。『天上の花』では戦争の時代に翻弄された詩人・三好達治を演じ、師匠である萩原朔太郎の末妹・慶子(入山法子)との愛憎劇が描かれています。東出さんは本作の舞台挨拶で、『友人の映画ライターや映画批評の方にも新境地と言っていただけた』『こんな壮絶な役を今までにやったことがなかった』と手応えを語っていました」(映画関係者)20年1月に唐田えりか(25)との不倫が報じられ、同年8月に元妻の杏(36)との離婚を発表した東出。昨年10月には『週刊文春』で、撮影のため滞在していた広島に交際女性を呼び寄せていたことが報じられた。この出来事をきっかけに、当時の所属事務所「ユマニテ」から専属契約を解消され、現在はフリーランスとして俳優業を続けている。自らの過ちによって流転生活を余儀なくされた東出。一時は不倫騒動によって表舞台から離れていたが、徐々に役者の仕事も増えてきたようだ。23年3月には、三浦貴大(37)とW主演を務める映画『Winny』も公開予定されている。いっぽう最近では、「猟師」として活動するプライベートも注目を浴びている。「東出さんはメディアのインタビューに、今春からガスや水道もない場所で“山籠もり”をしていると明かしていました。自ら畑で野菜を育て、鹿や猪などを猟銃で狩って食料にする生活をしているそうです。東出さんが狩猟免許と猟銃所持資格を取得したのは、17年に出版した写真集がきっかけ。杏さんと離婚する以前は、読書や将棋、落語といった文化系の趣味の方が知られていました。それだけに本格的なアウトドア派への“転向”には、驚いた人も多かったようです」(芸能関係者)■「言葉では説明できない、愛しくてしょうがないっていうのは『愛だな』」そんななか、YouTubeにアップされた東出のインタビュー動画が注目を集めている。『Movie collection』チャンネルが4日までに公開した『天上の花』のインタビュー動画で、東出が「愛」について語る一幕が。記者から「自身にとって『愛』とは?」と問われると、前日に海外のYouTube動画で見たチンパンジー親子を引き合いに出してこう語り出した。「チンパンジーが自分の子供が死んだと思っていたのに、その子が動き出したときにキュッって掴んでこうやって体を揺する動画があったんです。『愛だな』ってすごい思いました。もう言葉では説明できない、もう愛しくて愛しくてしょうがないっていうのは『愛だな』って思います」また狩猟で親鹿を獲った際に、近くで子鹿が泣いていることがあり、「これは愛なのか、お母さんがいないと生存できないが故に本能的に泣いているのか」と考えることもあるという。同メディアが10日までに公開した『とべない風船』のインタビューでも、“山籠もり生活”について語った東出。現在、山小屋を自力で建てていることを明かし「この冬のうちにやりたいなと思ってます」とコメント。いっぽう日々、「命ってなんだろう」と考えながら狩猟を行っているといい、動物を愛するが故の“ワイルドなエピソード”を語ったのだった。「この前も夜、車で走ってたら道路に何か落っこちてたから、降りたら鴨だったんです。転がってて。血抜きもされてないし、外傷もなかったんですけど。でも、『持ち帰ったら食べれるかな』と思って、全部毛むしって。で、開いたらやっぱり案の定、心臓発作で死んでたんです。心臓の周りがうっ血していて。そういう動物の死体も食料にできるので、無駄がないかなと思ったり」始終穏やかな口調で、笑顔を交えながら「愛」や「命」について語った東出。“ワイルドな激変生活”で培ったその感性を、演技に活かせるだろうか――。
2022年12月14日「ディナーショーが本当に楽しみです。沙也加さんの一周忌もあるので、聖子ちゃんにとっては忙しい1カ月になりますね」(ディナーショーに行く聖子ファン)恒例のクリスマスディナーショーが12月14日から始まる松田聖子(60)。昨年はまな娘の神田沙也加さん(享年35)が急逝したため一部中止となったが、今年は東京と大阪で計8公演をこなす。18日には沙也加さんの一周忌を迎えるが、聖子はときどきふさぎこんでしまうなど、いまも精神的にやや不安定だという。「11月上旬に予定されていた納骨式も取りやめになってしまいました。“大みそかは沙也加と静かに過ごしたい”と考えているようです」(聖子の知人)大みそかといえば『NHK紅白歌合戦』。聖子は出場辞退した昨年に続き、今年も出場者リストに名前がない。まだ多数の歌手たちといっしょに大舞台に立つことにためらっているようだが「躊躇している理由はほかにもあるそうです」と、聖子の仕事関係者が明かす。「聖子さんは時折“石川さゆりさんが怖い”と言っているのです」今年デビュー50周年を迎える大御所の石川さゆり(64)が怖いとはどういうことなのか。「さゆりさんと聖子さんは『紅白』の出演者全員がステージに上がる場面で、毎年のように並んで歌っています。’17年には渡辺直美さんが『去年は松田聖子さんと石川さゆりさんが手をつないで歩いていました』と語り、話題になりました。関係がとても“近い”印象ですが……」(スポーツ紙記者)だが内実は違うようだと、前出の聖子の仕事関係者は語る。「さゆりさんは相手によってガラリと態度を変えると言われています。実は、身内や後輩にはけっこうキツめに当たるんです。一方で、いつも自由に振る舞っている印象の聖子さんですが、実は周囲にとても気を使う人。それだけに、他人の一言に傷ついてしまうことも多いのです」’80年にデビューした聖子に対して、’73年デビューの石川は芸能界の先輩にあたる。しかし、あっという間にトップアイドルに駆け上がった聖子と比べて、石川はなかなか日の目を見なかった。「さゆりさんは最初アイドルとして売り出され、森昌子さん、山口百恵さんと一緒に『ホリプロ3人娘』と呼ばれていました。しかし、森さん、百恵さんに桜田淳子さんが加わった『花の中3トリオ』が断然人気を博していったのです」(芸能記者)この“挫折”を石川はバネにする。アイドルではなく歌手として成功するため、歌唱法の特訓を開始。声を震わせるビブラートの技術や、高音域で歌うファルセット唱法を磨いていく。そして’77年に『津軽海峡・冬景色』がヒットし大ブレークを果たした。今や日本を代表する歌い手となった2人だが、初期の経歴は好対照だった。前出・仕事関係者が2人の関係をさらに語る。「聖子さんにとってさゆりさんは芸能界の先輩であると同時に、堀越高校の先輩。それに加えて、2人はともに九州出身で、同郷の上下関係もある。聖子さんは常にさゆりさんを立て続けています」■「津軽海峡」と「天城越え」だけのジレンマ石川さゆりの“いびり”ともいえる目下に対する扱いについて、実際に体験した映像関係者が語る。「石川さんは撮影現場では完全に女王様。レコード会社の方たちも常にご機嫌をうかがっていました。私は初対面でしたが石川さんの口調がキツくて……。自ら現場の指示もされるので、段取りがかき乱されましたし、制作費に収まらない着物を撮影当日に突然提案されたのは、大変困りました」よく言えば天真爛漫、悪く言えば空気を読まない石川さゆり。彼女自身も雑誌のインタビューで、こんなことを語っている。《デビューした年に忘年会のステージで自己紹介するとき、「美空ひばりさんはひばり節、島倉千代子さんは島倉節…。私も早くさゆり節が歌えるようになりたいと思いまーす」って挨拶したら、(ひばりさんに)「こっちにいらっしゃい」って(笑)》(『週刊文春』 ’04年7月22日号)また、石川を知る音楽関係者は、彼女の『紅白』に対する悩みを明かしてくれた。「石川さんは’77年以来、出産準備の’83年を除いてずっと『紅白』に出場しています。当然、紅組最多出場歌手としてのプライドは高い。ところが歌う曲目は『津軽海峡・冬景色』と『天城越え』だけ。毎年この2曲を交互に歌う慣例に縛られているジレンマに、さゆりさんはいら立っているのです」私生活でも2人は異なる。石川は23歳で結婚し、一人娘を出産。31歳で離婚して以来、シングルマザーとして娘を育ててきた。一方で聖子は、これまでに結婚と離婚を繰り返している。「さゆりさんが聖子さんに対して『あなたは自由にできていいわね』と言ったことがあるそうです。『紅白』でもある程度歌う曲を選べて、女性としても恋愛を繰り返す聖子さんへの羨望があったのかもしれませんが、さゆりさんの辛口な物言いを受け止め続けていた聖子さんにとって、その一言がトラウマとなってしまったそうです」(前出・仕事関係者)冒頭の聖子の知人が付け加える。「沙也加さんを失った不安定な精神状態でまた何か言われたら、と不安に思っているようです」それでも聖子の『紅白』出場を楽しみにする視聴者は多い。サプライズは果たしてあるか。
2022年12月14日メディア各社の内閣支持率が、依然として下落傾向に歯止めをかけられない局面に苦しむ岸田文雄首相(65)。懸案だった今年度の第二次補正予算や旧統一教会などの被害者救済法が成立したものの、早くも来年の通常国会でも難しい局面が続きそうだという。「岸田首相は、補正予算の規模を巡り自民党内でも安倍派との軋轢が広がったうえに、被害者救済法も連立を組む公明党や野党との板挟みになり、非常に神経をすり減らしながら通したような状況です。臨時国会の会期末以降は来年度予算の議論が始まります。来年度以降に増額が決まった防衛費の財源について、すでに党内で意見対立が起きており、首相も頭を抱える局面はしばらく続きそうです」(政治部記者)そんななか岸田首相がもっとも心を許して話せるのは、側近の中でも長男の岸田翔太郎首相秘書官(31)だろう。「翔太郎氏は、今年10月4日付で政務担当の首相秘書官に就任。就任当時は内閣支持率が続落し始めた時で、党内からは『タイミングが悪すぎた』という声も上がったうえ、『身内びいきという批判が集まりすぎる』『世論に鈍感すぎ』という厳しい批判すらありました。岸田首相の側近たちからも、『ここまで批判が広がるとは思わなかった』と困惑する声が漏れていました。首相は、『休日、深夜を問わず発生する危機管理の迅速できめ細かい報告体制、党との緊密な連携、SNS発信への対応』を期待して起用したと国会で説明していましたが……」(前出・政治部記者)あれから2カ月ほどたち、肝心の翔太郎氏の人柄や仕事ぶりについては、こんな評判が聞こえてくる。ある官邸関係者はこう話す。「明るくて人懐っこく、話しぶりもしっかりとしているという印象があります。ほかの秘書官より早く出勤して、さまざまな雑務をこなしているようですよ。もともと、岸田事務所から首相秘書官が来ていて、岸田事務所で公設秘書を務めていた翔太郎さんと彼が交代する形で官邸に入りました。しかし、首相秘書官とは通常、議員事務所のベテラン秘書や、官庁から“脂の乗った”エース級の官僚が出向して就くポストです。官庁から来る秘書官の場合は、お付きの職員もいっしょに官庁から送り込まれてきます。また現在の首席秘書官である嶋田隆さんは、経産事務次官を務めており、霞が関の酸いも甘いも知悉したベテランの官僚です。官邸と各官庁との折衝は嶋田さんを筆頭に官庁から来た秘書官で回しており、翔太郎さんができることはほぼありません。いちおう政務担当ということで、岸田総理の政治日程や与党など関係各所の連絡調整役を担うということになってはいますが、もともと政務担当秘書官は嶋田さんがやっており、翔太郎さんの着任で嶋田さんが政務担当から外れたわけではありません。いつも秘書官室の自席で、真剣そうな表情でPCに向き合って仕事をしている姿を見かけます。でも、とくに大きな仕事をしているという印象は薄いですね。彼に職員がついているわけでもありませんし、権限があるわけでもないので、無理もないのですが……」■秘書官就任は「後継者育成」の定番翔太郎氏は、慶應義塾大学卒業後、三井物産を経て岸田事務所入り。当初から、岸田首相の「後継者」と目されていた。ある自民党幹部はこう話す。「当初から、岸田総理の地元選挙区を将来継承することを期待されており、経験を学ばせるために官邸に秘書官として入ることになりました。何か能力を生かしてほしいという期待を岸田総理は口にしてはいるものの、実際には後継者育成という意味合いが大きいのです。首相の子息が秘書官になったケースは過去にもあって、福田康夫元総理が長男の福田達夫さん(現・自民党筆頭副幹事長)を首相秘書官に就けたことがあります。首相秘書官や大臣秘書官に、自分の子供などを就けることは、永田町では昔から定番とされてきた“後継者の育成方法”といえます。首相秘書官は、総理が官邸幹部や官庁のトップ、与党幹部らが議論する場や、政治的な決定を下す過程、政権運営の最前線に立ち会う立場です。その場にいるだけでも、絶対に官庁や民間で積むことができない貴重な“学び”となるわけですし、幅広い人脈を築き上げることができるのです。ただ個人的には、岸田総理が翔太郎さんを首相秘書官に着任させるタイミングがとにかく悪かった。『就任直後に就けていれば、ここまで批判されることもなかっただろうに』という声も聞こえます。内閣支持率が下落している中、批判されることが見えているのに人事を進めたという点でいえば、総理も不用意であったのではと思います」12月11日に、安倍晋三元首相の実弟である岸信夫首相補佐官(63)が次期衆院選に立候補せず、引退する意向を示したことが報じられた。後継は、秘書で長男の岸信千世氏(31)だという。「岸氏は`20年9月から`22年8月まで防衛相を務めていましたが、就任前から“健康不安説”が囁かれていました。岸氏の防衛相就任とともに、信千世氏はフジテレビを退社し大臣秘書官となっていたため、当時から“後継指名だ”“早晩禅譲か”などとも言われていました。報じられてすぐに世襲による継承に早速批判が集まっています。政治家を“家業”とするために、子息を事務所秘書や大臣秘書官に就けることが半ば当然視されている自民党の常識には、さらに“身内びいき”ということで世論の風当たりも強くなっています」(前出・政治部記者)今年の国会は乗り切ったかに見える岸田首相。政権への“北風”は弱まるどころか、より強まっているーー。
2022年12月14日今年“トレパク疑惑”が物議を醸したイラストレーターの古塔つみ氏。もともと古塔氏は人気音楽ユニット「YOASOBI」のキービジュアルなどを手がけ、若者を中心に広く支持されていた。ところが1月28日、YouTuber・コレコレの行ったライブ配信で「写真家らの作品をトレースしたような跡がある」とのタレコミが。その後、ネットを中心に「古塔氏の発表してきた作品には、他者の写真や作品画像をトレースして盗作(パクリ)したようなものが複数ある」という“トレパク騒動”が起こった。2月3日、古塔氏はTwitterで《引用・オマージュ・再構築として制作した一部の作品を、権利者の許諾を得ずに投稿・販売してしまったことは事実です》との声明を発表。いっぽうで《写真そのものをトレースしたことはございません。模写についても盗用の意図はございません》《クライアントワークは全てオリジナル作品です》とも綴っていた。その際、《真摯に対応して参ります》とも述べていた古塔氏。しかし2月5日、YouTuberのコレコレは生配信で「企業に対する謝罪文で、『ネット上の憶測には惑わされないようお気を付けください』と書かれている」と明かしている。「騒動によって古塔氏はTwitterを停止し、今後はInstagramのみで発信していくと発表しました。幕引きを図ろうとしたのでしょうが、その後もアパレルブランド『ANARC』のTシャツやパーカーに提供したイラストに描かれているバイクが、大友克洋氏の人気漫画『AKIRA』に登場する主人公・金田のバイクに酷似しているとの指摘が相次ぎました。さらに古塔氏は音楽雑誌を出版する『ロッキング・オン』が手掛けるアパレル商品に、“頭にギターを乗せている女性”のイラストを提供していましたが、騒動がキッカケとなり『女性ギタリストがTwitterに投稿した写真を左右反転にして描いたのでは』と疑問視されることに。企業は商品を販売停止にするなど、対応に追われることとなりました」(広告関係者)そんな古塔氏が復活の狼煙を上げたのは、騒動から半年後となる8月8日のこと。Instagramに15回連続で白一色の画像をアップした後、「新しいスタジオを立ち上げた」などと英語で投稿したのだ。それ以降、騒動に言及することなく作品を次々とアップしている。さらに現在、古塔氏は「OpenSea」というNFT(代替不可能なトークン)のオンラインマーケットプレイスで、作品をオークション形式で販売している。「“SHiELD:AGE“ by Cotoh Tsumi」と名付けられており、その作品数は3333。ヘルメットを被った男女のバリエーション違いの絵が並んでいる。各作品の販売金額はまちまちだが、1番高いもので19.99ETH(イーサリウム。NFTで利用される通貨)。1ETHが17万1922円(12月13日1時時点)なので、計算すると約343万円になる。古塔氏の復帰に対して、Twitterでは《古塔つみ、しれっと復活してNFT売ってるんか》《古塔つみ氏NFT売ってるの…倫理観どうなってるんだ…》と厳しい声も上がっている。“トレパク騒動”のイメージ払拭は、なかなか難しそうだ。
2022年12月14日防衛費増額の一部財源を増税で賄う考えを巡って連日、厳しい批判に晒されている岸田文雄首相(65)。にもかかわらず、岸田首相がさらなる“燃料”を投下した。防衛費の増額を目指す岸田首相は、12月8日に27年度以降に必要な4兆円のうち1兆円強を増税で賄う意向を示した。しかし、収束の兆しが見えない物価高やかつてない円安の影響によって、国民の生活が逼迫するなかでの、“増税宣言”が支持されるはずもなかった。SNSやネットニュースのコメント欄には、岸田首相への批判が殺到。自民党内部からも異論が噴出し、12月9日に行われた党の会合は増税反対派からの怒号も飛び交ったという。そんななか、12月13日に行われた自民党の役員会で岸田首相から驚愕の発言が飛び出した。各メディアによると、岸田首相は防衛増税についてこう発言。「防衛力の抜本強化は安全保障政策の大転換で、時代を画するものだ。責任ある財源を考えるべきで、今を生きる国民が自らの責任としてその重みを背負って対応すべきものだ」さらに岸田首相は、「経済あっての財政との立場」とした上で、「自らの暮らしを守り、国を守るという国民一人一人の主体的な意識こそが何より大切なことはウクライナの粘り強さが示している。このことも十分念頭において議論を進めてもらいたい」とも語ったという。増税宣言への悲鳴が上がる状況下で、防衛費増額は“国民の責任で対応すべき”とした岸田首相には、ネット上から憤怒の声が湧き上がっている。《責任転嫁もいい加減にしろと言いたい。まず、ご自分が日本の政治家としての責任を果たしてからにしろ》《なにが国民自らの責任だよ。自分たちは政治家は何の責任もとらず、負担もしないくせに。責任転嫁も甚だしい》《自分達が勝手に決めた事について、国民に責任を擦り付ける、最低の宰相です》元大阪市長の橋下徹氏(53)も同日、Twitterで《旧文通費、立法事務費の廃止を含めた抜本的見直し、政党交付金の政党内部留保の毎年全額返金、企業団体献金の廃止、政治献金への課税、組織活動費への領収書添付をやってから国民の責任や!》と怒りを見せていた。そんな岸田首相とは対照的に、SNS上でにわかに評価を上げているのが自民党の高市早苗経済安全保障担当大臣(61)だ。高市大臣は12月10日、防衛増税についてTwitterで《企業が賃上げや投資をしたら、お金が回り、結果的に税収も増えます。再来年以降の防衛費財源なら、景況を見ながらじっくり考える時間はあります。賃上げマインドを冷やす発言を、このタイミングで発信された総理の真意が理解出来ません》と“身内”ながらも公然と批判。そして13日の閣議後記者会見でも、この呟きについて「閣僚の任命権は総理なので、罷免されるのであればそれはそれで仕方ないという思いで申し上げた」と覚悟を見せていた。罷免も恐れず増税を真っ向から批判する高市大臣に対して、SNS上ではエールとともに「#高市早苗さんを総理大臣に」というハッシュタグをつけた投稿が増え続けている。
2022年12月13日岸田文雄首相は12月10日の記者会見で、2023年度より出産時の保険給付として、出産育児一時金を子どもひとりにつき42万円から50万円に引き上げると発表。子育て世帯の負担を軽減して、少子化対策を強化する狙いだ。出産育児一時金制度とは、出産に関する費用負担の軽減のために、公的医療保険(健康保険、共済など)から出産時に一定の金額が支給される制度。現在、1児につき42万円が支給されているが、出産費用(正常分娩(ぶんべん))自体が自由診療で年々上昇しており、全国平均が約47万3000円と一時金を上回っているため、増額の検討が続けられてきた。平成6年に一時金の制度が創設されて以来の最大の引き上げ幅となる。だが、大幅に8万円も増額されるなか、もっぱらSNSでは厳しい意見が乱立する。《8万円増額するなら、病院から請求される出産費用も8万円上がるだけなのでは?》《出産一時金の増額の50万、プラスかと思ったら総額かーーい!ショボ過ぎる…これで少子化対策になると本気で思ってるなら頭お花畑過ぎるな》国勢調査の「子供の数および割合の推移」のグラフを見ても、1959年には15歳未満の子どもの割合は人口の35.4%だったところ、2022年4月1日現在は、子どもの割合は11.7%にまで落ち込んでいる。それほどまでに少なくなった子どもの数なのに、最近10月に打ち出されたのは0-2歳児限定の、現金ではなく「子育てクーポン」での支援だったり、国民の1割しかいない子どもへの児童手当にすら所得制限を設け、全員に行き渡らなかったり、どうにも政府が本当の“子育て支援”に乗り出しているようには到底見えないのだ。《出産育児金が増えてもね、違うのよ、そこじゃないのよ。産んでからなのよ、お金かかるのは》《出産育児金が50万になっても…ありがたいだろうけど、なんか違くて。 仕事復帰のタイミングでスムーズに保育園に入れるとか、小学生高学年まで時短義務化にするとか、子ども体調不良時のサポート体制をしっかりさせるとか、そういう部分、充実させてくれないですか…》岸田政権は、子育てなど重視の「子どもまんなか社会」の実現を政策目標に掲げると表明した。23年4月にはこども家庭庁も発足する。そこまでこどもを重視し、社会で育てると舵を切ったはずなのに、実際の子育て世代の声が届いているようには思えない施策が続くばかり。「出産費用をまかなえば出産する人が増える」といった単純な問題ではない。産んで終わりではないのだ。妊娠、出産、子育て、教育……。一時的な目先のお金だけではなく、子どもが成人するまでの継続的なサポートが切に望まれる。
2022年12月13日11月28日に亡くなった俳優・渡辺徹さん(享年61)の死因は「敗血症」と発表された。細菌やウイルスの感染症がきっかけで免疫の制御ができなくなり、最悪の場合は死に至るという恐ろしい病気だ。また、新型コロナ感染症の重症者で、呼吸障害から多臓器不全となり死亡する症例の多くも、この敗血症によるものである。「何らかの感染症にかかると、体内では免疫反応として炎症が起き、病原体を攻撃したり、障害を受けた部位を修復しようとします。これらの制御がうまくいかなくなると臓器障害につながり、血圧や心拍出量の低下から循環不全を起こし“敗血症性ショック”に進行していきます。循環不全により心臓や肺などの臓器に十分な血液を届けられなくなることで、多臓器不全となってしまうのです。渡辺さんは糖尿病や腎不全などの持病があり、人工透析をしていたというので、感染症と闘い切るだけの体力が持たなかったのかもしれません」そう話すのは、救急科専門医で薬師寺慈恵病院の薬師寺泰匡院長。健康な人でも、思わぬことから突然、死の危機に瀕することがあるという。たとえば、海岸で貝殻を踏みつけて足をけがして、そこから細菌が入り、症状が悪化して敗血症で亡くなるといったケースが報告されている。「日本敗血症連盟」が’21年9月に公表した調査によると、国内での敗血症患者数は、’10年に11万人だったのが、’17年には36万人に急増。’20年以降は新型コロナの感染拡大で死亡者数はさらなる増加が懸念されている。「医師が診療の中で保険請求をするときに、おそらく元の感染症の病名をつけることが一般的で、敗血症とか敗血症性ショックという病名をつけられていないというケースも多く、正確な患者数・死亡者数ははっきりとはわかっていません。海外の報告などを参考にすると、日本では最低でも年間10万人程度が敗血症で亡くなっていると考えられています。きっかけとなる感染症は肺炎や尿路感染症、腹腔内の感染症が多いのですが、最近では新型コロナやインフルエンザ、ノロウイルスのほか、手足の傷口から敗血症になることもあります。動物にかまれることも原因になります」(薬師寺院長)■血圧を正常に保てなくなると死亡率が約4割に…敗血症自体での死亡率は10%程度といわれている。しかし、血圧を正常に保つことができなくなり血圧を上げる昇圧剤の投与が必要な状態になると、死亡率は40%程度にまで急激に上がってしまうという。「感染症から敗血症になる段階を線引きするのは難しいため、呼吸が速くなる、脈が速くなり始めたなど、体が必要以上の反応をしていることに早く気づくことが大切です」(薬師寺院長)発熱しても「ただのかぜ」と考え、市販の薬を飲んで寝ていれば治ると思う人も多いため注意が必要だ。発熱のほかに、動悸や息切れがする、手足や体が震える、強い筋肉痛がある、尿の量が減ってくる乏尿、皮膚の色が悪くなる、意識がもうろうとするなどといった異変も体のSOSである可能性が。気になる症状が現れたら、早めに医療機関にかかるようにしたい。「糖尿病の人は特に血糖値のコントロールが必要となって治療が複雑になるほか、糖尿病以外にも脂質異常症、高血圧などの生活習慣病はいずれも敗血症のリスク因子です。男性、女性を問わず生活習慣病を抱えている人は感染症にかからないよう注意し、いざというときは早めに受診してください。このほか、免疫が低下している妊婦さんや新生児、高齢者、慢性疾患を抱えている人、入院中の患者さんなどもハイリスクと考えられますので、十分に気をつけましょう」(薬師寺院長)ふだんから免疫力を高めるために睡眠をしっかり取り、暴飲暴食は控えるなど、規則正しい生活を心がけよう。冬は細菌やウイルスなどの感染症が流行するが、たかが感染症と甘く見ないこと。思わぬ症状の悪化を招くことのないよう、自分や家族の健康を守ろう。
2022年12月13日2022年も残すところあとわずか。12月12日、師走の恒例行事である今年の世相を一字で表す「今年の漢字」が、京都・清水寺で発表された。応募総数約22万3000票のなかから、1万804票を獲得した「戦」が1位に選出。主催する「日本漢字能力検定協会」によると、ウクライナ侵攻や北朝鮮によるミサイル発射によって「戦争」を意識した人、円安・物価高など生活の中で起きている身近な影響を意識した人が多かったという。そんななか、岸田文雄首相(65)が同日21時半ごろに自身のTwitterを更新。表明した自身の「今年の漢字」が物議をかもしている。《今年の漢字が発表されましたが、私の今年の漢字は「進」です》と投稿した岸田首相。続けて、《歴史を画するような様々な課題に対して、悪質な献金被害の救済新法や防衛力の抜本強化、新しい資本主義の具体化などを、一つ一つ進めており、また、来年も進めていきます》と意欲を示した。このツイートは13日15時までに1.3万件以上リツイートされている。ところが、1.1万件以上がついたコメント欄には否定的な反応が相次ぎ、大荒れとなっているのだ。《爆速で後退してる》《検討しかしてないのに「進」は流石に草。進んだのは増税だけなんだよなぁ。》《岸田総理が進んでいるのではない。日本が後退しているのだ》《は?税金上げようとしているのに何が「進」だよ。 今年の漢字は「税」じゃ!》それもそのはず。岸田首相は8日、防衛費の増額をめぐって27年度以降に必要な4兆円のうち、1兆円強を増税でまかなうと表明したばかり。全国紙記者は言う。「24年度以降から段階的に増税し、財源は法人税、たばこ税、東日本大震災の復興特別所得税を充てる方針です。しかし、『個人の所得税負担が増加する措置は行わない』と説明した岸田首相ですが、財務省は法人税だけではまかなえないとの見解を示しているそうです。かたや原材料や物流費の高騰、円安の影響によって、食品や電気代の値上げが相次いでいます。JRや私鉄各社でも来春から運賃の値上げに踏み切るなど、国民の生活は苦しくなるばかりです。そうした負担感を理由に、今年の漢字に『戦』を挙げた人もいたといいます。政府からは歳出削減への積極的な取り組みは見受けられませんし、岸田首相は増税ありきで政策を進めようとしているように思えてなりません」報道によると13日の自民党役員会では、防衛費の増税について「今を生きる国民が自らの責任としてその重みを背負って対応すべきもの」と語ったという岸田首相。一方的ともいえる“決断”には、閣僚からも異論が上がっている。高市早苗経済安全保障相(61)は10日、Twitterで岸田首相が増税発言をした政府与党連対策懇談会に呼ばれなかったと明かし、《反論の場も無いのかと、驚きました》とツイート。続くツイートでも、《賃上げマインドを冷やす発言を、このタイミングで発信された総理の真意が理解出来ません》と反論した。NHKが12日に発表した世論調査では、岸田内閣を「支持する」と答えた人は36%で、「支持しない」と答えた人は44%と支持率の低下が目立った。国民を逆なでする岸田首相の「進」に対して、SNS上では“退陣”を求める声も上がっている。《早く退陣の検討を加速して下さい》《来年は退でお願いします。今すぐでも良いです》《「退」の方で、何卒よろしくお願いいたします。 是非、退陣の検討の方、「進」めてください》
2022年12月13日12月6日、YouTubeが日本国内の年間ランキングを発表。「国内トップトレンド動画」や「国内トップ音楽動画」、「国内トップ登録者増加クリエイター」など6部門に分けて上位トップ10が選出された。「『トップトレンド動画』では、HIKAKINが SEKAI NO OWARI のボーカル・Fukaseとコラボした『Habit』の再現MVが1位でした。また『トップ登録者増加クリエイター』『急成長クリエイター』部門では、料理や整体師、ゲーム制作など専門分野に特化したコンテンツも。YouTubeの調査によると、ユーザーの93%が『情報や知識を得るためにYouTubeを使用している』と回答したそうです。昨年もこうした傾向があり、“学び”のジャンルは成長を続けています」(WEBメディア記者)多種多様なコンテンツが賑わういっぽう、最近ではトップYouTuberたちに“異変”が起きているという。解散や活動休止を発表する古参YouTuberも出てきている。11月30日に「令和の虎CHANNEL」で公開された動画では、ゲスト出演したラファエル(登録者数181万人)が厳しい懐事情を明かす一幕があった。広告収入と企業案件を主軸に収益を上げていくYouTuberのビジネスモデルは、「そのうち終わると思う」と予想したラファエル。実際に、「広告収入は10分の1になっています。多分ほとんどのYouTuberがそうだと思います」と告白。さらに最近の傾向として「専門YouTuberが多すぎて。(中略)“ホンモノ”が出てきてるんで。逆にいうと、専門に興味がある人しか見ないんで」と語った。ヒカル(登録者数485万人)も12月7日に公開した動画で、総額1億円をかけた企画「下剋上」シリーズが6本とも100万回再生に届かず「思ったほどの成果は得られなかった」とコメント。“釣りタイトル”の動画を出すなどしたことから、登録者数も「5000人ほど減った」と漏らしていた。■コムドット、昨年の新規登録者数は250万人も今年は85万人に激減そんな彼らと同じように、苦戦を強いられているトップYouTuberが。18年に結成された、幼馴染5人組のYouTuberグループ・コムドット(登録者数385万人)。「地元ノリを全国ノリに」をスローガンに掲げ、破竹の勢いでスターダムを駆け上がってきた。20年12月には、Twitterで《全YouTuberに告ぐ コムドットが通るから道をあけろ 俺らが日本を獲る》と宣戦布告をしたことも。コムドットは毎年のように登録者数の目標を掲げて、着実にその数をクリアしてきた。19年に10万人、翌20年に50万人を達成。徐々に認知度を上げ、21年には年内目標の300万人を達成し、1年間で約250万人もの新規登録者を獲得したのだった。同年4月にはアパレルブランド『Birdog』を立ち上げ、ファッション雑誌の表紙を飾った。さらにバラエティ番組やCMなど地上波にも進出し、同年12月に発売した初の写真集『TRACE』は男性歴代1位を記録するなどの快進撃を見せた。ところが、そんなコムドットでさえも今年に入ってから登録者数の伸びが鈍化しているのだ。年内目標400万人を掲げているが、現時点までで獲得したのは約85万人。直近の11月は約6万人、12月に入ってからは5万人しか増えておらず、あと半月で15万人増やす必要がある。危機に直面しているトップYouTuberたち。いったいYouTube界では、どのようなことが起きているのだろうか?ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「いま、『登録しているけど見ていない』という“幽霊登録者”が、結構な数に達しているのではないでしょうか」と推測し、その要因を次のように分析する(以下、カッコ内は井上氏)。「ひとつは視聴者側の世代交代です。いまの若い世代に話を聞くと、TikTokやInstagramのショート動画などが主流になってきて、YouTubeによくある20~30分の動画は長くて見ていられないそうです。ですので、イベント的なことを行って『登録してね』と呼びかけても、届いてない層の方が増えているのかもしれません。また、これまで“YouTube一択”だったのが、TikTokや漫画アプリ、Netflixなど選択肢が増えました。タイムパフォーマンスを重視する傾向にもありますし、逆に、ゆっくりドラマや映画を見たい人はNetflixで見るとか。暇つぶしでYouTubeを見ていた人たちが、他のコンテンツに移っていったのでしょう」■「多くの人が納得するような一芸を持たないと難しい」次に井上氏は、ファンとそれ以外の視聴者との“温度差”を指摘する。「コムドットのような“地元ノリ”のグループのファンの人たちには、『自分たちが育てたYouTuber』といった意識が強くあるでしょう。そういったファンは親しみを持っていると思いますが、コムドットに思い入れがない人からすればさほど興味が湧きませんよね。ファンがついてきている時は、“ぬるま湯”で活動しているような感じだと思います。ですが、そこで一皮むけておかないと、ファン以外の人を取り込むのは難しいでしょう」加えて、プロの進出が増えたことも影響しているようだ。「いまはプロの芸人たちも、高いクオリティで動画配信を始めています。そうするとYouTuberの企画では、敵わない部分も出てくるでしょう。彼らは面白いだけでなく、ちゃんとオチをつけて、基本的には誰も傷つけないようにしています。でもYouTuberは時々、誰かを傷つけてしまうような発言で炎上していますよね。そういうところで差がついてしまい、『安心して見てられない』と感じる視聴者が増えているように思います。『素人だから面白い』という風潮はもう終わって、『やっぱりプロだよね』という風に潮目が変わってきたのではないでしょうか」では、盛り返すためにはどのようなことが求められるだろうか?「多くの人が『これは敵わないな』と、納得するような一芸を持たないと難しいと思います。見た目や雰囲気、企画だけではいずれ行き詰ってしまい、飽きられてしまうでしょう。私がテレビに出演してきた経験から申しますと、芸人やタレントさんたちは基本的に能力が高い人が多い。かなり反応が速かったり、驚くぐらい高く飛べたり、何かしらの芸を持っているんですね。私自身、感心させられることがよくありました」07年6月に日本語版サービスが開始されたYouTube。以後、職業としてYouTuberを選択する人たちが台頭したが、脚光を浴びる時期は過ぎてしまったという。「YouTuberへのボーナスタイムが切れてしまったように思います。『いまはYouTuberの時代だね』と特別視され、多少のツメの甘さも見逃してもらっていた期間は終わりました。いまや、芸能人や様々なジャンルの専門家もチャンネルを持つようになり、プロとも比べられてしまう世界になっています」最後に、井上氏はこう指摘する。「新陳代謝が激しい世界ですので、どんな制作者も時代や視聴者の好みの変化を嗅ぎとって、やり方を変えていかないといけなかったと思います。当初の成功モデルで大きな収益もあったと思いますし、スタイルを変えなかった、あるいは先取りをしてこなかったツケがきているように感じます。キャッチアップして追いかけていくのか、それとも諦めるのかといった大きな岐路に立っているYouTuberは多いでしょう」“冬の時代”を乗り越え、返り咲くYouTuberは果たしてーー。
2022年12月13日12月12日、俳優・佐藤蛾次郎さんの訃報が流れた。78歳、死因は虚血性心不全だった。「男はつらいよ」シリーズでは、寅さんの弟分「源ちゃん」を演じ、コミカルなキャラクターが愛された。映画では兄貴分役だった渥美清さんのことを蛾次郎さんは“師匠”と呼んでいた。本誌記者は19年に蛾次郎さんに、渥美さんとの思い出を取材している。渥美さんが逝去してから、すでに23年がたっていたが、蛾次郎さんが語るのは渥美さんへの感謝ばかりだった。当時、蛾次郎さんは次のように語っていた。「私にとって役者としての師匠は渥美さんです。でも演技指導などはなくて、渥美さんの演技を見て、私が勉強していくという関係でした。撮影が終われば、仕事の話は一切ナシで、いたってふつうの世間話ばかりでしたね。渥美さんはほとんどお酒を飲みませんでしたが、私の行きつけのスナックに来てもらったことがありました。『せっかく来たんだから』と、渥美さんはカラオケで一曲歌って、映画で有名なテキ屋の口上まで披露してくれたんです。それはもう、お客さんたちは大喜びでした」蛾次郎さんにとって忘れられない思い出となったのが、渥美さんとの海外旅行だった。「70年ごろだったと思いますが、『タヒチに行かないか』と誘ってもらったんです。山田洋次監督と倍賞千恵子さんなど、ほんの5~6人のツアーでした。慰安旅行?渥美さんにはそんな気持ちもあったかもしれませんね。海水浴をしたり、のんびりするための息抜きのための旅でした。私は海辺では海水パンツで過ごしましたが、渥美さんは“大病(肺結核)の手術痕があるから”とTシャツで過ごしていました。倍賞さんは初日はワンピース(スタイルの水着)だったので、『もっとスゴイのが見たい』と冷やかしたら、翌日はビキニで現れたので驚きました。渥美さんも、みんなの様子を見てニコニコしていたのを思い出します。このタヒチ旅行も、全部渥美さん持ちだったので、いくらぐらいかかったかの知らないままなんです」蛾次郎さんは天国で師匠・渥美さんに逢えただろうか。
2022年12月13日「毎日のように夜遅くまでいろいろな人が出入りしていて、不安を感じています。宴会をしているのか、深夜11時くらいまで騒がしかったこともあって……」こう訴える住民の視線の先にあるのは、絵本『えんとつ町のプペル』の世界観をモチーフにした建物。キングコング・西野亮廣(42)が故郷に新築した自宅だ。なぜ不特定多数の人々が出入りしているのだろうか――。「西野さんは吉本興業を退社後も、お笑いだけでなく絵本作家やユーチューバーとして多彩な活動を続けています。『えんとつ町のプペル』は約70万部の大ベストセラーとなりましたが、映画も大ヒットし、今年は歌舞伎やミュージカルにもなりました」(芸能記者)そんな西野の一大プロジェクトが、兵庫県川西市で展開されつつある。’18年ごろに355坪の土地を購入、『プぺル美術館』を作ると宣言したことを皮切りに、故郷への関わりを深めているのだ。「大々的に報じられましたが、美術館予定地は更地のままです。西野さんは“美術館より前にアパートを作る”と言っているのだとか」(前出・芸能記者)そうした計画に先んじて完成させたのが“プペル御殿”なのだ。煙突を模した門柱や、玄関が2階にある構造など手の込んだ造りになっているが、西野はほとんどこの家に帰っていないという。近隣の住民Aさんが明かす。「10月に工事の方たちがいなくなりました。西野さんは上棟式と夏にお見かけしただけなので、完成したのかどうかもよくわからなくて……」本誌が調べてみると、西野は自宅をレンタルスペースとして貸し出していることがわかった。年末年始も含め毎日予約が受け付けられていて、料金は1日(11~21時)税込み5万2千円だ。自身のインスタグラムでは「ガチ自宅です」と公言し、さまざまな取材に対しても自宅として公開しているのだが……。前出の住民Aさんは、この“ビジネス”に対して憤りを隠さなかった。「てっきり西野さんが住むのだと思っていたので驚きました。宴会などで10人以上の方がいるときもあり、深夜まで騒音に悩まされることもあります。特に気になるのが、2階にある玄関まで上がるための鉄製の階段。人の出入りのたびに、周囲に大きな音が響くので……。知らない人たちがいつも出入りしているわけですから、怖くなることもあります」街を取材していくと、西野のオンラインサロンの会員などファンや関係者らが、数年前から川西市に移住してきていることがわかった。居酒屋やたこ焼き店などを開いている人もいるという。しかし、もともとの住人と移住民の間では、いさかいもあるようだ。町内の別の住民Bさんが記者に訴えた。■注意すると「文句があったら測ってから来い」「私の家の近所には、西野さんの影響で県外から移住してきてマッサージ店を開いた方がいます。コロナが蔓延しているころですが、大勢の人が集まって騒ぐので、何度か注意しに行ったんです。すると騒音測定器を渡され、“文句があったらこれで測ってから来て”と言われました」西野は川西市が発行する広報誌『milife』12月号でインタビューに答え、『プペル』を軸にした街おこしを提案。《近所とも良好な関係を築く》と書かれてあるが、記事を読んだBさんが怒りを露わにする。「西野さんの関係者が『空き家が出たら連絡してほしい。西野さんがほかより高く買うから』と町で触れ回っているそうです。私たちは『プペル街』なんかに住みたくないですよ。西野さんは現在の市長の応援演説にも行っていますし、騒音や住民間の関係などについて、市役所に文書を送りました」本誌は川西市役所の広報広聴課に問い合わせた。「(近隣住民からの苦情については)一部でそういった声があることはお聞きしています。西野さんには、非常に面白い家が完成したということで、こちらからお願いして広報誌に出ていただきました。今後、西野さんへの取材は慎重に対応したいと思います」また西野の事務所に連絡すると、「プライベートのことは、本人に任せております」と回答が届いた。『プペル』とプライベートを都合よく使い分ける西野。もっと故郷の人々の声を聴くべきだろう。
2022年12月13日岸信夫首相補佐官(63)が次期衆院選に立候補せず、引退する意向を地元後援会幹部に伝えたと12月11日に報じられた。しかし“後継者”として長男の信千世氏(31)を指名したため、疑問が噴出している。安倍晋三元首相(享年67)の実弟である岸補佐官。’04年の参院選、山口選挙区で初当選し、’12年からは衆議院議員に。’20年9月、菅内閣のもと防衛大臣として初入閣を果たし、今年8月からは首相補佐官を務めている。そんな岸補佐官だが、12月11日に引退を表明。「読売新聞」によると、岸補佐官はこの日、山口県岩国市であった後援会幹部の会合に出席。そして自身の健康状態を理由に、「このあたりで信千世に譲りたい」と述べたという。また「テレビ山口」は、信千世氏は会の中で「地域のために頑張りたい」と話したと報じている。父が息子に、日本の将来を託した形だ。しかし、政治家の“世襲”はたびたび問題視されている。10月4日、岸田文雄首相(65)が公設秘書に長男の翔太郎氏(31)を起用した際にも「政治の私物化」という声が野党から上がっていた。「政治家の家系であっても、実際に有権者に選ばれて当選しないと“世襲議員”とはいえません。ただ親族の築いた地盤や人脈があり、知名度や資金もあるため、政治家としての適性があまり問われないまま選挙に勝つというケースが多々あります。そのため『既得権益を温存するな』という声が後を絶ちません。また岸補佐官は安倍元首相の銃撃事件によって、旧統一教会との親密な関係が発覚しました。そもそも兄の安倍元首相や祖父の岸信介さんなど、一族で教団と近い関係を指摘されているため、岸補佐官の“世襲”を疑問視する国民も少なくないようです」(全国紙記者)岸補佐官が直々に行った後継者の指名。ネットでは厳しい声がこう上がっている。《世襲が当然という趣きで発言していることに慄然》《世襲を当然のように発表するのもあれだし、当たり前のようにそこに投票する地元》《譲りたいって、世襲前提かよ。なんだかもううんざりだな。世の中変えようよ》
2022年12月13日「脱退発表から1カ月ほどたちましたが、最近の平野さんは粛々とドラマの撮影に臨んでいます」(ドラマ関係者)主演ドラマ『クロサギ』(TBS系)が放送中のKing&Princeの平野紫耀(25)。 本誌は11月上旬、東京都内でロケ中の平野を目撃。黒い衣装に身を包んだ平野の眼光は鋭く、迫真の演技を見せていた。平野といえば、来年5月にメンバーの岸優太(27)、神宮寺勇太(25)とともにグループから脱退し、ジャニーズ事務所を退所すると発表している(岸は来秋退所)。グループとしては12月7日に放送された音楽特番『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)に出演した。「披露したのは『クロサギ』の主題歌『ツキヨミ』。『FNS』でも高難度のダンスパフォーマンスを繰り広げました」(スポーツ紙記者)この圧倒的なダンススキルを生かし、来春以降の展望をすでに描いているという。「平野さんは将来、韓国での活動を選択肢の1つとして考えているそうです」(音楽関係者)韓国を志すきっかけには、ある女性の存在が。「『ツキヨミ』などキンプリの楽曲の振付を手がけた振付師・RIEHATAさん(32)です。RIEHATAさんはBTSやTWICEの振付師としても知られています。近年世界を席巻するK-POPに精通しているのです。平野さんはRIEHATAさんを“ヤバいダンサーさん”と敬意を込めて表現し、慕っています。韓国に強い興味を持つようになったのには、RIEHATAさんから影響を受けた部分もあるでしょう」(前出・音楽関係者)芸能関係者も次のように話す。「平野さんは’20年にドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)で中島健人さん(28)とともにW主演を務めました。このドラマが韓国の大ヒット映画のリメーク作品だったことから、平野さんは韓国でも知名度があります。こうした経歴を生かさない手はないでしょう」ただ、韓国進出は平野にとってあくまで“足掛かり”にすぎない。「最終的な目標として見据えているのは“世界進出”だそうです。これは故・ジャニー喜多川さん(享年87)が生前平野さんに託した夢。脱退をファンに報告した動画でも、“デビュー当時からジャニーさんとしていた約束”と話していました。しかし、いきなり“世界”と大きく出るよりも、頼りになるRIEHATAさんの存在もありますから、韓国を目指すのが平野さんにとって現実的。そこから世界に挑戦しようと考えているのではないでしょうか」(前出・音楽関係者)韓国で誕生し、日本、そして世界のスターとなったBTSにならい、日本から韓国、そして世界へ。“逆BTS”方式の野望で、平野は“ダイナマイト”を爆発させられるか――。
2022年12月13日「1年の締めくくりは、珍プレー、そしてプロ野球でお楽しみください」12月11日放送の『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞』(フジテレビ系)冒頭で、こう語ったのは中居正広(50)。しかし、中居の姿はスタジオにはなく、これはVTR出演したもの。その首や頬は少しこけた印象で、かなり痩せた様子だった。それもそのはず、中居は現在、長期の休養を取っている。中居は7月16日に急性虫垂炎により入院。同月18日に退院を発表。仕事復帰したのも束の間、10月上旬に体調不良を理由に『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)などレギュラー番組を相次いで欠席した。同月15日の『キャスターな会』で復帰を果たしたものの、11月4日に1ヵ月の休養を発表。そして12月2日に年内の活動終了と静養に専念することを発表したのだ。冒頭の『珍プレー好プレー大賞』へのVTR出演や12月2日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に音声メッセージで出演するなど、遠隔での出演を続けている中居だが復帰の目処についての発表はない。そんななか、体調を心配するファンたちの中で議論がわかれていることが。中居の病名だ。10月に「週刊新潮」が、9月に彼が盲腸がんの手術を受けていたと報道し、12月8日には「NEWSポストセブン」も11月に再び手術を受けていたと伝えている。しかし、中居サイドは一貫して7月の急性虫垂炎を除いて、一連の休養について病名を明かしていない。中居本人も11月5日放送の『キャスターな会』で「何があったんだよ、って言いたいかもしれないですけど。何があったかは言いたくない」と語っている。プライベートを明かさず、プロ意識が高いことで知られている中居。ファンの間でも中居が病名を明かさないことに対して、意見が分かれているようだ。ネット上での公表を望む人たちの意見はこうだ。《中居くんの最近の顔見て涙出ちゃった(涙) 病名発表してほしい》《何も言わないと、悪くなくても悪く思われてみんな悲しむと思う》《変な憶測呼ぶより病名公表して「それだったら仕事できないよね」って思わせた方が良いのでは》いっぽう、「公表しなくていい」という人たちからはこんな意見が。《病名を言わないっていうのは同情されたくない、病人として見て欲しくないっていう意志の表れで、いつまでもアイドル中居正広、芸能人中居正広でいたいんだなという中居くんの意地と強さを感じた》《病名を明かさない本人の意志を尊重すべき》《病名とかいちいち公表する必要ないよね》どちらも中居の体調を案じていることに変わりはないようだ。
2022年12月13日《各番組のスタッフや関係者とも連携を取り、2022年内の活動は終了し、静養に専念させていただくことになりましたので、ここにご報告申し上げます》12月2日、公式サイトで年内の活動終了を報告したのは中居正広(50)。そんな中居の休養中の振る舞いに、注目が集まっている。今年7月に急性虫垂炎のため入院し数日の休養をとっていた中居。同月18日に退院を発表して仕事復帰するも、10月に入ると体調不良を理由に1日、8日放送分の『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)、14日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)を相次いで欠席。その後、同月15日の『キャスターな会』で一時復帰を果たし「ビンビンのボーボーです」と笑顔を見せていた。しかし、11月4日に再び1か月の活動休止を発表。さらに12月2日には冒頭のように、「年内は静養に専念する」と休養の延長を発表したのだった。このように、現在は“お休み中”の中居。しかし、ネットニュースはいまも中居の話題で持ちきりだ。というのも、休養中ながら番組に“出演”し続けているのだ。12月2日に放送された『金スマ』2時間スペシャルでは、中居は番組冒頭に音声メッセージで登場。本来はゲストとして出演する予定だった二宮和也(39)にMCの代役を依頼した。番組の最後には生電話で登場し30分にわたり二宮と対談。後輩の二宮を「二宮さん、ご苦労様でした。中居です。夜遅くまで、本当にご苦労さま。本当に申し訳なく思っています」とねぎらった。この収録があったのは11月19日。休養中の出演だった。12月3日放送の「中居正広 ON&ON AIR」(ニッポン放送)でも、エンディングに肉声で出演。「ね。悪くないでしょう?本当にちょっとずつですけど、良くなっているんです」と現状を報告し、休業してはいるものの回復過程にあることをアピールした。自身の代役として11月12日放送分からパーソナリティをつとめるKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔(35)に対しては「僕もあんまり言いたくないですけど、評判悪いですね(笑)。えっ、そんなことない?僕のところには、やっぱり中居!っていう声がすごいですね(笑)」とイジり、番組に明るい雰囲気をもたらしていた。そして12月11日に放送された『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞』(フジテレビ系)には、なんと番組冒頭にVTRで出演。帽子と眼鏡を着用し、少しやせた様子の中居は「1年の締めくくりは、珍プレー、そしてプロ野球でお楽しみください」と笑顔でコメントしていた。“遠隔出演”が続くことについて責任感の強い中居らしいと芸能記者は語る。「休養中にこれだけ遠隔で自身の番組に出演し続けるタレントはあまりいません。できる限り“穴をあけたくない”という思いがあるのでしょうし、それだけ出演する番組や仕事に対して強い責任感を持っているのだと思います」台本や出演者の情報を事前にすべて把握するなどプロ意識が高いことで知られる中居。’15年に『ナカイの窓』(日本テレビ系)では、『27時間テレビ』(フジテレビ系)の深夜に及ぶ長時間の撮影に耐えられるよう、収録の1週間前から睡眠サイクルを調整して就寝時間を朝6時にずらすという、プロ根性を語っていた。「『珍プレー好プレー大賞』のVTRは11月に撮影されたそうです。休養を延長する可能性も考慮して、番組に迷惑をかけないよう準備していたのではないでしょうか。電話や声での出演で、代役を務める後輩たちのことを気にかけているのも、“心づかい”の人である中居さんらしい振る舞いです」(前出・芸能記者)今はしっかり静養し、一“休”入魂といってほしい――。
2022年12月12日《どうせいつものガス抜きの茶番でしょ》《辞表早く!!言ってるだけならガス抜き認定》《ただのガス抜きの人気取りでしょ》ツイッター上ではこんな指摘が続々と……。12月10日から11日にかけて、自由民主党の高市早苗経済安全保障担当大臣が立て続けに、岸田文雄首相が掲げた“防衛増税”を批判するツイートをしたのだ。《普段は出席の声がかかる一昨日の政府与党連絡会議には、私も西村経済産業大臣も呼ばれませんでした。<中略>その席で、総理から突然の増税発言。反論の場も無いのかと、驚きました。》《賃上げマインドを冷やす発言を、このタイミングで発信された総理の真意が理解出来ません》当然、“閣内不一致”ではないかという指摘が出たが、松野博一官房長官は12日の記者会見で「(岸田首相の考えは)閣内でも共有されている」と火消しに走った。しかし、高市氏は直後の囲み取材で、「歳出部分に関してはうかがっていない」「アポイントメントを何度も入れているが(岸田首相に)会えていない」と、即座に否定したのだ。一見すると、岸田首相に反旗を翻したように見える高市氏。このまま“ガチンコ”の戦いへと突入するのかと思いきや、ツイッター上では冒頭のような冷ややかな見方も多い。政治部記者はこう指摘する。「国民の反対が多い法案や政策について、所属議員に反対意見を言うだけ言わせて、結局、大きな混乱なく成立するというのは自民党のお家芸みたいなもの。“移民法”といわれ保守層から不人気だった2018年の入管法改正のときも、複数の自民党議員が反対や慎重意見を表明していましたが、いざ採決となると1人の造反も出ずに成立しました。消費税増税に関しても、反対意見を述べる自民党議員はたくさんいましたが、滞りなく増税されてきた。増税直前の2019年の参院選挙で、消費税増税反対を掲げて戦った自民党議員もいましたが、今も党内の要職についていますよ」結局のところ、高市氏の発言も“ガス抜き”に過ぎないという見方もうなずけるが……。「閣僚の発言は重いですから、場合によっては更迭されてもおかしくはない。そして入閣後に、『(入閣は)つらい気持ちで一杯』と明言したように、高市氏は当初から岸田首相と距離をとろうとする姿勢は明確でした。ポスト岸田に向けて、支持率が低迷する岸田政権とともに沈みたくはないという気持ちの表れではないでしょうか」(同前・政治部記者)はたして“ガチンコ”か“ガス抜き”か……。「防衛増税」の内容が具体的に決まるときの高市氏の対応で、答えあわせができそうだ。
2022年12月12日2020年7月、認知症であることを公表した蛭子能収さん(75)。その近況や今の思い、妻・悠加さんの“介護相談”も収録した『認知症になった蛭子さん~介護する家族の心が「楽」になる本』(光文社・定価1320円)も発売中の蛭子が、本誌読者からの相談に応える!【Q】「学生時代から8年間、交際していた彼氏と別れました。彼からは『結婚は別の人としたい』と切り出されました。友達は『またいい人に出会えるよ『と言ってくれますが、つらくて、今は前を向いて生きていけません」(音ハッチさん・29歳・東京都・会社員)【A】「どん底まで落ち込めば次のレース(恋)では勝てる」(蛭子能収)オレは、恋愛したこともないし、どう立ち直ればいいかなんてよくわかりません。(マネージャー「まあまあ友達も励ましているし、蛭子さんも何かアドバイスをしてください」)競艇も負けて落ち込んでいるときに「次のレースは当たるよ」と言ってくる人はまったく信用できません。オレはそのレースに一生懸命だったからつらいんですよね。だから、こんな「いい人に出会えるよ」なんて気軽に言ってくる友達なんかいないほうがいいと思いますよ。(マネージャー「平和島競艇場で最終レースを終えて駅までの“おけら街道”を一緒にトボトボ歩いていたときに、蛭子さんが涙ぐんでいたのは衝撃でした。何も声をかけられませんでしたよ」)手持ちの金を全部スったわけですからつらいですよね。でも、そんな駅までの落ち込む時間があったから次は「やってやろう!」と思えるようになります。なんか時期を決めて、落ち込むところまで落ち込めば、次は競艇で勝てると思いますよ。あっ恋か!?
2022年12月12日第二次世界大戦後、シベリアの強制収容所に抑留された人々と、その家族の絆を描く映画『ラーゲリより愛を込めて』(12月9日公開)。Sexy Zoneの中島健人(28)も、そんな過酷な運命をたどった一人を演じている。丸刈りに日に焼けた肌、さらにはふんどし姿までーー。従来のイメージを覆すような役作りを行っている中島。「今までの中島健人をいろいろな意味で脱ぎ捨てました。覚悟と誇りを持って挑んだので、髪をそる瞬間も『早く来い!』という気持ちでしたね。実は、肌も日焼けサロンで焼いたんですよ。丸刈りに黒肌だったので、プライベートでサングラスをかけたときに、すごくいかつくて。自分なのにまったくの別人に見えましたね(笑)」(中島・以下同)中島にとってかなり思い入れが強い様子の本作。見た目だけではなく、演技にも多くのこだわりがあったそう。「僕が演じた新谷は、生まれつき足が悪いので、ずっと脚を内側にひねりながら芝居をしていました。何度もVTRを見たので、リアルに再現できたと思います。それと、漁師という経歴から、音のうるさい船上での日々を想像して、人一倍大きな声で返事をするようにしたんです。脇役は、作中で背景が描かれない分、自分で想像力を働かせたり、監督にアピールしたりしないといけないんですよね。俳優として学ぶことが多かったです」いっぽう、ふだんのケンティーらしさを発揮したエピソードも。極寒の撮影現場で迎えたクリスマスには、監督や共演陣にプレゼントを贈り、周囲の心を温めたようだ。「イベント事をお祝いしないのは、僕にとってはありえないことですから!それぞれに合うものを選んで手紙も添えたんですけど、準備してるときからものすごく楽しかったですね。クランクアップの日には、瀬々敬久監督からお返しに小説2冊とイニシャル入りのブックカバーをいただきました。寒すぎて過酷でしたけど、うれしいことがたくさんある素敵な現場でした」
2022年12月12日インフルエンザなどの感染症に負けないために、日ごろから栄養のある食生活を心がけ、免疫力をつけておきたいところ。美容アンチエイジング専門医で予防医学や栄養学に長ける黒田愛美先生によると「免疫力を高めるための食事のポイントは、(1)ビタミン、ミネラル、たんぱく質などの栄養をバランスよく取る。(2)腸内環境を整える食材を選ぶ。(3)抗酸化力の高い食材を選ぶ」の3つになるそう。そこで、身近な食材で黒田先生がおすすめするベスト3を挙げてもらった。【1位】サケ免疫力アップに必要な栄養素の宝庫「ビタミンDが豊富なうえに、そのほかのビタミンバランスにもすぐれた食材。これひとつでタンパク質や抗酸化作用のあるアスタキサンチンまで摂取できます。また、皮にはビタミン、ミネラルだけでなく、コラーゲンや免疫に役立つEPAなどの栄養があるので残さず食べて」【2位】納豆毎日手軽に摂取できる腸活食材「腸内環境を整える作用のほか、タンパク質やビタミンなどの栄養素も含みます。納豆特有の善玉菌である納豆菌は熱に強く、加熱調理しても生きたまま腸に届いて乳酸菌の働きをサポート。大豆の皮を取り除いて作られるひきわり納豆は、粒納豆よりも消化がよく、おすすめです」【3位】ブロッコリー&ブロッコリースプラウト豊富なビタミンCで免疫力を強化「ビタミンCがたっぷりなだけでなく、ビタミンDの吸収を高めてくれる効果も。ビタミンCは水溶性のため、ゆでずに蒸すか、電子レンジで加熱する、もしくは汁ごと食べられるスープなどに。ただし、ブロッコリースプラウトは生食で。消化吸収がされにくいので細かく切って食べましょう」どの食材も1年を通して手に入るものばかりなので心強い。さらに、玉ねぎ、きのこ、パプリカ、キウイなどもいいとのこと。そこで、最後に1位のサケと玉ねぎ、キウイを使った手軽なレンチンレシピをご紹介。おいしく食べて元気に冬を乗り切ろう!■玉ねぎ入りサケ団子のキウイだれ【材料】2人分生サケ…1切れ<A>玉ねぎ(みじん切り)…1/8個片栗粉…大さじ2塩、こしょう…各適量<B>グリーンキウイ(すりおろす)…1個レモン汁…大さじ1白だし…小さじ1にんにく(すりおろす)…1/2片塩、こしょう…各適量【作り方】(1)サケは皮と骨を取り、包丁で叩く。ボウルに入れて<A>を加え粘りが出るまで混ぜる。(2)(1)をスプーンで丸めて耐熱皿に並べ、電子レンジ600Wで2分加熱する。(3)皿に盛り、混ぜ合わせた<B>をかける。
2022年12月12日会場の壁と床360度に投影された映像と音楽で、彼が見た世界を再現した体感型デジタルアート展「ファン・ゴッホ-僕には世界がこう見える-」(角川武蔵野ミュージアム1階 グランドギャラリーにて’23年1月9日まで開催中)が話題だ。来場者も20万人を突破し、会期も延長!そんな、ゴッホの目に映る世界を全身で感じることができるという展覧会をリポート♪広い空間の壁と床を埋め尽くすようにゴッホの名画の映像が映し出され、BGMが一層気分をもりあげてくれる。『ひまわり』をはじめとした大胆な筆致の作品映像が押し寄せては引いていき、違う作品へと移り変わっていく……。映像は30分ほどで、「アートを全身で浴びるとはこういうことなのか!」を体験!第2会場は、ゴッホの波乱に満ちた37年の生涯を年表などで紹介。第3会場はフォトスポットになっており、ゴッホの自画像と一面に広がるひまわり畑を背景に写真が撮り放題!準備されている花束、麦わら帽子、セルフィースタンドも使って自分だけの貴重な1枚を。また、ここだけのオリジナルグッズも。【マグネット】各495円定番で人気のグッズといえばマグネット。全種そろえたくなる。ガラス製。【クリアファイル(オリジナルグッズ)】各400円うっとりするゴッホの代表的名画がクリアファイルになって登場。【てぬぐい(オリジナルグッズ)】各1000円ゴッホくんのかわいらしいイラストが目を引く手ぬぐい。全2種。360度体験型ミュージアムで極彩色の世界を歩こう♪Creative Direction: Gianfranco IannuzziCreated by : Gianfranco Iannuzzi – Renato Gatto – Massimiliano SiccardiKCM Editing: Rino TagliafierroProduction: Culturespaces Digital(R)
2022年12月12日12月11日、約1カ月ぶりにテレビ出演したのは中居正広(50)。MCを務める予定だった『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2022』(フジテレビ系)にVTRで出演したのだ。SNS上では、《中居くん、ものすごく痩せた》《中居くん大丈夫か?…》と視聴者から心配の声が。10月にはレギュラー番組『キャスターな会』(テレビ朝日系)を2週連続で欠席していた中居。10月15日に復帰したが、そのわずか20日後、11月4日には再び芸能活動を休止。1カ月の休養に入ったが、12月2日には“年内いっぱいは静養する”と、休養の“再延長”が発表された。「『珍プレー好プレー大賞』のVTRは1カ月の休養に入る直前に撮影されたものだったそうです」(制作関係者)その病名について公式発表はないが、『週刊新潮』は9月に盲腸がんの手術を受けていたと報道。さらに『女性セブン』も、11月に再び手術を受けたと報じている。記事によると、手術は数十分で終わる予定だったが、不測の事態が起き数時間にも及んだという。現在の中居の様子を、芸能関係者は次のように話す。「まだ体力や筋力が戻り切っていないようですが、手術を経て体調を整えているところだと聞いています。すでに退院しているそうです」前出の制作関係者も言う。「肝臓の調子が悪かったとは聞きましたが、具体的な病状は伏せられたまま。詳しいことは上層部のごくわずかな人しか知りません」休養中ながら、中居の存在感はまったく薄れてはいない。「2日に放送された『金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)には、代役として二宮和也さん(39)が出演。電話出演した中居さんとトークを繰り広げました。二宮さんを代役に指名したのは中居さん自身。二宮さんの主演映画『ラーゲリより愛を込めて』が話題になるようにと中居さんが番組スタッフに相談した結果、生電話をつなぐということになったのです」(前出・制作関係者)『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)とレギュラーラジオ番組『中居正広 ON&ON AIR』(ニッポン放送)の代役を務めるのはKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔(35)。これも中居直々の指名だったという。「12月3日、中居さんは藤ヶ谷さんが代役として出演中のラジオに肉声を寄せました。年内いっぱいの休養を発表した翌日の放送でしたから、ファンを安心させたい気持ちがあったのでしょう。“藤ヶ谷の代役ラジオは評判が悪い”と冗談めかしたエールも送っていました。プライベートでも親しいナインティナインの岡村隆史さん(52)は、NHKのサッカーW杯の特番に出演した際、中居さんから“見たよ”と連絡があったと明かしていました」(前出・芸能関係者)■テレビ局で不安視される中居の“気配り”何よりファンを歓喜させたのは、中居からのプレゼントだった。「“休養を年内いっぱいに延長する”と発表されたのとほとんど同じタイミングで、中居くんからスマホスタンドが届いたのです」(ファンの女性)今年4月に中居が立ち上げた有料サイトの会員向けに、“入会特典”として贈られたものだという。「長引く休養を心配していただけに、プレゼントはとてもうれしかったです」(前出・ファンの女性)これも中居が自ら発案したものだったと前出の制作関係者は言う。「“実用性のあるものを贈りたい”との考えでスマホスタンドにしたといいます。スタッフとの打ち合わせを重ね、かなりこだわって発注したと聞いています」年末年始に向けて、芸能界は特番の収録などで忙しさを増す。中居は“お歳暮”を計画中だという。「年末になり各番組が年内最後の収録日を迎えると、中居さんは豪華な弁当や寿司の差し入れをしてくれるので、スタッフはそれを楽しみに待つのが恒例です。今年はその差し入れだけでなく、プラスアルファで何かできないかと中居さんは考えているそうです。収録に参加できていない申し訳なさもあり、例年以上に共演者やスタッフを労う気持ちが強いのでしょう」(前出・芸能関係者)しかし中居のこうした気配りを不安視するテレビ局関係者も。「休養中も“心配させまい”と各方面に気を遣っていますが、きちんと休めているのか心配です。本音を言えば、今は仕事のことは忘れてゆっくりしてほしいです」一部では“復帰不能”とも報じられているが、前出の制作関係者は今後の見通しを次のように語る。「そんなわけありません。ただ、これからも長く仕事を続けていただきたいから、番組サイドは中居さんの体調を非常に気遣っています。復帰しても“絶対に無理はさせない”というのが最優先なので、しばらくは音声出演やリモート出演が中心になるかと思います。様子を見ながらの復帰をこちらから提案しなければ、“これ以上は迷惑をかけられない”と中居さんが自ら無理して働くようなことになりかねませんからね。本格的な復帰は来年の春ごろになるのではないでしょうか。中居さんも芸能活動の再開に意欲的で、“必ず戻る!”と覚悟を決めているようです」復帰が来春になるなら休養は“再々延長”となる。信頼する後輩たちに留守を託し、今年は気を緩めて年末年始を過ごしてほしいものだが――。
2022年12月12日今年3月、長男・三浦祐太朗(38)に第一子が誕生し、初孫ができた三浦百恵さん(63)。`80年に芸能活動から引退、三浦友和と結婚した彼女だが、今なお注目を集め続けている。このたび本誌は、彼女の担当マネージャーを`74~`75年に務めた長谷川和正氏にインタビュー。女優・山口百恵の仕事ぶりと、三浦友和の秘話を語ってもらった。(以下、カギカッコ内は長谷川氏)「百恵で最初に思い出すのは、“赤いシリーズ”と呼ばれたドラマの第一作『赤い迷路』(’74年)に出演したときのこと。撮影が始まったある日、彼女が俺に『ちょっと……』なんて呼んできた。何かと思えば台本を取り出して『このシーン、どう思います?』って俺に聞くから『百恵が泣く場面だよな』と答えたら、百恵は『(この台本で)本当に泣ける!?』って。まだデビュー2年目の新人なのにすごいなって驚いたのを覚えているよ。一方で、そのドラマには松田優作も出ていたんだけど、たびたび演出家とぶつかって大声をあげていたんだよ。百恵はそれを見て俺に『あんなに言わなくてもいいのにね』なんてよく言っていたよ。とにかく、まだ高校生だったのに大人びていたよね」仕事で手を抜くことは決してなかったという百恵さんだが、のちに夫となる三浦友和の百恵さんに対する第一印象は「決して良くなかった」と長谷川氏は言う。「2人が共演した映画『潮騒』(’75年)のロケが三重県の神島で行われたときのこと。友和は先に撮影に入っていて、あとから百恵も現場入りした。到着した日の晩に、友和や共演者たちと飲んでいると、友和が百恵のことをよく言わないんだよ。俺がなんで?って聞くと『アイドルは嘘つきだから』なんて言う。友和は役者という意識が強かったからか、上辺を取りつくろっているように見えるアイドルが苦手だったようなんだ。『島に来たばかりで、“街の人はあったかい”とか言うけど、街の人の人情なんか分かるはずないだろう』と。酔っぱらっていたからだろうけど、俺に言うなよって思ったね(笑)」しかし、その後の2人はご存じの通り結婚し、芸能界でも“理想の夫婦”と呼ばれて久しい。「俺が担当していた頃の百恵が憧れていたのは(西城)秀樹だったんだよ。実際に仲も良かったしね。どのようにして百恵と友和が交際するようになったのかは見てないけれど、友和はとっても真面目な男だから、百恵にとっても良かったよな。もし友和と会ったら、神島での夜のことを問い詰めたいよ(笑)」
2022年12月12日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、吉本興業所属の“霊がよく見える”芸人・シークエンスはやとも。『ポップな心霊論』は、そんな彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【池袋のホテルで体験した不思議な話】『五等分の花嫁』というアニメ映画にドハマリしていたとき、限定の特典ほしさに、朝イチで映画館に行きたくて、池袋に前乗りしたことがあります。安いわりには、きれいなホテルだったんですけど、ベッドに寝転んだ瞬間、足元のほうから誰かの視線を感じました。起き上がって確かめてみると、ちょうどそこには窓があって。その後もずっと、見られている感じが続いたので、思い切って開けてみることにしました。するとそこには、若い女の人がうつろな表情で、ぼーっと立っていたんです。僕が泊まっていた部屋は13階だし、隣のビルとの隙間はほとんどなかったので、もちろん生きてる人じゃないですけどね。ただ彼女は、そこにたたずんでいるだけで、とくに何をしてくるわけでもないんです。それでもやっぱり視線が気になって、何度か窓を開けてみたんですが、ずっとそこに立っているだけでした。そのうち、眠気のほうが勝ってきて、結局、朝までぐっすり寝ちゃったんですよね(笑)。起きたとき、一応確かめておこうかなと、もう一度窓を開けてみたら、やっぱり女の人がぼーっとたたずんでいました。【PROFILE】シークエンスはやとも1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。本連載をまとめた著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売中。
2022年12月11日「やっぱやりづらいですね…。先輩のご実家でくつろぐのは無理ですね」12月10日、ラジオ番組『中居正広ON&ONAIR』(ニッポン放送)でこう語ったのはKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔(35)。中居正広(50)に代わって同番組のパーソナリティを5度にわたって務めている藤ヶ谷だが、やはり代役の苦労もあるようだ。SMAPとしてデビューして以来、常に最前線で走り続けてきた中居だが、かつてない“長い休み”の中にいる。7月16日に公式サイトで急性虫垂炎による入院を発表し、MCを務める音楽特番『音楽の日』などを欠席するも、同月18日には退院を報告して活動を再開。10月上旬に体調不良を理由にレギュラー番組出演を休んだが、その後にはまた復帰して元気な姿を見せていた。しかし、11月4日に状況が大きく変わる。公式サイトで体調不良により、1カ月休養することが発表されたのだ。そして12月2日に、体力と筋力の回復を図るコンディションが整わなかったことを理由に、2022年内の活動を終了し、静養に専念することが明かされた。サイトでは、中居の体調については《気力に関しては、以前より数倍上がっています!天気の良い日は太陽も浴びています。お買い物のため、少しずつですが、外出もしております。夜更かしだってしております!》と快復に向かっていることも綴られていた。しかし、それでも中居のかつてない長期休養に驚きと不安を隠せないファンが続出。そんななか12月9日、さらなる衝撃が走る。12月11日放送の『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2022』(フジテレビ系)にVTR出演する中居の画像が公開されることに。しかしそこには、頬や首元は少しこけた印象で、激ヤセした様子の中居の姿が。この画像はたちまちネット上で拡散され、《痩せすぎ》《大丈夫かな》と心配の声が相次いだ。休養延長、激ヤセ画像といった体調面の不安を感じさせる情報が明らかとなるなか、中居が頑なに明かさないものが自身の病名だ。7月に入院した際は急性虫垂炎と明かしたものの、その後の報告では一切病名について触れていない。「週刊新潮」が9月に盲腸がんの手術を受けていたことを報じ、12月8日には「NEWSポストセブン」も11月に再入院してふたたび手術を受けたことを報じているが、中居の所属事務所は一切の反応をみせていない。中居の気丈な姿勢について、あるテレビ局関係者は言う。「バラエティ番組などでのぶっちゃけトークに定評のある中居さんですが、自身のプライベートを明かすことはほとんどありません。そこには“中居正広”に徹するというプロ意識があるといいます。収録の際も、台本やゲストの情報を事前にすべて頭に入れて臨むといいますし、ストイックという言葉を体現するような人です。中居さんは11月5日放送の『キャスターな会』に出演した際に『何があったんだよ、って言いたいかもしれないですけど。何があったかは言いたくない』と語っていますし、病名については発表することで余計な心配をかけることを懸念しているのではないでしょうか」一日でも早く快復して、また元気におどける中居の姿が見られることを祈るばかりだ。
2022年12月11日体重が20キロ減ったことを告白して話題を呼んでいるお笑いタレント・渡辺直美(35)が12月6日までに自身のインスタグラムを更新し、サッカーW杯カタール大会の日本・クロアチア戦を応援する様子を公開。ピース・又吉直樹(42)、千鳥・大悟(42)、平成ノブシコブシ・吉村崇(42)と一緒に盛り上がる様子を投稿していた。インスタグラムのフォロワー数は989万人と、日本人女性のインスタグラムフォロワー数ランキングでは堂々の1位を誇る渡辺。吉本興業に所属する芸人でありながら、“ファッションアイコン”としても国内外で注目を集め、ファッションブランド「UGG」の2022秋冬新キャンペーン「FEELS LIKE UGG」のグローバルブランドアンバサダーに起用されている。そんな渡辺は昨年から拠点をアメリカのニューヨークに移し、エージェント会社2社と契約して本格的に海外でのエンターテイメント活動を開始。『パンサー向井の#ふらっと』(TBSラジオ・’22年8月8日オンエア)内で、ニューヨーク移住を決めたきっかけは千鳥の大悟とピースの又吉の言葉だったと明かしている。今年2月からはポッドキャスト(Podcast)で世界同時配信の冠番組「Naomi Takes America」がスタート。「Naomi-」は、アメリカのカルチャー、歴史、英語などをファンから電話で教えてもらい、台本一切なしでトークする番組だ。この冠番組スタートの報告に合わせて渡辺は自身のインスタグラムで「この度、英語喋れないのにアメリカでポッドキャストの新番組始まりました ニューヨークの街にバカでかい広告出た どうしよう」とコメントを添え、自身が写る巨大広告を前に撮影した写真を公開。すると東京オリンピックのスケートボード・金メダリストの堀米雄斗選手(23)やモデルのローラ(32)らが“いいね!”をするなど大きな反響を呼んだ。渡米からして1年も経たないうちに輝かしい成果活躍を広げる渡辺に対し、’17年10月のアメリカ移住から5年の月日が経つも、いまだ大きな活躍が見られないのが同じ吉本興業に所属しているお笑いコンビ・ピースの綾部祐二(44)。■「ビッグになる」というビジョンを掲げるも……2人は’10年~’13年まで放送されていたバラエティ番組『ピカルの定理』(フジテレビ系)で共演。“ピカリ隊”としてお茶の間を沸かせていた代表メンバーだ。「ビッグになる」というビジョンを掲げ、2017年10月に日本を離れてアメリカに拠点を移した綾部は、現在ロサンゼルスに在住しているという。渡米してから日本のメディア出演がほとんどなかった綾部だが、今年5月に公開された自身のYouTube「YUJI AYABE from AMERICA」でのインタビュー形式の動画でその理由について語っていた。「最初の計画」を聞かれると「渡米する前にとにかく5年間、3年から5年は何も言わない。何も語らない。何をやっているかわからない状態にして、そして5年経ったところで突然英語をみんなの前でペラペラの状態で披露する」と回答。しかし「40歳で渡米して、もちろん英語をずっとやってるけど、俺が思ってた1億倍ぐらい大変で。甘いもんじゃない。英語の勉強に関しては全くセンスがないことに気付いた。全然英語が伸びなかった」と当初の計画が失敗したことを明らかにした。そんな綾部のYouTubeチェンネル登録者数は6.1万人。渡辺直美のYouTube「NAOMI CLUB」のチャンネル登録者数は128万人に上るため、約20倍もの差がある。冠番組を持ち、世界的なブランドアンバサダーにも就任され、活躍の場を広げる渡辺直美と、「ビッグになる」と名言するもいまだ目立った活躍のない綾部祐二。“お先真っ暗“かと思いきや、渡米では失敗するも帰国してブレイクした”先輩“もいる――。その名は、綾部や渡辺と同じ吉本興業に所属していたマッチョ芸人・なかやまきんに君(44)だ。■3000万円の貯金がわずか6万円に彼は’06年に芸人としての活動を一時休止し、アメリカのロサンゼルスへ筋肉留学。ところが、4年半後に帰国したときには10kgも筋肉が激やせしてしまったという。言葉や文化の違いによる悩みが尽きず、語学の勉強が忙しくてトレーニングができなかったことが原因だと明かしていた。仕事もほとんどなく、日本で貯金していた3000万円で生活し、日本に戻ってくるときには残高がわずか6万円になるという苦い挫折も味わったそうだ。しかしいまや、自身の持ちギャグ「ヤー!パワー!」が『2022 ユーキャン新語・流行語大賞』にノミネートされ、‘22年上半期のCM出演が17本に上るなど大ブレイク。自身のYouTube「筋トレやザ・きんにくTV【The Muscle TV】」のチャンネル登録者数は195万人で、渡辺直美をも超える支持を集めている。渡辺直美のようにアメリカでブレイクか、なかやまきんに君のように帰国してブレイクするのか……綾部雄二の“渡米芸人”としての明暗やいかに――。
2022年12月11日今も“伝説”としてファンの心に生き続けている山口百恵(63)。そんな彼女の全盛期に担当マネージャーを務めていた長谷川和正氏が、自伝『蒼い時』にも書かれていないエピソードを明かしてくれた。(以下、カッコ内は長谷川氏)「あの頃の百恵はまだ15、16歳だったけど、大人だったね。同期のアイドルを見回してもだいたいワガママだったりするのに、百恵は周囲への気遣いがすごいんだよ。普段の移動でも、百恵は自分の荷物は自分で持つ。そんなアイドルいないよ。だから、“マネージャー(長谷川氏)の方が偉そうだ”なんてよく言われてまいっちゃったよ(笑)。当時、営業で全国を巡っていて、北海道なんかもよく行った。札幌、旭川はもとよりいろいろ回るんだけど、夏だと北海道でもすごく暑い。そんなある時、みんなで一緒に食事を食べようと言ってたら、百恵がいない。どうしたのかな?なんて思っていると、どこからかアイスキャンデーをたくさん買ってきたんだ。スタッフをはじめ、バックバンド全員分だよ。すごいと思ったね」そんな百恵さんが唯一、長谷川氏に反抗したことがあった。それが彼女の知られざる“恋のエピソード”だ。「当時は今以上に男性アイドルの人気がすごかったけど、みんな百恵に近寄ってきたんだよ。なかでも、とあるアイドルグループのEさんが百恵と仲が良かったんだ。あるとき、彼がレギュラー出演していた番組に百恵がゲストで出たことがあった。その日にお互いが同じネックレスの色違いをつけていたんだけど、後日、それが入れ違っていることに気が付いてね。これは大変なことだと直感が働いたんだよ。2人が実際に付き合っていたかは分からない。俺は見ていないからね。ただマネージャーとして、ここで動かないとマズいなと思った。それで、まず俺はEに直接会いに行った。もちろん別れてもらうためだが、そこは言いようだよな。“せめて、今は熱くなるのをやめてくれ”と伝えたんだ。彼がそのことを百恵に伝えたのだろうけど、当然、彼女はカチンとくるよね。後日、俺は先日亡くなった、当時の上司だった小田(信吾)さんに呼ばれて、百恵の担当を外されることになってしまった。たぶん、百恵がそうしてほしいと言ったんだろうね。それでも、俺はあの時のことを後悔はしていないよ。百恵は(三浦)友和と出会って幸せになっているしね」こうして長谷川氏は、同じ事務所にいながらも百恵さんと仕事をすることはなくなった。それでも‘80年3月に彼女が芸能界引退を発表すると、ファイナルツアーを見に北海道の公演(9月30日真駒内真駒内屋内競技場)まで駆け付けたという。「楽屋まで挨拶に行ったよ。“百恵ちゃん、長い間お疲れさま”って。それが百恵との最後の会話になったな。結婚式?俺が呼ばれるわけないだろう(笑)」
2022年12月11日「広瀬すずさんは今年、デビュー10周年を迎え主演映画『流浪の月』が第14回TAMA映画賞で最優秀女優賞を受賞。来年1月からは連ドラ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)で主演を務めます。姉・アリスさんも今年『探偵が早すぎる』(日本テレビ系)と『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)で連ドラ主演。来年からは大河ドラマ『どうする家康』で2代将軍・秀忠の母・於愛の方役を演じます。プライベートでは今年1月にアリスさんが関ジャニ∞・大倉忠義さん、7月にはすずさんは山﨑賢人さんとの熱愛が報じられました。ともに“お似合いのカップル”として、双方のファンからも祝福されており、いまも交際は順調だと聞いています」(テレビ局関係者)本誌は今年7月10日付けの記事で、広瀬すず(24)と山﨑賢人(28)との交際が「文春オンライン」で報じられた直後、広瀬姉妹がすでに昨年から同居を解消していたことを報じている。《「二人は2016年に公開された映画『四月は君の嘘』で初共演。先日19日未明からすずさんの自宅マンションで彼女の誕生日を一緒に過ごし、午後には『THE MATCH 2022 天心VS武尊』を観戦。その後も二人は自宅マンションへと帰ったとのことでした。今回“半同棲”と報じられたすずさんの自宅は家賃100万円超の高級マンション。デビュー後から長らく姉・広瀬アリスさん(27)と同居生活を送っていましたが、すずさんが一人暮らしを始めるような形で、昨年初めにはすでに同居を解消していたと聞いています」(プロダクション関係者)》(WEB女性自身7月10日付け記事)ファッション関係者は言う。「プライベートに関してはお互いに干渉しないというのが姉妹のルールだそうです。この数年はお互いに多忙すぎて、自宅で顔をあわせることもほとんどなかったそうです。同居の解消は多忙が続き、体力的だけでなく精神的にも疲労が溜まったことが大きく、今後お互いがストレスをかけあわないように“互いが一人になる時間があった方がいい”という判断からだそうです。すずさんは5月15日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)で、MCの林修さんから『今、結婚についてはどうお考えですか?』と聞かれ、『したいです!』と即答。もともと『結婚は20代で』と考えてはいたものの“何年かお付き合いして、何年か同棲して結婚を考えるタイプだから、20代のうちの結婚は間に合わないかも”と苦笑いして慎重な結婚観を明かしていました。すずさんの今回のひとり暮らしも同棲&結婚を視野にしたもので、それだけ真剣な交際なのでしょう」前出のテレビ局関係者は、広瀬姉妹の近況をこう語る。「仕事現場のスタジオで偶然、遭遇して、記念に姉妹2ショット写真を撮ったと聞きました。アリスさんは姉妹で別々に暮らすようになってから料理にハマったそうで、得意料理はグラタンだとか。休日はもっぱら家飲みしているそうです。すずさんも休日は基本的におこもりが好きなのだそうですが、数日間オフがあるときは体を動かすため自転車に乗って一人でショッピングに行ったり、ご飯を食べたりすることもあるとか。また、ある日、仕事関係者と恋愛の話題になったとき、『妹の気持ちとしては、姉に先に結婚してほしいです』などと話していたそうです」来年も広瀬姉妹が芸能界を盛り上げてくれそうだ。
2022年12月11日「25年間お世話になりました。ほぼ人生の半分。楽しかったです。視聴者のみなさん、ありがとうございました。そしてなにより、『新婚さんいらっしゃい!』という番組を選んで出場してくださった新婚さん、ご縁をいただきありがとうございました。毎週こんなに楽しい仕事ってあるんだなって思いました」3月27日、四半世紀にわたってアシスタントを務めた『新婚さんいらっしゃい!』(テレビ朝日系)最終収録で涙ながらにそう語っていたのは山瀬まみ(53)。1月29日、タレントの藤井隆(49)が、桂文枝(78)が50年以上司会を務めていた『新婚さんいらっしゃい!』の後任に内定したと発表された翌日、本誌は山瀬も『新婚さんいらっしゃい!』を卒業すると下記のように報じた。《「今月7日に文枝師匠が自ら会見を開き、高齢により、椅子から転げ落ちるリアクションが全力でできなくなり、若い世代の新婚さんを相手に話をうまく引き出すことも難しくなったとして勇退を発表。後任として、『新婚さん』の特番にも出演し、愛妻家で視聴者からの支持が高い藤井さんに白羽の矢が立ったのです。1月中に局と藤井さんサイドで話し合いが行われ、正式決定したようです。97年から文枝師匠とコンビを組むアシスタントの山瀬まみさん(52)も番組を卒業する方向で最終調整中です」(テレビ朝日関係者)実は本誌は1月8日付のWEB記事で「新司会に藤井隆待望論」として、内幕をいち早くお届けしていた。藤井の2代目『新婚さん』司会就任により、歴代最長となる25年間アシスタントを務めた山瀬も卒業する見込みだという》(1月30日付けWEB女性自身)当時、山瀬の後任候補にはYOU(58)やファーストサマーウイカ(32)らが上がっていたが、起用されたのは山瀬が所属する事務所の後輩である井上咲楽(23)だった。制作関係者はこう語る。「50年務めあげた文枝師匠から『新婚さん』を引き継いだ藤井さんの重圧は相当なものでしたが、ある意味、『ダメでもともと』と吹っ切りやすかったんでしょうね。いまは藤井さんのキャラで、すっかり“日曜のお昼の顔”として認知されるようになりました。その一方で、井上さんは、まだ未婚で『新婚さん』の現場に臨むことに当初からプレッシャーを感じていて、実際に収録が始まってからは山瀬まみさんの存在感の大きさを痛感させられたといいます」■「『山瀬さんは日本一のアシスタント』だと聞いていたので、プレッシャーでした」実際、井上は『新婚さん』新レギュラー就任から4カ月が経った8月21日配信の『MANTANWEB』のインタビューでこう語っている。《山瀬さんのVTRを見て勉強させていただいています。私は今までアシスタントMCをやったことが少なく、バラエティーでも自分の話をすることがメインで、人の話を引き出すことはありませんでした。なので、どうやったら相づちを打っているのかとか、分からなくなることもあるんです。山瀬さんはどうやって打っていたのかなあと、勉強させていただいています。スタッフさんからは、『山瀬さんは日本一のアシスタント』だと聞いていたので、プレッシャーでした》前出の制作関係者は言う。「山瀬さんは本当にプロでした。番組の柱である新婚さんと文枝師匠が収録で輝けるように、細かな配慮を積み重ねていらっしゃったことをスタッフは皆、知っています。ただ、井上さんは山瀬さんの“呪縛”にとらわれてほしくはありません。というのも、井上さんは今回、アシスタントではなく、藤井さんと同じMCとしての起用なんです。井上さんの性格の良さと天性の明るさは、いまや番組に不可欠。ご出演される新婚さんはもちろん、司会の藤井さん、井上さんがともに輝けるよう、スタッフは全面的にバックアップしています。温かく見守っていただければと思います」井上のMCとしての飛躍を、先輩・山瀬も願っているはずだ。
2022年12月11日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代に夢中になったドラマの話。活躍する同世代の女性と一緒に、“’90年代”を振り返ってみましょうーー。「『(カンチ!)ねえ、セックスしよ』の名ゼリフが記憶に残るドラマ『東京ラブストーリー』(’91年・フジテレビ系)が放送された当時は、男女の恋愛の形や女性の働き方の変革期でもあり、今振り返ると、作品にもその時代背景が色濃く描かれていました」そう話すのは、世代・トレンド評論家の牛窪恵さん(54)。紫門ふみの同名漫画を原作としたドラマは、主人公の赤名リカと永尾完治が織りなす、題名どおりの恋愛ストーリー。「’86年に男女雇用機会均等法が施行されたものの、実際の職場で男女平等がすぐに進むことはなく、’90年代に入っても、女性の就職は結婚までの腰掛け程度で、仕事といえばお茶くみとコピー取りというニュアンスが一般的でした。ところがドラマで描かれる赤名リカは、帰国子女でキャリアウーマン。カジュアルなセーターに紺ブレを合わせ、パンツ、ローファーというアメリカントラディショナルで活動的なファッション。OLばかりでなく、学生も含め、多くの人がマネをしたものです」■主張する女よりかれんな女がモテた最後の作品一方、カンチはどちらかといえば職場で目立たず、さえない存在。それでも会社勤めをしていれば一生安泰の時代。バブル期のドラマに特有の、おしゃれなマンションで一人暮らしをしていたことも、視聴者にとっては憧れだった。「今、描かれたならば、そんな2人の恋愛が成就する展開もあったかもしれませんが、当時はそこまでには至りませんでした。物語の終盤、カンチは冒頭のセリフのようにはっきりものを言うリカよりも、控えめでかわいらしい関口さとみを選びます。こうした恋愛観が描かれた最後のドラマかもしれません」“今後はリカのような女性が幸せになれる社会が来れば”と願う女性たちもドラマ人気を後押しし、最高視聴率32.3%を記録。「ドラマ内で大きなショルダーフォンが登場するシーンがありますが、基本的には携帯電話が普及する前の時代。今ではありえないすれ違いが頻繁に起こりました。そのため各話の終盤では、テーマ曲である小田和正さんの『ラブ・ストーリーは突然に』が流れるなか、連絡がとれず大雨の中で待ちぼうけする、帰宅して自宅の留守電を聞いて事態を初めて知るといったすれ違いが起き、ハラハラさせられたものです。週の始まりで、心身ともにぐったりとする月曜夜9時。思い切り涙を流すことで心を浄化して“花金”に向けて頑張った人も、多かったのではないでしょうか」【PROFILE】牛窪恵’68年、東京都生まれ。世代・トレンド評論家でマーケティングライターとして『ホンマでっか!?TV』フジテレビ系)など多数の番組で活躍
2022年12月11日12月7日に発表された年末恒例のTV番組出演本数ランキング。1年を彩った様々な人気ものが顔を揃えるなか、「モデル・タレント・アイドル・音楽・その他」部門で10位に入ったのが、KAT-TUNの中丸雄一(39)。中丸は『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)や『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系)など様々なバラエティ番組でマルチな活躍をみせている。亀梨和也(36)は昨年秋に放送され好評を博した主演ドラマ『正義の天秤』(NHK)のSeason2の制作が11月に発表され、上田竜也(39)も来年3月に公開される映画『映画ネメシス黄金螺旋の謎』への出演が決定するなど、KAT-TUNメンバーの好調ぶりがうかがえる。いっぽう、これまで3人のメンバーが脱退したKAT-TUN。その3人はというと、明暗がくっきりわかれているようだ。そこで、これまで本誌が目撃してきた元KAT-TUNの三者三様な“その後”を改めて振り返りたい。■田中聖ハロウィンパーティで大騒ぎ11月29日、またもや逮捕されたのは山田孝之(39)とユニット「JINTAKA」を結成、今年12月8日にリリースされた恋愛シミュレーションゲームに起用されるなどマルチに活躍している。好調ぶりはプライベートにも表れていた。19年11月、同年9月末に退所した親友の錦戸亮(38)が都内で開催したソロライブを訪れた赤西。ライブ後は山田孝之とともに、西麻布で行われていた打ち上げへ。実はこの時、錦戸が使用していた送迎車は普段赤西が使っているもの。車を共有するほど2人は固い絆で結ばれていた。12年2月に黒木メイサ(34)と結婚し、2人の子宝にも恵まれた赤西だが、イクメンでもあるようだ。黒木が第2子を出産した翌年の17年10月、赤西がいたのは千葉県にある家具量販店の「IKEA」。自分のお気に入りの家具を選びに来たのかと思いきや、赤西は大型家具を撮影だけして店内をまわる赤西。どうやら育児で外出できない黒木にメールで家具の写真を送り、相談していたようだ。最近では、11月に退所を発表した滝沢秀明氏(40)のSNSアカウント開設に反応し、Twittterで《#タッキー インスタ始めたって。偽物が多くて見つけにくかったけど、すぐ分かりました!》と呟くなど、辞めジャニ同士で良好な関係を築いている赤西。向かうところ敵なしかも?■田口淳之介格安物件で同棲再開も…暗中模索の日々を送っているのが、小嶺麗奈(42)と逮捕されてしまう。同年10月に懲役6カ月、執行猶予2年の判決を受けることに。07年ごろから交際を開始し苦楽をともにしてきた田口は公判中に「結婚したい」と“公開プロポーズ”するなど一貫して小嶺への愛を貫いてきた。19年11月の本誌のインタビューでも、「公判が始まる直前、僕は彼女に『そばにいてほしい』と伝えたんです」「もう書類(婚姻届け)を出すタイミングだけの問題です」と明かすなど、結婚をほのめかせていた。順風満帆に見えた田口と小嶺だったが、昨年6月に暗雲がたちこめる。一部週刊誌で、結婚に踏み切らない田口に小嶺が愛想をつかし、同棲を解消し熊本の実家に戻ったと報じられたのだ。本当に2人は破局してしまったのか。しかし今年2月下旬、本誌は驚きの姿を目撃する。都内にある家賃13万円ほどの1LDKマンションで2人は同棲を再開していたのだ。コインパーキングにとめた車から引っ越し用の段ボールを抱える田口に続いて、小嶺も大きなビニール袋を抱えて2人で同じマンションへと帰っていた。今度こそゴールインかと思われたが、11月に「FRIDAY DIGITAL」が同棲を解消したことを報じた。記事によると、田口は都内の高級マンションで一人暮らししているという。今年3月に日本プロ麻雀協会のプロテストに合格し、プロ雀士としても活動する田口。果たして、彼が進む道に小嶺の姿はあるのかーー。
2022年12月11日