大橋裕之による「音楽と漫画」(太田出版)を原作に、製作期間7年、71分全て手描きのアニメーション映画『音楽』が2020年1月に公開。この度、その豪華声優陣とともに特報映像が解禁となった。本作は、楽器を触ったこともなかった不良たちが思いつきでバンドを組むところから始まるロック奇譚。実写映画からアニメーションに転身した異才・岩井澤健治が監督をつとめた。岩井澤監督個人による製作期間は7年超、作画枚数は実に40,000枚超、71分を全て手描き、クライマックスの野外フェスシーンをダイナミックに再現するため、実際にステージを組みミュージシャンや観客を動員してのライブを敢行。分業制、CG制作が主流のアニメーション制作において、何もかもが前代未聞の長編アニメーションプロジェクト。9月に開催される世界四大アニメーション映画祭のひとつ、カナダのオタワ国際アニメーション映画祭長編コンペティション部門にノミネートされるなど、世界からも注目を集める異色作となっている。71分全てアナログ!異色アニメを彩る個性派声優陣今回明らかになった声優陣は、楽器未経験ながら思いつきでバンド「古武術」を組む不良高校生・研二役にミュージシャンの坂本慎太郎、研二の同級生・亜矢役に『町田くんの世界』『CINEMA FIGHTERS』に出演する駒井蓮、「古武術」のメンバー・太田と朝倉役に名バイプレイヤーの前野朋哉と芹澤興人、「古武術」をフェスに誘う「古美術」のメンバー・森田役に「大人計画」の平岩紙、そして研二を敵視する丸竹工業の不良・大場役に竹中直人。このほか、山本圭祐、れっぴーず、姫乃たま、天久聖一も参加している。研二役:坂本慎太郎(原作の)大橋さんから「研二の声をやってほしい」と言われた時は本当に驚きました。アフレコは楽しかったです。もともと好きな漫画ですし、7年も一人で描き続けているという監督の執念にも痺れていたので、このような形で参加できて光栄です。亜矢役:駒井蓮それぞれのキャラクターがとても魅力的で、すぐに『音楽』の虜になりました。そこに声を吹き込んでいくのは凄く緊張しましたが、坂本さんをはじめとする皆さんと、楽しみながらアフレコをさせて頂きました。シンプルだけど、熱い、音楽。私自身、公開が楽しみです!太田役:前野朋哉『音楽』に自分が参加できると決まった時、感激で震えました。アフレコでは出来上がっている映像を観て震えました。そして坂本慎太郎さんの声を聞いて震えました。ずっと震えてました。まだ完成は観れていませんがきっと震える事になるでしょう!朝倉役:芹澤興人大橋さんの『音楽』に声と音楽が入るだけでも凄いのに、そこに岩井澤監督の執念のアニメーションが絡まってるんです。浴びたことのない多幸感溢れる作品になっているはずです。僕も早く観たい。森田役:平岩紙まずは、この映画に参加できたことを、とても嬉しく思っています。アフレコの際、皆さんそれぞれの声とキャラクターとのハマり方に感動しました。今回、私は1日のアフレコでしたが、あれから数ヶ月たった今も、もう一度森田くんを演じたいと思っているほど大切な作品となりました。監督をはじめ、スタッフの皆さんの長年の熱意と労力が見事に謳歌して作り上げられた『音楽』の世界を1人でも多くの方にご堪能いただきたいです!大場役:竹中直人大ファンだった大橋裕之さんの作品にまさか自分が参加するなどと思う訳がない。ところが! ぼくは参加してしまったのだ! まさかの出来事に僕のこころと脳は破裂するに違いないっ! …と心底思った…! しかし! ぼくはまだ確実に生きている! きっと大橋さんとの出会いはこれだけでは終わらないのだ! いや終わらせてたまるか!「大橋さん!みこしぶっこわそー!うおー!うわぁー!ずうおー!!!」『音楽』は2020年1月より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年08月28日電気グルーヴが新アルバム『トロピカル・ラヴ(TROPICAL LOVE)』を発表。2017年3月1日(水)より発売される。電気グルーヴは、ピエール瀧と石野卓球のユニット。『トロピカル・ラヴ』は、電気グルーヴ4年振りとなるオリジナルフルアルバム。2017年3月12日(日)から2017年3月25日(土)の期間には全国6か所7公演の「トロピカル・ラヴ ツアー(TROPICAL LOVE TOUR)」も開催する。アルバムの表題曲である「トロピカル・ラヴ(Video Edit)」のMVは、映像は全編ハワイで撮影。電気グルーヴと旧知の間柄の田中秀幸が監督を務める。始まりの気配を感じさせ、クセになる味わい深い作品となっている。さらに、2017年3月9日(木)には、ニューアルバム『TROPICAL LOVE』収録の「人間大統領」のミュージックビデオが公開された。この動画は、漫画家・天久聖一が企画・演出を、竹林亮がディレクターを務めている。天久は、過去に電気グルーヴの「Café de 鬼」「モノノケダンス」「弾けないギターを弾くんだぜ」のミュージックビデオも手掛けてきた。また、3/12よりスタートする全国ツアー「TROPICAL LOVE TOUR」の会場で販売されるグッズの画像も公開。アルバム『TROPICAL LOVE』のジャケットを使用したTシャツやiPhoneケースの他、「トロピカル・ラヴ(Video Edit)」ミュージックビデオに登場するメンバーの写真を使用したキーホルダーなど、バラエティに富んだラインナップとなっている。【詳細】電気グルーヴ『トロピカル・ラヴ』発売日:2017年3月1日(水)価格:・通常盤 CD1枚 2913円+税・初回限定盤 CD1枚/DVD1枚/デジパック仕様 3,600円+税・完全生産限定盤 CD1枚/映像コード/マグネット/レンチキュラーステッカー/BOX仕様 4,600円+税・完全生産限定LP 12inch LP2枚組 3,800円+税収録曲:人間大統領 / Ningen President東京チンギスハーン / Tokyo Genghis Khan顔変わっちゃってる。 / Kao Kawacchatteru.プエルトリコのひとりっ子 / Puerto Rico no HITorIKKO柿の木坂 / KakinokizakaFallin’ Down(Album mix)ユーフォリック / UFOholicトロピカル・ラヴ / TROPICAL LOVEヴィーナスの丘 / Venus Hillいつもそばにいるよ / Stand by You■TROPICAL LOVE TOUR ※ローソンチケット、イープラス、チケットぴあにて販売中日程・開催場所:・2017年3月12日(日) Zepp Sapporo・2017年3月17日(金) Zepp Nagoya・2017年3月18日(土) Zepp Osaka Bayside・2017年3月20日(月・祝) 福岡 DRUM LOGOS・2017年3月21日(火) 岡山 YEBISU YA PRO・2017年3月24日(金) Zepp Tokyo・2017年3月25日(土) Zepp Tokyo
2017年02月16日天久聖一×よシまるシンのユニットによる初の展覧会「ロゴゴ展」が開催。2016年8月5日(金)から8月28日(日)まで神田、TETOKAにて行われる。電気グルーヴのミュージックビデオや、舞台作演出を手掛ける漫画家、天久聖一と、『バクマン。』のエンドロールコミックデザインをはじめデザイン、イラスト、映像などの分野で活躍するよシまるシン。20年来の付き合いである2人は共に「ロゴ」や「文字」に関心を持ち、言葉と架空の造語をロゴデザインとして、2010年より企画「ロゴドリル」で発表し続けている。本展では、その新作のロゴ作品が展示される。「象形文字の誤解釈」をテーマにデザインされた作品は、意味を象徴化したり、抽象化するというロゴの特性を逆手に取り、あえて語源とは違うイメージが落とし込んまれている。シュールでポップなロゴには、オシャレとダサさ、オリジナルと偽物など対立する要素が表現されている。期間中の20日(土)には、イラストレーターの白根ゆたんぽをゲストに迎え、トークイベント「一夜スナック来夢来人」が企画されている。さらに、会場では、ステッカー、キーホルダー、マグカップなどの展覧会オリジナルグッズの販売も予定だ。【開催概要】天久聖一 × よシまるシン ロゴゴ展会期:2016年8月5日(金)~8月28日(日)会場:TETOKA住所:東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F休廊日:水曜日※イベントのある日は営業時間が変更となる場合あり。営業時間:16:00~23:00観覧料: 1ドリンク注文制■オープニング・レセプション 作家来廊 日時:8月5日(金) 20:00~22:00■一夜スナック来夢来人(らいむらいと)日時:8月20日(土) 19:00~21:00料金:1500円 (2ドリンク付、簡単なおつまみサービス)【問い合わせ先】TEL:03-5577-5309
2016年07月31日笑いたっぷりのドラマシーンと、生演奏による豪華な音楽ショーが行ったり来たり…。一世を風靡した『8時だョ!全員集合』をはじめ、かつてお茶の間を賑わせたいわゆる“バラエティショー”にいま改めてチャレンジするのは、「大人計画」主宰の松尾スズキさん。松尾さんといえば、社会のタブーに切り込むブラックな笑いが持ち味ですが…まさか、そのテイストがお茶の間に!?松尾さんと共にこれまで多くの作品を手掛けてきて、今作でも構成を務めた天久聖一さんにお話を伺うと、「たしかに『大人計画』といえばブラックな笑いを想像する人もいると思いますが、今回は安心してください。穿いてますよ(笑)。むしろ、それこそアンアンを読んでいるような女性が、家に帰ってお風呂上がりに、この作品を見て癒されるような…そんな“ハーゲンダッツ”感を目指しました。もちろん、各所にギミックを詰め込んでいたりはしますけど」あらすじは、多部未華子さん演じるコールセンターで働くOL・サチコが、ひょんなことからNHK近くにある「犬ぞり庵」という蕎麦屋の店長になる、というもの。お店の2階は下宿になっていて、一癖も二癖もある住人たちや、訪れるぶっとんだお客と関わりあうなかで、ラストでサチコがあるトラウマを乗り越え報われる「下町シンデレラストーリー」だそう。「お笑い芸人さんを起用せずに、役者たちとともに笑いを作っていきたいというのも趣旨でした。『大人計画』の面々はもちろん、大竹(しのぶ)さん、多部さん、栗原さんなど、松尾さんがこれまで培ってきた人脈も含めた集大成でもあります。それらをもって、NHKに打って出る!と(笑)。松尾さんも最近はテレビというメディアを通して、普段は劇場に来られない、例えば離島に住んでいる人や、お年寄りにも自分の笑いを届けたいと考えるようになったと話していました。そうして広く楽しんでもらえるように、エンタメ感たっぷりの、キラキラした雰囲気が出せていると思います。もともと松尾さんが大切にしている、笑いと音楽も活かしながら。といってもやっぱりおっさん2人が作っているので、古い旅館にある、よく見るとキラキラが混じった土塀のような感じですけどね(笑)。ゲストミュージシャンの、フジファブリックの山内総一郎さんが出てくる場面と、栗原類くんがある女性と何度となくキスするシーンも必見です(笑)」◇『恋は、アナタのおそば』出演者は他に、三宅弘城、池津祥子、皆川猿時、村杉蝉之介、平岩紙が。お茶の間全員が楽しめる、けれど松尾テイストもピリリと利いたコントショー。前日リハーサルのみで行った本番は、一発OKだったそう。3月30日(水)・31日(木)の2夜連続放送。NHK総合22:55~23:20◇あまひさ・まさかず漫画家、作家、アニメーション監督など多岐にわたって活動。『バカドリル』シリーズなど。’12年『生きちゃってどうすんだ』以降、松尾さん作品に多数関わる。※『anan』2016年3月30日号より。
2016年03月25日2人組テクノユニット・電気グルーヴの約25年に及ぶ活動を追った、初のドキュメンタリー映画『DENKI GROOVE THE MOVIE? ~石野卓球とピエール瀧~』(12月26日より2週間限定公開)の上映を記念して21日16時より、GYAO!で特設ページが開設。同ユニットのミュージックビデオ(以下MV)28本を無料配信する。27日23時59分まで公開される全28本のMVは、いずれもフルサイズ。90年代にシングルヒットを記録した「Shangri-La」や「N.O.」をはじめ、漫画家・天久聖一氏がメガホンを取ったことで知られる「Cafe de 鬼 (顔と科学)」や「モノノケダンス」なども視聴することができる。また、映画本編のイントロ部分1分40秒も先行配信される。映画は、初ライブや数々の記録映像、当時を振り返るインタビュー、最新のライブシーンなどで構成。かつてのメンバーであった砂原良徳とCMJK、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、スチャダラパー、山口一郎(サカナクション)、小山田圭吾といったアーティストの出演もしている。メガホンを取るのは、これが初のドキュメンタリー映画となる大根仁監督。映画『モテキ』(11年)やテレビ東京系ドラマ『まほろ駅前番外地』(13年)などを手がけたことで知られる一方、音楽シーンやサブカルチャーにも造詣が深いことから、メンバーたっての希望で監督に起用された。■配信されるミュージックビデオ一覧「ビコーズ」、「CATV」、「ウィー・アー」、「MUD EBIS」、「Cafe de 鬼 (もっとおもしろい顔MI)」、「Popcorn (Single Mix)」、「新幹線 (TAB EATER MIX)」、「N.O.」、「誰だ!」、「Shangri-La」、「FLASHBACK DISCO」、「Nothing’s Gonna Change (死者の書 Ver.)」、「VOLCANIC DRUMBEATS」、「ドリルキング社歌2001」、「Cafe de 鬼 (顔と科学)」、「弾けないギターを弾くんだぜ」、「Mr.Empty」、「中年パンク」、「Twilight (アブストラクトな林檎たち) / 電気グルーヴ×スチャダラパー」、「Twilight (ふぞろいのネジ屋敷) / 電気グルーヴ×スチャダラパー」、「聖☆おじさん / 電気グルーヴ×スチャダラパー」、「少年ヤング」、「モノノケダンス」、「少年ヤング(Album Mix / SSTV VIP Version)」「Fake It!」、「電気グルーヴ20周年のうた」、「タランチュラ」、「Upside Down」(C)2015 DENKI GROOVE THE MOVIE? PROJECT
2015年12月21日UPLINKは、「コップのフチ子」の生みの親であるマンガ家・タナカカツキをホストに迎え、アニメーション作家の榊原澄人、ぬQが出演するイベント『第二回 タナカカツキの「アニメの時間」』を開催する。日時は6月12日 19:30~21:30(19:00開場)。会場は東京都・渋谷のアップリンク・ファクトリー。入場料は1,500円(1ドリンク付、事前申し込み制)。『第二回 タナカカツキの「アニメの時間」』は、「コップのフチ子」の生みの親としても活躍し、アニメーションへの造詣も深いタナカカツキ氏がホストを務めるイベント。榊原澄人、ぬQ(ぬきゅう)という2名の気鋭アニメーション作家を招き、アニメーション作品の上映とトークセッションが行われる。さらに、イベント終了後にはタナカカツキや各作家と直接話ができる懇親会も予定されている。また、同イベントに参加するには、事前にWebの申し込みページよりチケットを申し込む。料金は一律1,500円(1ドリンク付)で、全席自由席(受付先着順)。なお、タナカカツキは1966年大阪生まれ。1985年マンガ家デビュー。著書に「オッス!トン子ちゃん」、「サ道」、天久聖一との共著「バカドリル」など。榊原澄人は北海道浦幌町出身。15歳で渡英後文化庁海外派遣生を経て、Royal College of Art(英国王立芸術大学院大学)/MA Animation科を卒業。現在は長野在住。ぬQは多摩美術大学大学院修士課程修了。アニメーション作品「ニュ~東京音頭」で、第18回学生CGコンテスト最優秀賞を受賞し、「第16回文化庁メディア芸術祭」審査委員会推薦作品に選出されるなど話題となる。代表作に「ニュ~東京音頭」、チャットモンチーPV「こころとあたま」 がある。
2015年05月29日