「シリーズの大ファンです!」「あなたの作品が私の人生を変えました!」。今日もどこかの映画のオーディション会場では、役を熱望する俳優たちが製作者たちにこう訴えているかもしれない。この場合、製作者たちは発言の真偽を見抜かなくてはならないだろうが、いまをときめくオスカー女優が目をキラキラさせながら冒頭の言葉を放ったとしたら、それは紛れもなく真実だ。『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞に輝き、旬のスターとなったアリシア・ヴィキャンデルにとって、『ボーン・アイデンティティー』に始まる“ボーン3部作”は過去の思い出にトリップさせてくれるものでもあるという。まだアリシアがオスカー像を手にする前、ロンドンのアパートで女の子3人とルームシェアをしていた頃。彼女たちの週末の楽しみは、“ボーン3部作”を観ることだった。「休日に女の子同士でワイワイ観るには最高のポップコーンムービーよね。その一方、世の中の動きを感じさせる物語なのが素晴らしいわ。ただ、私の楽しみ方は女の子っぽくなかったかもしれないけど(笑)。映画が大好きだし、女優として映画作りに夢中だったから、アクションシーンの長回しに痺れっぱなしだったの」。もちろん、女子同士でボーンのカッコよさにときめく瞬間もあった様子。「だって本当に素敵だもの。マット(・デイモン)はボーンをすごく魅力的なキャラクターに作り上げたと思う。そもそも、ほかのアクションヒーローたちは女性の扱いがなっていないわよね(笑)。マティーニを飲んだりしがちだし…。でも、ボーンは自分が何者であるかを知ろうとするし、悩み、傷ついていく。ものすごくクールに敵を倒す力を持つ一方、繊細さもあるところが素敵だと思うの」。そんなボーンに対し、シリーズ最新作『ジェイソン・ボーン』に登場するCIAエージェント、ヘザー・リーは興味深い振る舞いを見せる。ボーンをCIAに連れ戻そうとするヘザーと彼の関係を、演じるアリシア自身はこう分析する。「喪失を経験してきたボーンは、心の壁を崩すことができない。それはCIAで働くヘザーにも言えることで、彼女が自分と同じ葛藤を抱えているかもしれない可能性をボーンは感じたんじゃないかと思うわ。諜報の世界で、モラルのコンパスをどちらに向けるべきか悩んでいるんじゃないかって。だから、双方が望めば、2人の間につながりは生まれ得たと思う。でも、この映画の中では、ボーンにも観客にもヘザーの本心が分からないの」。『コードネームU.N.C.L.E』『エクス・マクナ』に『リリーのすべて』、そしていま熱っぽく語る『ジェイソン・ボーン』と、話題作の中で輝きを放つアリシア。自身の製作会社も立ち上げ、映画愛を加速させる中、映画作りにおいて最も重要なのは「ビジョンを持っている人との出会い」だと語る。「私は映画作りが大好き。まるでマシーンのパーツとパーツが組み合わさって1つのものになっていくように、みんなで力を合わせて共同作業を行う感覚が好きなの。私はカメラの前に立つ人間だけど、映画作りという大きなマシーンの一部に過ぎない。むしろ、大事なのは共同作業のリーダーとなる人物、つまり監督ね。リーダーである監督のビジョンやアイデアを形にしたいと思えるか、それが私にとって重要なことなの」。ビジョンを受け止めてみたい監督たちは、「彼の『預言者』が好き、数週間前に観直した『ディーパンの闘い』も素晴らしかった」というジャック・オディアールをはじめ、コーエン兄弟、ミヒャエル・ハネケ、ラース・フォン・トリアーなど、「挙げられないくらいたくさん(笑)」。一方、新鋭監督たちとのコラボレーションにも惹かれるという。「経験値がない分リスクはあるけど、彼らの情熱に魅力を感じるし、それを形にする手伝いができればと思っている。私自身にも、まだ経験が浅い時に私を信じてチャンスをくれた人たちがいるから」。もちろん、『ジェイソン・ボーン』でアリシアの情熱を受け止めたポール・グリーングラスとの再タッグも熱望している。「それは絶対よ。ポールとマットが次回作をやるなら、私は何が何でも参加するわ!」。(text:Hikaru Watanabe/photo:Nahoko Suzuki)
2016年10月08日(Photo by madoka)世界的に見てもノーメークで過ごす人が少ないと言われる日本。 あなたは、「ノーメークでセルフィーを撮れ」と言われたらどう思いますか? 皆さま、こんにちは! ハッシュタグ・アクティビズムを紹介する連載企画の第4回です! 早速ですが、欧米の歌手やモデル、女優らが相次いでSNSにノーメークの姿をアップロードするムーブメントが起きているのを知っていますか? その名も#NoMakeup。(Photo by JOANNE)<レディー・ガガ/歌手>(Photo by Beyoncé)<ビヨンセ/歌手>(Photo by Gigi Hadid)<ジジ・ハディッド/モデル> これはアメリカのシンガー、アリシア・キーズが広めた「自分を包み隠すことをやめる」ムーブメントなのです! 彼女は5月に出したエッセイで「私はもう何も包み隠したくない」「顔、気持ち、心、考え、夢、苦しみ、感情の高ぶり、全てを偽ることを止める」と綴って以来、コンサートのときも撮影するときもノーメークでいます。(Photo by aliciakeys)ノーメークのまま撮影に挑んだ彼女の感想というと、「間違いなく、これまでで最も強く、力にあふれ、自由で、正直な美しさのある体験でした」。 アリシアが綴ったエッセイには、 聴衆の前でノーメークになることを決意するまでの過程が綴られています。 あえてノーメークを見せた彼女は、自分を偽っていない「ありのまま」を世界に公開するという勇気を見せたのです!(Photo by madoka)そして有名人だけでなく、あらゆる人が#NoMakeupのハッシュタグをつけてSNSに自分の素の顔を投稿しているのです! インスタグラムで#NoMakeupをつけた投稿を検索してみると、120万件以上がヒットします。(Photo by aliciakeys)「何も隠さない素顔のままの自分を見せること」を良しとしているこのハッシュタグ・アクティビズムですが、決して「化粧がいけない」と言っているのではありません! これは化粧をしていてもしていなくても、自分を包み隠さず見せることが「自分の強さ」を見せることなのだと教えてくれるムーブメントなのです。 皆さんもノーメークでセルフィーを撮りたくなりましたか? 次回の連載をお楽しみに! この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!“「丼」じゃなくて「#」で読み解く、現代社会③|#ShoutYourAbortion” 皆さん、こんにちは!ハッシュタグ・アクティビズムを紹介する連載企画の第3回目です。 さて、突然ですが皆さんは“中絶”という言葉を聞いてどんなイメージを受けま... ーBe inspired!
2016年10月08日マット・デイモンが記憶を失った孤高の凄腕スパイを熱演する、大人気シリーズの最新作『ジェイソン・ボーン』(10月7日公開)。その日本公開に先立って、本作にCIAエージェントのヘザー・リー役で出演したアカデミー賞女優のアリシア・ヴィキャンデルが初来日を果たした。もともと大ファンだったという『ボーン』シリーズ最新作の魅力をはじめ、マットやトミー・リー・ジョーンズとの共演の感想などを直撃! そして20代でアカデミー賞の助演女優賞を受賞して30代を目前に控えたいま、どのような心境でいるのか。実力派女優の胸中にも迫った。――映画ファンに大人気のジェイソン・ボーンが戻ってきましたが、マット・デイモンとの共演はいかがでしたか?ずっと彼の活躍を見ていて、俳優としてもともと尊敬の念を持っていたわ。俳優だけでなく、脚本家としても素晴らしくて、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(97)の当時は、彼も若くして脚本家デビューを果たしていたわよね。たくさんいろいろなことにトライしている姿を観ていたので、地に足のついた頭のよい方だと思ったわ。撮影現場ではスタッフのほとんどの名前を覚えていて、現場に素敵な雰囲気を作ってくれたのよ。――もともと『ボーン』シリーズの熱心なファンだったそうですが、ファンの視点で観た今回の魅力はズバリ何でしょうか?同時代性を打ち出している点や、とにかくスマートなところよ。ジェームズ・ボンドなど、ほかのスパイ映画ももちろんファンだけれど、でもボンド映画は60年代の話で、古い感覚は否めないわ。女性の扱いやマティーニとか、ガジェットなどもね、『ボーン』シリーズは新聞に踊っているような話題を直接的に想起するような点があって、撮影の方向性もドキュメンタリーチック。アクションもリアルで、そこが素敵なのよね。――シリーズの1作目は、その後のアクション映画の流れを変えたとまで評されました。確かに『ボーン』シリーズは、スパイジャンルを新しく生まれ変わらせた作品だと思う。だからこそ後から来た監督たちも、同じような作品を作ろうとしたと思うわ。監督たちも新しいスパイヒーロー像を見せたいと望んでいたと思うし、また観客も新しいスパイヒーロー像を望んでいたと思うので、そこも魅力だったと思うの。――ところで、演じる女性CIAエージェントのヘザー・リーは、男性の職場で頭角を現していく実に野心的な女性でしたね。もともと『ボーン』シリーズは、強い女性が活躍しているシリーズだとは思うけれど、とりわけスパイ映画のジャンルでは、そういう女性キャラクターが出てくることって、そう多くはなかったと思うの。そして彼女は、前作から大きく変わった変化を象徴しているキャラクターでもあると思う。以前のボーン映画では、なかったような仕事をしているのよ。――トミー・リー・ジョーンズ演じるCIA長官と対等に渡り合っていましたからね!彼のキャラクターは前の時代の象徴で、新世代がヘザーだと思うの。でも、トミー・リーはレジェンドよ(笑)。共演にあたっては怖いかなと思っていたけれど、実際にはとても優しい人で、映画への愛に満ちている人ということはわかっていたから、撮影中はわたしにもいろいろと挑戦をさせてくれたの。――最近の出演作を含め、芯の強い女性を演じることが多い印象です。それは意図的に選択をしているのか、それともあなたが演じていることで結果的にそう映っているのでしょうか?それはよく言われていることだけれど、女性のキャラクターだからそう思われるのよ。男性のキャラクターについて「芯が強いね?」って、言わないでしょ?個人的な意見だけれど、いままで女性が、多様性があるような表現を見せられてこなかったからだと思う。いまちょうど女性のキャラクター像って変わってきていると思うけれど、そういう多様性があって立体的な女性を描くと、新鮮に映るんだと思うわ。――すでに20代でアカデミー賞にも輝いて活躍目覚ましいですが、30代に入ってトライしてみたいことは何ですか?それが何であるか、実は知りたくないと思っているの。実はもともと、壮大なプランを持っているタイプではないのよ(笑)。人生で情熱を感じたりする対象って変わっていくものだと思うし、もちろん時にはこうありたいと思ったこともあるけれど、人生はだいたい思うようにはいかないものよね。でも一番願っていることは、大胆さを持つことなの。勇気を持ってその瞬間を闘い、正しいと思う方向に足を進める勇気を持っていたい。そのことってとても難しいことではあるけれど、人生を送る上ですごく重要なことだと思うわ。■プロフィールアリシア・ヴィキャンデルスウェーデン出身。母国スウェーデン映画『Pure』(09・未)の演技が高く評価され、スウェーデンのアカデミー賞にあたるゴールデン・ビートル賞主演女優賞を受賞。近年は幅広い役柄を演じ切る演技力が注目を集め、アレックス・ガーランド監督の『エクス・マキナ』(15)では美しいAIロボット役でエンパイア賞女優賞にノミネート。記憶に新しいトム・フーパー監督作品『リリーのすべて』(16)ではアカデミー賞助演女優賞に輝いた。待機作に『The Light Between Oceans』(16)など。ルイ・ヴィトンのアンバサダーも務めている。(C)Universal Pictures
2016年10月06日孤高のスパイ、ジェイソン・ボーンが幸せになる日はやってくるのだろうか?2002年の『ボーン・アイデンティティー』に始まり、2004年の『ボーン・スプレマシー』、2007年の『ボーン・アルティメイタム』と、ジェイソン・ボーンは常に苦難の中で戦ってきた。記憶という過去を失い、愛する女性との現在を失い、未来すら奪われそうになる中、自分という存在を取り戻そうとしてきたボーン。あれから9年、再びジェイソン・ボーンと化したマット・デイモンの胸の内には、こんな想いがあったという。「続編を作るのは、本当に難しいことだと思う。慣れ親しんだものを求められはするけど、全く同じだと飽きられてしまう。つまり、親しみ深い部分と新しい部分のバランスが重要になるのだけど、続編を作るにあたって幸いなことに、前作から9年を経て世の中は大きく変わった。プライバシーとセキュリティの問題が深刻化し、ソーシャルメディアが活発になり、デジタルへの依存も高くなったよね。これほど様変わりした世界でボーンが活躍することこそに、僕たちの求めるバランスがあると確信したんだ」。マットの言う「新しい部分」をキャスティングで表現したい。こう言い出したのは監督のポール・グリーングラスだという。新キャストとして、アリシア・ヴィキャンデル、トミー・リー・ジョーンズ、ヴァンサン・カッセルらが加入。なかでも、アリシア演じるCIAエージェント、ヘザー・リーとボーンの関係は興味深い。「すごく面白い関係だよね。曖昧で謎めいたヘザーを、ボーンはもちろん、観客も信用していいかどうか迷う。そもそも、ボーンは誰も信用しないしね(笑)。ヘザーはサイバー世界の新しい世代の人間で、ボーンよりずっと若い。そんなヘザーを演じることで、アリシアはシリーズに新しい風を吹き込んでくれたと思う。もし更なる続編があるなら、2人の関係はもっと掘り下げて描かれるんじゃないかな」。一方、「親しみ深い部分」とも言うべき、変わらないものがある。それが、ジェイソン・ボーンというキャラクターだ。常に苦難の中で戦ってきたボーンは、またもや痛みを伴う戦いをCIAによって強いられる。「(シリーズ第1作の監督である)ダグ・ライマンと初めて話したとき、彼がこう言っていたんだ。“ジェームズ・ボンドには何だか共感できない”とね。ボンドは女好きだし、殺しを茶化すし、マティーニを飲んで呑気に振る舞う。60年代の感覚だよね。そうではなく、僕たちはボーンを共感できるスパイにしたかった。彼には良識があるし、正しい価値観を持っている。1人の女性をずっと愛し続け、自分がしたことに対して罪悪感も抱いている。だからこそ、彼は償いをしたい。それがボーンというものなんじゃないかな」。『ボーン・アルティメイタム』から現実世界は9年、劇中は12年が経過。ジェイソン・ボーンの人生の時計が進んでいたように、マット自身も年齢を重ねてきた。皺の数だけ味わいを増してきたボーンを、マットは「演じやすくなった」と言う。「初めから彼にはつながりを感じていたし、年齢を重ねると共に演じやすくなったのは事実。役の内面を演じるには、人生経験が多ければ多いほどいいからね。後悔もあれば失敗もあり、喜びもある人生のすべてを、演技に活かすことができるから。ただし、肉体的な苦労は今の方が大きいんだけど(笑)」。心の痛みも、肉体の痛みも、ジェイソン・ボーンから消えることはない。では、最初の問いに戻ろう。ジェイソン・ボーンが幸せになる日はやってくるのだろうか?「シリーズが続く限り、ボーンは苦しみ続けるんじゃないかな。幸せになったら、シリーズが終わっちゃうよ(笑)」。(text:Hikaru Watanabe)
2016年10月04日マット・デイモン主演の人気シリーズ最新作『ジェイソン・ボーン』の来日記者会見が29日、都内で行われ、同作にCIAエージェントのリー役で出演したアカデミー賞女優のアリシア・ヴィキャンデルが出席した。特別MCに就任したお笑いコンビ・トレンディエンジェルの前で「コンニチハ、アリシアさんだぞ?」と彼らの持ちネタを披露して爆笑を誘った。同作は、その後のアクション映画の流れを変えたとまで評される『ボーン』シリーズの正統なる最新作で、"最も危険な兵器"ジェイソン・ボーンの過去にまつわるもっとも重要な"秘密"が明かされていく。同シリーズの生みの親ポール・グリーングラス監督とマット・デイモンの黄金コンビが約10年の時を経て、ついに復活したことでも話題の超大作だ。"ボーン"組の来日は8月のマット・デイモンに次いで、ヒロインのヘザー・リー役を演じるアリシア・ヴィキャンデルの初来日が実現。特別MCのトレンディエンジェルに紹介されて現れたアリシアは、「コンニチハアリシアさんだぞ?」とまさかの斎藤の持ちギャグを日本語で披露! 横にいた斎藤は、「僕の時はフラッシュも手をふる人もいなかった」と、これに先だってギャグを披露していたものの、そのリアクションの差に苦言を呈した。もともと、「日曜日になると三部作のセットをよく観ていたの(笑)」と笑顔で豪語するほど同シリーズの大ファンだったというアリシアは、今作へのオファーが来た時に大感激したそうで、「スパイというジャンルに新しい要素を採り入れ、同時代性も取り込み最高のシリーズよ! だから撮影現場に初めて入った時は、シュールな感じになったわ!」と述懐。あこがれのマットとの共演については、「目の前で彼の仕事ぶりを見ていたけれど、インスピレーションを受けたわ。とても勤勉で、すべてを仕事にぶつける、その姿勢は受け継いだかもしれないです」と、"孤高の暗殺者"になりきるマットの実直な姿勢に敬意を表した。また、会見終盤にはアリシアの初来日と10月3日の誕生日を祝して、彼女の誕生花である紅葉の柄をあしらった和傘のプレゼントも。「八芳園で記者会見をすると聞いていたので、日本庭園を思い起こすドレスを選んだのよ!」と、満面の笑みで親日ぶりをアピールした。
2016年09月29日第88回アカデミー賞助演女優賞に輝いたアリシア・ヴィキャンデルが9月29日(木)、都内で行われた出演作『ジェイソン・ボーン』のPRイベントに出席。オスカー受賞に加え、数々の話題作に出演し、まさに“最旬女優”の冠がふさわしいアリシアが初来日を果たした。以前から親日家を公言し、初来日を心待ちにしていたアリシアのために、この日は緑豊かな日本庭園をのぞむ八芳園白鳳館でイベントを開催。一方、アリシアも「日本庭園のイメージに合わせた」という「アーデム(ERDEM)」のワンピースに身を包み、「私がいままで経験した記者会見で、最も美しい場所ね」とすっかりご満悦だった。マット・デイモンが主演し、アクション映画の歴史を刷新した『ボーン』シリーズ待望の最新作『ジェイソン・ボーン』で、アリシアはボーンを追い詰めるキャリア志向の若きCIAエージェント、ヘザー・リーを演じた。「若くして巨大組織で頭角を現すだけに、非常に優秀だけど、ミステリアスだし、どんな倫理観を持っているのか捉えがたい女性なの。野心家で一匹オオカミなタイプね。私も自分なりに向上心はあるつもりだけど、ヘザーに比べるとオープンマインドな性格だと思うわ」(アリシア)。もともと大ファンだったという『ボーン』シリーズの魅力は、「スパイアクションの分野に、フレッシュな要素と同時代性を盛り込んだ点」だといい、「今回は生活から戦争まで、あらゆる面で影響を及ぼすテクノロジーの進歩を題材に、プライバシーと治安のバランスを描いている」。念願の共演を果たしたデイモンについては、「第一線のスターでありながら、地に足がついていて、心から演技を愛している。仕事に全てをぶつける勤勉さに多くを学んだわ」と敬意を示していた。イベントには“最も旬で、天使のように美しい”アリシアにちなみ、お笑いコンビ「トレンディエンジェル」の斎藤司とたかしが来場。10月3日に誕生日を迎えるアリシアのために、誕生花である紅葉柄の和傘をプレゼントした。これに大喜びのアリシアは、斎藤さんの持ちギャグ「斎藤さんだぞ」をマネし、「アリシアさんだぞ」と自己紹介するお茶目な一面も見せてくれた。『ジェイソン・ボーン』は10月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月29日マット・デイモンが約10年の時を経て演じる『ジェイソン・ボーン』。先日8月18日には主演マットが9年ぶりに来日、レッドカーペットイベントで「ファンのために作った」と熱い思いも語っていた中、本作でヒロインを演じたアリシア・ヴィキャンデルも初来日が決定、来日記念として9月29日(木)にFacebookライブ動画に出演することが分かった。ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)が消息を絶ってから何年もの歳月が経過したある日、元同僚であるニッキー(ジュリア・スタイルズ)はボーンを見つけ、彼にある事実を告げる。それは、CIAが世界中の情報を監視し、技術開発やテロ活動までをも裏で操作することを目的とした恐ろしいプログラムが始動したというものだった。ボーンは再び姿を現し、追跡を任されたCIAエージェントのヘザー・リー(アリシア・ヴィキャンデル)は、彼が最も求めているものを提供すれば、再びCIA側に取り込めるのではないかと考え始める。しかし、“最も危険な兵器”であるボーンは、追跡者すら想像できない、ある目的を持って動いていた――。エディ・レッドメイン主演&トム・フーパー監督作『リリーのすべて』で、第88回アカデミー賞助演女優賞を受賞し、大きな話題を呼んだアリシア。『コードネーム U.N.C.L.E.』『エクス・マキナ』といった話題作に次々と出演し、その飾らない魅力と美しさで「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の広告モデルも務めるなど、世界がいま最もアツい視線を送る女優の1人。本作では、ジェイソン・ボーンを追うキャリア志向の若きCIAエージェント、ヘザー・リーを好演しているアリシアは、今回、9月末に初来日を果たす。Facebookライブ動画といえば、一般の利用者はもちろん、ヒラリー・クリントン米大統領候補や、ラッパーのエミネム、俳優のドウェイン・ジョンソン、アーノルド・シュワルツェネッガー、アスリートのウサイン・ボルトなど、さまざまな著名人が実施しており、ファンとリアルタイムでシェアすることができると話題。当日は、アリシアが本作のエピソードや初来日の感想を語りながら、事前に募集した質問に回答する。『ジェイソン・ボーン』アリシア・ヴィキャンデル来日記念Facebookライブ動画は、9月29日(木)16:00ごろから開始予定(※当日のスケジュールにより前後する可能性あり)。質問募集期間は9月26日(月)10:00~9月27日(火)23:59まで。『ジェイソン・ボーン』は10月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月26日2002年の誕生以来、映画界に革命を起こした『ボーン』シリーズ待望の最新作『ジェイソン・ボーン』。先日のマット・デイモンの9年ぶりとなる来日の興奮も冷めやらぬなか、本作でCIAエージェント、ヘザー・リー役を演じたアリシア・ヴィキャンデルの初来日が緊急決定した!ジェイソン・ボーンが消息を絶ってから何年もの歳月が経過したある日、彼の元同僚ニッキーはボーンを見つけ、彼にある事実を告げる。それはCIAが世界中の情報を監視し、技術開発やテロ活動までも裏で操作する脅威的なプログラムが始動したというもの。ボーンは再び姿を現し、彼の追跡を任されたCIAエージェントのリーは、彼が“最も求めているもの”を提供すれば、再びCIA側に取り込めるのではないかと考え始める。しかし、“最も危険な兵器”であるボーンは、追跡者すら想像できない、ある目的を持って動いていた…。全世界が熱望したポール・グリーングラス監督とマットの最強タッグが実現した本作。マットや、シリーズでおなじみのニッキー役のジュリア・スタイルズほか、新たにトミー・リー・ジョーンズ、ヴァンサン・カッセルらが参戦し、期待を集めている。去る8月18日(木)にはマットが9年ぶりに来日。雨のなか、日本のファンたちと触れ合い、くまモンと日米の“人気モン”同士の対面も実現して盛り上がりを見せた。そして今回、緊急初来日が決定したアリシアといえば、いま世界で最も注目を集める新星女優。エディ・レッドメイン主演&トム・フーパー監督作『リリーのすべて』で、愛する人が女性になりたいと願う、その全てを受け入れ、献身的に支えたゲルダ役を熱演。その切ない演技が話題を呼び、第88回アカデミー賞助演女優賞に初ノミネートされ、見事、オスカーを獲得。同視覚効果賞を受賞した『エクス・マキナ』の美しすぎるA.I.も話題を呼び、2018年に公開予定のリブート版『トゥームレイダー』では、かつてアンジェリーナ・ジョリーが演じたララ・クロフト役に抜擢。さらに、その飾らない魅力と美しさで「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の広告モデルを務めている。本作では、ボーンを追うキャリア志向の若きCIAエージェントを好演。これまで『ボーン』3部作を何度も鑑賞しており、大ファンだと明かすアリシアは、出演が決まった際、「私がジェイソン・ボーンの映画に出ているなんて!」と大はしゃぎで喜んだとか。そんな念願の出演作を引っさげ、初来日を果たすアリシアは、9月末に本作のプロモーションイベントに参加する予定だ。『ジェイソン・ボーン』は10月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月08日俳優のマット・デイモンが主演する『ボーン』シリーズ最新作『ジェイソン・ボーン』(10月7日公開)でヒロインを演じる女優のアリシア・ヴィキャンデルが、9月末に初来日することが6日、明らかになった。アリシアは、3月に日本でも公開されたエディ・レッドメイン主演のトム・フーパー監督作『リリーのすべて』で、女性になりたいと願う夫のすべてを受け入れ献身的に支えた妻・ゲルダを熱演。切ない演技が話題となり、第88回アカデミー賞でオスカー初ノミネート、ベテラン女優陣を前に、最優秀助演女優賞に選ばれ、オスカー初受賞を果たした。『コードネーム U.N.C.L.E.』(15)や、『エクス・マキナ』(15)といった映画に次々と出演しているアリシア。2018年公開予定となっているリブート版の『トゥームレイダー』では、かつてアンジェリーナ・ジョリーが演じたララ・クロフト役に抜てきされており、ルイ・ヴィトンの広告モデルも務めるなど、精力的な活躍が目立っている。本作には、ジェイソン・ボーン(マット)を追うキャリア志向の若きCIAエージェント、ヘザー・リーを好演。これまで何度も鑑賞しているほどシリーズの大ファンと明かすアリシアは、出演が決まった際「私がジェイソン・ボーンの映画に出ているなんて!」と大はしゃぎで喜んだそうだ。そんな念願の出演作を引っさげ、9月末に都内で行われるプロモーションイベントに参加する予定となっている。8月18日には主演のマットも、9年ぶりに来日済み。レッドカーペットイベントでは「ファンのために作った作品」と熱い思いも語り、大きな盛り上がりを見せた。(C)Universal Pictures
2016年09月08日マット・デイモンが、極限まで臨場感を追求した怒涛のアクションに挑む『ボーン』シリーズの最新作『ジェイソン・ボーン』。約10年の時を経て復活した本作に、新たに参戦しているのが、『リリーのすべて』でアカデミー賞を受賞し、世界中から注目を浴びているアリシア・ヴィキャンデル。そんな彼女の “仕事ぶり”をとらえた新場面写真が解禁となった。去る8月18日(木)には主演マット・デイモンが前作『ボーン・アルティメイタム』以来9年ぶりに来日、雨も降る中、日本のファンたちの声援に応じ、レッドカーペット・イベントでは「ファンのために作った作品」と熱い思いを明かしていた本作。3部作からパワーアップし、ネクストステージに向かう本作で、象徴的な新キャラクターとなるCIAエージェントのヘザー・リーを演じているのがアリシアだ。今回解禁された場面写真は、アリシア演じるヘザーの姿を捉えたもので、作戦室からクールに指示を出す姿や、モニターに映る映像(ボーンか!?)を必死で分析する姿、物憂げにボーンに背を向けている姿など、想像が膨らむ画像ばかり。スタンフォード大卒の才女であり、上昇志向の強いヘザーは、出世のため手柄を立てようとボーンに接近するのだが…。アリシアといえば、今年2月に発表されたアカデミー賞助演女優賞受賞も記憶に新しく、その『リリーのすべて』をはじめ、『エクス・マキナ』や『コードネーム U.N.C.L.E.』といった話題作に次々出演。第73回ベネチア国際映画祭ではマイケル・ファスベンダーと共演した『THE LIGHT BETWEEN OCEANS』(原題)がワールドプレミア上映されたばかり、リブート版『トゥームレイダー』(2018年公開)の主演にも抜擢された。そのキュートなルックスと確かな演技力で、全世界的に人気も評価もうなぎのぼり。いま、ハリウッドの監督たちが最も起用したい女優の1人となっている。当然、ポール・グリーングラス監督も彼女の才能に惚れ込み、ストーリーの大きなカギを握るリー役をオファー。「才能ある新世代の俳優を起用したかったんだ。『エクス・マキナ』と『リリーのすべて』のアリシアの演技は素晴らしかった。でも正直なところ、出演を快諾してくれるとは思わなかったよ」と、アリシアの出演を嬉々として語っている。実は、アリシア本人は本シリーズの大ファンだったそう。「昔、ロンドンに住んでいたとき、撮影を行ったパディントンからそう遠くないアパートで3人の女の子と住んでいたの。皆お金がなかったから、服もベッドもシェアしていた。日曜日にパブで飲むだけのお金がないときには、『ボーン』でも観る?って感じで、皆で何度も3部作を観たの。出演が決まった際は、すぐに元ルームメイトたちに電話したわ!」と、意外な下積み時代のエピソードを明かし、念願の出演に喜びをあらわにした。3部作を知り尽くした(?)新ヒロインとして、はたしてアリシアはジェイソン・ボーンとどのように関わるのか!?常に観る者の予想を裏切る本作から、ますます目が離せない。『ジェイソン・ボーン』は10月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月07日「バーバリー(BURBERRY)」や「シャネル(CHANEL)」など、有名ブランドのキャンペーンモデルを務め、世界で2番目に稼ぐといわれる超人気スーパーモデルのカーラ・デルヴィーニュ。彼女は、DCコミックスの悪役たちが勢ぞろいする『スーサイド・スクワッド』にも出演しているが、このほど、思わず二度見してしまうほどの、不気味なオーラを放つ魔女に変貌する本編映像がシネマカフェにて解禁となった。バットマンなどのヒーローたちによって投獄された史上最凶の悪党たちが、寄せ集めの特殊部隊“スーサイド・スクワッド”を結成、世界を救う(!?)本作。マーゴット・ロビーのハーレイ・クイン、福原かれんの女サムライ・カタナなどとともに、相手をとりこにする謎の美しき魔女エンチャントレスを演じているのが、カーラだ。今回到着した映像では、カーラ演じる美人考古学者ジューン・ムーンが、邪悪な魔女エンチャントレスに一瞬で変貌を遂げる衝撃的な1シーンが解禁。メガネをかけ、髪をまとめたスーツスタイルというシンプルな格好でも、知的で美しいオーラが漂うところがさすがの“スーパーモデル”。だが、スーサイド・スクワッドを結集させた張本人で、政府の指揮官アマンダ・ウォラー(ヴィオラ・デイヴィス)がひと言声をかけると、不気味な魔女エンチャントレスに変身!ほぼ裸に近いセクシーな衣装ながら、薄暗い表情と奇妙すぎるオーラを放つ姿は、「これが本当にあのカーラなの?」と疑うほどの変貌ぶりだ。カーラといえば、イギリス出身のトップモデル。10歳にしてモデル活動をはじめ、英国ファッション協会が主催する「ブリティッシュ・ファッション・アワード」では、モデル・オブ・ザ・イヤーに2度も選ばれている。2015年のスーパーモデル年収ランキングでは、世界第2位となる約10億円を稼ぐ、人気と実力を兼ね備えた存在だ。そして、映画『アンナ・カレーニナ』(’12)で女優デビューを果たすと、ピーターパンの物語を実写化した『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』では人魚役に挑戦、青春映画『ペーパータウン』や、ダニエル・ブリュール、ケイト・ベッキンセール共演の『天使が消えた街』でも好演を見せるなど、女優としても注目の存在に。今後もアンバー・ハード、ジョニー・デップ共演の『London Fields』、クリストフ・ヴァルツ、アリシア・ヴィキャンデル、デイン・デハーン、ジュディ・デンチら豪華出演の『Tulip Fever』(いずれも原題)など、見逃せない話題作が控えている。本作で、考古学者・ジューン博士と彼女に取り憑いた魔女・エンチャントレスという一人二役をこなしたカーラは、「自分の内にある破壊的な悪魔を見つけ出そうとしたわ」と役作りについて語る。人間と魔女という正反対な難しい演技を求められた彼女だったが、むしろ善人と悪人を一緒に演じられるからこそ、「楽しかった」とも明かす。「エンチャントレスは現実社会を本当の意味で反映している。人間誰もが、悪い人であり、良い人にもなり得るのよ」とコメント。さらに、「それがリアルだから若い人たちにも共感されているんだと思うわ」と、早くも全米で大ヒットとなっているその秘密にも言及した。人気スーパーモデルのカーラが見せる、知的な美人博士ジューンと不気味ながらも魅力的な魔女エンチャントレス。そんな正反対な2人のキャラクターに魅力を感じつつ、現代社会を映し出す“リアリティ” にも注目してみて。『スーサイド・スクワッド』は9月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月05日米BOX OFFICE MOJOは9月2日~9月4日の全米週末興業成績を発表した。前週同様首位は2週連続で『Don’t Breathe(原題)』。2位も『スーサイド・スクワッド』が順位を維持し、公開5週間で累計興収が2億9,742万2,209ドルと、3億ドルを目前に捉えた。『Pete’s Dragon (2016)(原題) 』が前週6位から3ランクアップし、再びトップ3圏内に返り咲き。続く4位の『Kubo and the Two Strings(原題) 』、5位の『Sausage Party(原題) 』はそれぞれワンランクずつ順位を下げた。6位の『The Light Between Oceans(原題)』は初登場。オーストラリア出身の小説家M・L・ステッドマンによる同名小説を、『ブルーバレンタイン』『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』のデレク・シアンフランスによる監督・脚本で映画化した。第一次大戦後、オーストラリアの孤島で灯台守をして暮らす夫婦のもとに遺体と赤ん坊を乗せた一艘のボートが流れ着く。夫婦はこの赤ん坊を育て始めるが、彼らの行く手には数奇な運命が待ち受けていた──。夫婦役は、『スティーブ・ジョブズ』のマイケル・ファスベンダーと『リリーのすべて』のアリシア・ヴィキャンデルが務め、『ナイロビの蜂』のレイチェル・ワイズら実力俳優が脇を固める。第73回ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞候補とされる注目作。その他9位の『Hell or High Water(原題)』は前週12位からランクアップし、公開4週目にして初のトップ10入り。テキサス西部を舞台に、金に困って銀行強盗となる兄弟を描いたクライム・ムービー。監督は『パーフェクト・センス』『名もなき塀の中の王』のデヴィッド・マッケンジーが務めている。
2016年09月05日アリシア・ヴィキャンデルが、第73回ベネチア国際映画祭にて9月1日(現地時間)行われた『THE LIGHT BETWEEN OCEANS』(原題)のワールドプレミア上映に、共演のマイケル・ファスベンダーとそろって登場。上映後、観客の号泣とスタンディングオベーションを目の当たりにしたアリシアは感極まり、大粒の涙を見せていた。本作は、ライアン・ゴズリング×ミシェル・ウィリアムズで倦怠期夫婦のリアルを描いた『ブルーバレンタイン』のデレク・シアンフランス監督の最新作。第1次世界大戦後、オーストラリアの孤島ヤヌス・ロックを舞台に、相次いで子どもを亡くした灯台守夫婦が、島に流れ着いた生後間もない赤ん坊をわが子として育てる愛の選択を描いた物語。原作は、Amazon.comで4,700以上もの五つ星レビューを獲得した、M・L・ステッドマン著のベストセラー小説。今回、ベネチアでのレッドカーペットには、シアンフランス監督のほか、劇中で夫婦役を演じたマイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィキャンデルが登場。本作の共演がきっかけで交際中といわれる、いま最もホットな2人の登場に、会場のボルテージは一気に最高潮へ!その熱気も冷めやらぬ中、上映が始まると、間もなく場内にはすすり泣く声が。クライマックスでは号泣する観客も見受けられ、上映後、涙の跡もそのままの観客たちから贈られたスタンディングオベーションに、マイケルと監督は歓喜の笑顔。アリシアは感極まった様子で大粒の涙をぬぐっていた。日ごろは辛口の目の肥えた記者たちも、涙する人が続出し、「クリネックスの株価が上がるほど観客は泣くに違いない!」(The Guardian)、「体験すべき芸術作品であり、知的で心に沁みわたる今年の最高傑作のひとつ!」(New York Observer)、「今年のこれまでの作品の中で最も美しく、感動を味わえる2時間」(Entertainment Weekly)など、心を鷲掴みにされたというレビューが後を絶たない。記者会見にも3人はそろって登場、監督は「スティーブン・スピルバーグ監督が、僕が撮った『ブルーバレンタイン』の大ファンだったそうで、彼の会社ドリームワークスから『新作を撮らないか』という声がかかりました。それまではオリジナルの作品ばかり撮っていたので、原作があるものを撮ってみたかったときにこの原作を紹介されたのです」と、制作のきっかけを説明。本作では「真実と愛の狭間で人間は何を選択するのか」と描きたかったと語り、「頭で考えるのではなく、心で感じる作品にしたかった。ヒーローやヒロイン、悪役が登場するのでなく、ただ僕はありのままの“人間”を描きたかったのです」とコメントした。また、マイケルは本作への出演に、「この作品の話が決まったのはアリシアがブレイクする直前でした。その時点ですでに有名な女優をキャスティングすることもできたと思うのですが、監督から『アリシアに賭けてみたい』と打ち明けられました。彼女自身が生来持っているポジティブな天真爛漫さが、イザベルにぴったりだと感じたのを覚えています。彼女がイザベルを演じてくれたことが、この作品を成功へ導いたのだと思います」と、彼女をベタぼめ。アリシアも、「元々、シアンフランス監督の作品のファンだったのですが、私がこの作品の話を聞いたときはすでにマイケルの出演が決まっていました。『作品に出たい』という想いと、『もしかしたら役をもらえないかも』という不安な気持ちが混在していましたが、失敗を恐れずにチャレンジして本当によかったです」と、改めて手応えをかみしめた様子だ。今回の役柄を、「実生活では子どもはいませんが、『将来家庭をもち、子どもができたときに私はどう感じるのだろう』と考えて演じました。この作品に出会い、イザベルという役を演じて、学ぶことがたくさんありました」と、ふり返りながら語った。『THE LIGHT BETWEEN OCEANS』(原題)は2017年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月02日単身ニューヨークに渡り、ソウル・シンガーへの道を切り開いていったNao Yoshioka。ソウルの殿堂アポロシアターで行われた「アマチュアナイト」準優勝や、アメリカ最大のゴスペルフェスでファイナリストに選出された経験も持つ。そんな彼女のニューヨークでの話やニュー・アルバム、ツアーへの意気込みについて聞いた。【チケット情報はこちら】幼少の頃から歌が大好きで、歌が自分のすべき事だと直進してきた。しかし、10代後半に様々な出来事が襲い引きこもりとなり、歌を2年程やめた時期があったそう。このままではダメだと感じ、ふと「ニューヨークへ行こう!」と思いつき、英語もままならない中、単身渡米。mixiで現地の人を探して連絡を取り、その中のひとりが紹介してくれたヴォーカルコーチが彼女の運命を変えた。厳しい指導の中、持ち前の才能と歌への情熱で着実に課題をクリア。数々のオーディションに勝ち残るようになった。「厳しさのあまりレッスン前は緊張でお腹が痛くなりました。でも先生のおかげでステップアップしている自分も実感できて、つらさよりも楽しさの方が上回っていたかな。町では飛び入り参加のステージも多く開催されていて、周りの意識も高く、『もっと頑張らないと!』と自分の目指す基準がどんどん上がる日々。先生や周囲のミュージシャンなど、多くの人からたくさん刺激を受けましたね」とニューヨークの生活を語る。帰国後、現在所属のレーベルに出会い、世界へ発信する音楽を生み出していった彼女。1stアルバム『The Light』、2ndアルバム『Rising』に続き、9月21日(水)に3rdアルバム『The Truth』をリリース。「”音楽は国境を越えて心を繋いでくれる”というのがテーマ。お気に入りの『I Love When』はアリシア・キーズに楽曲提供するMusicman Tyと一緒に作りました。曲を作ってからレコーディングするのではなく、スタジオで彼が曲を作りながらレコーディングするという新しいスタイルで作りだし、音楽的にチャレンジした曲。1番のお薦めはグラミー賞ノミネート作品もプロデュースするKhari Mateenとの共作で、タイトルにもなっている『The Truth』。様々な音が詰まっているので、じっくり聴いてほしいです」とアルバムの魅力を語ってくれた。3rdアルバムを引っ提げて10月10日(月・祝)よりツアーが始まる。「今回はフルバンドでのツアー。サウンドに厚みも出て1番やりたい事や伝えたい事を音楽にしてお届けできるのが楽しみ。前作のツアーから、ライブパフォーマンスもすごく変わったと自負しています。今までとひと味違ったステージにしますので、楽しみにしていてください!」と期待膨らむコメントをくれた。進化し続けるNao Yoshiokaの魅力をたっぷりと堪能できるステージ。公演は愛知、福岡、大阪、北海道、東京で開催。チケットは発売中。
2016年09月02日ピカ子さんを知ってる?株式会社QVCジャパンは2016年9月3日、メイクアップアーティストであるピカ子さんがプロデュースする「ラ・メイキャ」の美肌メイクセットを発売することを発表した。ピカ子さんはオネエのメイクアップアーティスト。オネエのメイクアップアーティストと言えばIKKOさんを思い浮かべる人が多いだろうが、このピカ子さんもかなり凄い人なのだ。海外ではアリシア・キーズさんやブラッド・ピットさんを担当したこともあるほどの腕前の持ち主。そんなピカ子さんが手がけるラ・メイキャというブランドは2010年に誕生。日本人の肌を美しく見せることや誰でも簡単に使えることをコンセプトに掲げるブランドで誕生以来、多くのファンを獲得している。人気商品のセット今回発売される美肌メイクセットとは、ゴッドパウダーとカブキファンデーションのセット。カブキファンデーションは無水ファンデーションで、重ねづけしても厚塗り感がないところが人気の秘密。シミやソバカス、色ムラをナチュラルにカバーし、さらっとしたテクスチャーは1度使えばやみつきに。ピカ子メイクの必需品と言えばブラシなのだが、このファンデーションは半月型ファンデーションブラシ付き。このブラシを使えば肌に均一にファンデーションを乗せやすい。ゴッドパウダーは皮脂や汗を吸着することでメイク崩れを防止する。ミネラル100%のシリカを採用し防腐剤無添加に。白くなりすぎず、ベールをかけたような滑らかな肌になるとかなり人気の商品だ。9月3日はQVCから目を離すことができない。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社QVCジャパンプレスリリース(PR TIMES)
2016年09月01日『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞に輝いたエディ・レッドメインが2年連続で主演男優賞にノミネートされ、アリシア・ヴィキャンデルが同助演女優賞を受賞した『リリーのすべて』。その待望のブルーレイ&DVDリリースを前に、本作から、エディが“リリーになるまで”に迫ったスペシャル映像がシネマカフェにて解禁となった。本作は、いまから80年以上前、トランスジェンダーや性別移行という言葉はもちろん、その概念さえもなかった時代に、世界初の性別適合手術を受けたデンマーク人、リリー・エルベの実話を題材にした物語。男と女として結婚したアイナーとゲルダ。だが、アイナーは“自分らしく”、リリーとして生きるために、世界で初めての性別適合手術を受けることを決意。ゲルダはそんなリリーを必死に理解し、支え続けることを決意する…。車いすの博士から一転、トランスジェンダーの女性という難役に挑んだエディは、俳優魂を全身全霊つぎ込み、再び世界中から絶大な称賛を浴びて第88回アカデミー賞主演男優賞にノミネート、賞レースを席巻した。今年は、あの『ハリー・ポッター』の新シリーズとなる『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で主演を務めるなど、いま最もアツい演技派俳優の1人だ。また、ゲルダ役のアリシアも、アカデミー賞視覚効果賞受賞作『エクス・マキナ』をはじめ、『ジェイソン・ボーン』、『トゥームレイダー』リブート版など、話題作への出演が続く最注目の若手女優。本作では見事、助演女優賞に輝いた。この2人の名演に思わず引き込まれる本作から到着した、今回のスペシャル映像。エディとは『レ・ミゼラブル』でもタッグを組んだ監督のトム・フーパーは、「驚くほど熱心で誠実」と、彼の仕事ぶりを語る。一方、エディはアイナー/リリー役を演じるにあたり、トランスジェンダーの人たちに事前に会ってリサーチをしたという。「勇気や強さも持ち、複雑な事情や現実について話してくれた人はみんな、若いころから自分の性別に違和感を持っていた」と語る。そして、彼が演じる上で一番気をつけたことは、内なる自分が現れたのがいつだったのか、本来の“性の目覚め”の部分だったことを明かした。また、リリーの姿をどうするかは、撮影の1年前からすでに思案されており、『博士と彼女のセオリー』のスタッフでもあったジャン・スウェルがメイクで身体的な変化を表現、エディの演技の手助けにひと役買うことになった。そんなエディが演じるリリーを初めて見たとき、アリシアは「とにかく抱きしめたくなった。正真正銘のリリーで、彼女のことを知りたくなった」と告白、繊細にリリーを演じ切ったエディに大絶賛を贈る。さらに、「エディに匹敵する相手役を探すのが大変だった」と言うフーパー監督は、「アリシアがいてくれて本当に良かった」と、映画史に残る愛の物語を体現した2人の俳優をそろって称えている。『リリーのすべて』ブルーレイ+DVDは9月7日(水)よりリリース、同日ブルーレイ&DVDレンタル開始。(text:cinemacafe.net)
2016年09月01日「全米で知らない人はいない」といわれるほど、人気を博した80年代のガールズアニメを実写映画化した『ジェム&ホログラムス』。フツー女子がSNSをきっかけにスターダムにのし上がる姿を描いた本作が、DVDにてリリースされることになった。原作となったのは、あの「トランスフォーマー」シリーズを生み出した大手おもちゃメーカー、ハズブロ社が手がけた80年代の人気アニメ。平凡だった女の子が、バンドの人気と共にスターダムにのし上がり、世界中のティーン憧れのアイコンへと上り詰めるも、その裏で家族、友情、恋愛のさまざまなドラマが巻き起こるガールズミュージックムービーだ。『ピッチ・パーフェクト』シリーズのユニバーサルのもと、『ステップ・アップ』シリーズ、『G.I.ジョーバック2リベンジ』のジョン・M・チュウが監督を務めた。ヒロイン・ジェム役の海外ドラマ「ナッシュビル」のオーブリー・ピープルズをはじめ、日系シンガー、ヘイリー・キヨコら新鋭女優陣が集結。さらに、レコード会社社長エリカを、『ギルバート・グレイプ』『ナチュラル・ボーン・キラーズ』などで個性的な演技を披露しスターになったジュリエット・ルイスが熱演。80年代No.1青春スターといわれた『すてきな片想い』『ブレックファスト・クラブ』などのモリー・リングウォルドも出演する。また、アリシア・キーズ、ドウェイン・ジョンソン、クリス・プラット、そしていま何かと話題のケシャなど、カメオ出演も超豪華!サウンドトラックにも、ヒラリー・ダフ、ロシアの女子3人組「セレブロ」、『ピッチ・パーフェクト2』のヘイリー・スタインフェルドら豪華アーティストが参加している。『ジェム&ホログラムス』は11月2日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2016年08月21日米俳優のマット・デイモンが8月18日、都内で行われた主演最新作『ジェイソン・ボーン』(ポール・グリーングラス監督)のジャパンプレミアに出席した。プロモーション来日は『ボーン・アルティメイタム」(2007年)以来約9年ぶり。どしゃ降りの中、ファンへのサインや写真撮影に応じたほか、“モン”つながりで熊本のご当地キャラクター、くまモンと対面を果たした。その他の写真記憶を失った最強の暗殺者ジェイソン・ボーンの壮絶な戦いを描いた人気シリーズの新章にして、デイモンとグリーングラス監督の再タッグが実現した本作。記憶を取り戻し、俗世と離れた日々を送っていたボーンは、CIAが全世界を監視・操作するための極秘プログラムを始動させたと知る。その陰謀の裏には、ボーンと彼の父親にまつわる秘密が隠されていた。名優トミー・リー・ジョーンズ、『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィカンダーらが出演する。「雨の中、来てくれてありがとう!」とファンに感謝を伝えたデイモンは、9年ぶりとなるシリーズ復帰について、「こうして同じキャスト、スタッフが再び集結できてうれしい」と満面の笑み。「3部作を終えて以来、誰かに会うたび『次は?』って聞かれていたからね。こうして新章が生まれたのも、ファンのおかげ。皆さんのために作ったんだ」と呼びかけると、抽選で招待されたラッキーな200人は大歓声をあげていた。『ジェイソン・ボーン』10月7日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国公開取材・文・写真:内田 涼
2016年08月18日世界20か国のオープニング興行収入No.1を記録した冒険スペクタクル『キング・オブ・エジプト』が、9月9日(金)より公開される。本作で主演を務めたのは、2017年8月公開予定の『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作『Pirates of the Caribbean:Dead Tell No Tales』(原題)で、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウの新たな相棒を務めることで注目を集めるブレントン・スウェイツ。本日8月10日、彼の27回目の誕生日を記念して、本作から新たな場面写真がシネマカフェに到着した。本作の舞台は、神と人間が共存する古代エジプト。愛する恋人ザヤ(コートニー・イートン)を救うため、天空の神・ホルス(ニコライ・コスター=ワルドー)とともに残虐な暴君、砂漠の神・セト(ジェラルド・バトラー)に立ち向かう盗賊の青年ベックを演じているのが、ブレントンだ。今回解禁となるのは、物語のカギを握る“腕輪” を持ちながら精悍な顔で何かを見つめている姿と、何者かに気づかれないように壁際に隠れて様子を伺う姿をとらえた場面写真。ベックは、セトの反乱により混沌としたエジプトで囚われの身となった恋人を救うべく、“神の眼”を奪われ、神としての士気を失っていたホルスとタッグを組む。はじめこそ「何で、オレ!?」と頼りなかったベックは、ホルスとさまざまな試練に立ち向かいながら、強い熱意と行動力で自らの生きる道を切り開いていく。そんな主人公を軽妙に演じているブレントンは、地元オーストラリアでキャリアを積み、2014年公開の『マレフィセント』でフィリップ王子役を演じたほか、ユアン・マクレガー&アリシア・ヴィキャンデル共演『ガンズ&ゴールド』、メリル・ストリープ&アレクサンダー・スカルスガルド共演『ギヴァー記憶を注ぐ者』、ローレンス・フィッシュバーン共演『シグナル』などに立て続けに出演、最新『パイレーツ・オブ・カリビアン』にも大抜擢され、さらに注目を集めている。そんなブレントンは、ユーモアあふれる愉快な性格らしく、私生活では自身の子どもとの様子や、ギターを演奏する姿をインスタグラムでつづるなどサービス精神が旺盛の様子。彼の初来日にも期待が高まる!『キング・オブ・エジプト』は9月9日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月10日約9年ぶりに代表作の新章『ジェイソン・ボーン』を引っさげ、来日することが決まったマット・デイモン。このほど、帰ってきたジェイソン・ボーンについて“記憶を呼び覚ます”べく、過去シリーズ3部作をふり返る日本のファンのために作られた特別映像が解禁となった。記憶を失い、愛する者を奪われた最強の暗殺者=ジェイソン・ボーンをマット・デイモンが演じ、シリーズ最強タッグのポール・グリーングラス監督と共に贈る本作。本年度アカデミー賞助演女優賞を受賞し、いま人気沸騰中のアリシア・ヴィキャンデル、トミー・リー・ジョーンズやヴァンサン・カッセルといった実力派俳優が新たに加わることでも話題を呼んでいる。今回到着したのは、マット・デイモン来日決定ニュースに大いに沸く日本のファンのために、ユニバーサル・ピクチャーズが製作した「ボーン」愛満載のスペシャル映像。記憶を失い、人格を奪われ、CIA最強の兵器となった男、ジェイソン・ボーン。映像では、自身の記憶を取り戻すため、シリーズで経てきたCIAとの壮絶な戦いの一端が次々と映し出されていく。後のアクション映画にも多大な影響を与えた臨場感とスピード感あふれる格闘シーン、息もつかせぬカーアクション、そして予想をことごとく裏切る暗殺者たちとの死闘は、まさにシリーズの“記憶を呼び覚ます”もの。そして、「ジェイソン・ボーンの生死は不明…」とTVアナウンスされる、前作『ボーン・アルティメイタム』のラストシ-ンから、本作『ジェイソン・ボーン』へと映像はつながっていき、これぞ「ボーン」シリーズ!といえる魅力が凝縮されている。また、併せて「THE BEST OF BOURNE」と題した3つの特別映像も一挙解禁。シリーズの重要な要素である“格闘シーン”“カーチェイス”“ロケーション”の3つのテーマで、それぞれまとめられており、マット・デイモン自らのコメントから始まっている。シリーズの象徴ともいえる格闘シーンにフォーカスを当てたファイト編では、ペンや本、タオルなど身近なものを武器として使いながら、襲い掛かる敵を倒すシリーズならではの数々の名シーンが。追っ手から逃げるボーンには欠かせないカーアクションをまとめたカーチェイス編では、息もつかせぬ逃亡劇を映し出す。さらに、パリ、ベルリン、ロンドン、ニューヨーク、タンジール、マドリッド、モスクワと世界を股にかけCIAと戦ってきたボーンの軌跡を振り返ったロケーション編では、各地に神出鬼没に現れるボーンの姿や、ファンにとってはおなじみの電話シーンなどが挿入されており、ファンの心をくすぐることはもちろん、シリーズ初心者の心にも火をつけること間違いなし。いずれも、ジェイソン・ボーンの帰還がますます楽しみになる映像となっている。『ジェイソン・ボーン』は10月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月28日アリシア・ヴィキャンデルが、交際中のマイケル・ファスベンダーと共演作のプロモーション活動でニューヨークを訪れた。アリシアとマイケルは2014年に撮影された『The Light Between Oceans』(原題)で共演し、交際が始まった。アリシアは2015年の『リリーのすべて』で第88回アカデミー賞助演女優賞を受賞、マイケルも同年のアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた『スティーブ・ジョブズ』や『X-MEN:アポカリプス』(8月11日公開)など出演作が相次ぎ、多忙な日々が続いている。仕事とはいえ、一緒に過ごす時間が増えたことを2人は楽しんでいる。アリシアは「私たちはとても喜んでいるの。クランクアップしてから2年近く経って、ようやく映画が世に出るんだから。2人ともこの作品をとても誇りに思っています」と「E!News」の取材に語った。ニューヨークでは仕事の合間を縫って、アリシアとマイケルはホテルから外出、居合わせたファンのリクエストに快く応じて一緒に写真を撮ったりしていた。(text:Yuki Tominaga)
2016年07月27日世界20か国のオープニング興行収入No.1を記録し、日本語吹き替え版では「Kis-My-Ft2」玉森裕太や永野芽郁らが声を務めることでも話題の『キング・オブ・エジプト』。このほど、本作で主演を務め、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作にも出演するブレントン・スウェイツと、ヒロイン役を務めた『マットマックス 怒りのデス・ロード』のコートニー・イートンが初来日を果たすことが分かった。神と人間が共存する古代エジプトを舞台に、残虐な暴君と化した砂漠の神・セト(ジェラルド・バトラー)の支配によって国民が苦しめられるなか、王座を巡る壮絶バトルが勃発する本作。エジプトの運命を託されたのは、一人の盗賊の青年・ベック。王に君臨する重要なアイテムとなる≪神の眼≫を探し出すため、そして囚われた最愛の恋人・ザヤを救い出すため、ベックは天空の神・ホルス(ニコライ・コスター=ワルドー)らとともに壮大な冒険の旅に出ることに…。愛する恋人を救うため、盗賊からエジプトのヒーローになっていく主人公ベックを務めたのは、オーストラリア出身のブレントン・スウェイツ。全米TV映画「ブルーラグーン~恋の目覚め~」(’12)に主演し、フィリップ王子を演じた『マレフィセント』をはじめ、ユアン・マクレガー&アリシア・ヴィキャンデルと共演した『ガンズ&ゴールド』、『ギヴァー記憶を注ぐ者』『シグナル』など立て続けに出演。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作『Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales』では、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウの相棒役として参戦することから、“ポスト オーリー(オーランド・ブルーム)”と目されているイケメン俳優だ。また、可憐なベックの恋人・ザヤ役には、モデルとして活躍後、『マッドマックス怒りのデス・ロード』の囚われの美女の中で最も儚げだったフラジールを演じて、映画デビューを飾ったコートニー・イートン。アジア系やマオリ族の血を引くエキゾチックな容姿で、世界中から注目を集めている。今回の来日について、ブレイトンから「とても大がかりな撮影で5~6か月かかって撮影しました。その前にも2か月くらい肉体のトレーニングを積みました。そんな映画がやっと出来上がりました!このたび、やっと日本でお披露目できて、さらにはその場に立ち会えるなんてとても嬉しいです!」と、謙虚ながら力強いコメントが到着。2人とも、身長180cm越えの長身美男美女にして次世代を担う若手ハリウッドスター。初来日は8月下旬を予定しており、ジャパンプレミアイベントにも登壇する予定だ。『キング・オブ・エジプト』は9月9日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月26日かつてない臨場感と極限のリアリティで世界中の観客を熱狂させ、21世紀の映像表現に革命を起こしたアクション映画の金字塔「ボーン」シリーズの最新作『ジェイソン・ボーン』。この度、今月の北米公開を目前に、現地時間7月18日(月)、本作のプレミアがラスベガスにて開催された。記憶を失い、愛する者を奪われた最強の暗殺者=ジェイソン・ボーン。最新作では、全世界が待ち望んだポール・グリーングラス監督とマット・デイモンのシリーズ最強タッグが復活し、さらに本年度アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデル、そしてトミー・リー・ジョーンズやヴァンサン・カッセルといった名優が新たに加わり、孤高の暗殺者の物語は、遂に<新章>へと突入する。この日会場となったのは、アメリカ・ネバダ州のラスベガスにある劇場Colosseum at Caesars Palace。「JAISON BOURNE」と記されたブラック・カーペットが敷かれ、隣にはカジノというまさにラスベガスらしさ満載の会場に、本作の公開待ちわびる大勢のファンが集結していた。そしていよいよ、会場に豪華スタッフ&キャストが登場すると、大きな歓声が!スーツ姿をピシリと決め登場したのは主演のマット。常に笑みを絶やさず、相変わらずのナイスガイぶりで人々を完全に魅了。そして、『リリーのすべて』ではアカデミー賞を受賞し、本作でボーンと大きな関わりを持つことになるCIAエージェント役のアリシアは、ルイ・ヴィトンのドレスを着て登場。また、監督のポールやボーンとつながりの深い元同僚役のジュリア・スタイルズといったシリーズおなじみの面々から、トミーやヴァンサンら、新しい顔ぶれも勢揃いし、パワーアップして帰ってきた本作にふさわしい豪華なプレミアイベントとなっていた。マットは「ジェイソン・ボーンという役には本当に感謝している。この役は僕のキャリアを変えてくれた。この(映画の)仕事は本当に好きだし、これまで色々な映画を作ってこられたけど、それもこのジェイソン・ボーンという役のお陰だと思っているんだ」と想いを語る。また、元々「ボーン」シリーズの大ファンだったと話すアリシアは、「撮影の初日、私のシーンはなかったんだけれど、ヘアメイクのテストのためにセットにいったの。撮影現場に行きたくて。というのもマットに会ったことがなかったし、だからワクワクしながら、恐る恐る現場を歩いて、ちょうど地下でマットがボクシングをする冒頭シーンを撮影していたのだけど、人垣の向こうにマットが見えた。『わあ、ジェイソン・ボーンがあそこにいる』って思ったわ。自分が大好きな作品の世界に足を踏み入れた気分だったの」とふり返った。そして新たな敵役として本作に参加するトミーは「引き受けることが出来て良かった仕事だったよ。出演できたのはとても嬉しいし光栄だ」と語り、「ポールがほかの監督と違うところは、たくさんのカメラを同時に回すことだ。普段しない経験だったよ」と新たな経験も本作でしていたようだ。前作から長い間隔をあけての本作最新作ということで、ポール監督は「長い時間が経った。実は以前にも一度作ろうという話になったことがあったけれど、その時は一度止めて、そしていま作りたいという話になって、今回作ることになったんだ。”イケる”と感じた時に撮る、とってもシンプルさ」とも明かしていた。またマットとの再タッグには「彼はファンタスティックだよ! 本当に良い奴なんだ。なんたって彼はジェイソン・ボーンなんだから!」と絶賛していた。『ジェイソン・ボーン』は10月7日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月21日シリーズ最新作『ジェイソン・ボーン』を引っさげ、主演のマット・デイモンが『ボーン・アルティメイタム』のプロモーション以来、9年ぶりに来日することが決定した。記憶を失い、愛する者を奪われた最強の暗殺者=ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)。かつてない臨場感と極限のリアリティで世界中の観客を熱狂させ、21世紀の映像表現に革命を起こしたアクション映画シリーズが、ついにスクリーンに帰ってくる。最新作となる本作では、ポール・グリーングラス監督とマットのシリーズ最強タッグが復活。さらに、本年度アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデルをヒロインに迎え、トミー・リー・ジョーンズやヴァンサン・カッセルといった、ひとクセある名優が新たに加わり、孤高の暗殺者の物語は<新章>へと突入する。今回マットの来日は、映画のプロモーションとしては2007年10月の『ボーン・アルティメイタム』以来、およそ9年ぶり。前シリーズ3部作の完結編だった同作の来日会見の際、「5年後、10年後の話として、もしグリーングラス監督が声をかけてくれたら、またボーンを演じたいという気持ちはある!」と続編の可能性を匂わせていたマットは、まさにその言葉を実現。「間違いなくシリーズ最高傑作だ」と自身も断言する本作を引っさげ、 “ジェイソン・ボーン”として日本にカムバックを果たす。マットは8月18日(木)に都内某所で行われる本作のジャパン・プレミアに参加する予定。また、来日を記念して、レッドカーペット・イベントなどに参加できる豪華プレゼント企画や、“マット本人に直接インタビューができる”というキャンペーンなども実施予定という。“ジェイソン・ボーン”の復活を待ち望んでいたファン垂涎の来日イベントとなりそうだ。『ジェイソン・ボーン』は10月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月20日往年の名女優の生誕100周年を記念したドキュメンタリー『イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~』が、8月27日(土)より公開される。そのナレーションを、『リリーのすべて』でアカデミー賞を受賞し、その後も『エクス・マキナ』『ジェイソン・ボーン』など注目作に出演し続けるアリシア・ヴィキャンデルが務めていることでも話題だ。また、唯一無二の才能がありながら夭逝した歌姫のリアルを追い、本年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した『AMY エイミー』が7月16日(土)に公開。この夏、相次いで公開される、“女性が憧れる女性たち”の生き様に迫ったドキュメンタリー映画2作に注目した。『カサブランカ』『ガス燈』『オリエント急行殺人事件』『秋のソナタ』などで知られる伝説の女優、イングリッド・バーグマン。2015年、生誕100周年を記念して製作された本作は、カンヌ国際映画祭でもプレミア上映された。アカデミー賞に7度ノミネートされ、3度の受賞歴を持つイングリッドは、ハリウッド黄金期の中でも特に才能光る女優の1人。「聖女」のイメージで人々を魅了していた彼女だが、プライべートは不倫騒動や3度の結婚など、実に波乱万丈。「悪女」と呼ばれたこともあった。にも関わらず、死後30年を経ても色褪せない、彼女の魅力の理由とは何なのか…。本作は、イングリッド自身が撮影した貴重なホームムービーや日記、手紙などの貴重な資料から、彼女の秘密めいた私生活に迫っている。キャリアと家庭を両立させながら、1人の女性として輝くイングリッドの生き方を映し出した本作は、現代の女性たちの道しるべとなるはず。ナレーションを担当する、同じくスウェーデン出身の最旬女優アリシアは、ハリウッドにやって来たころのイングリッドと重なる存在ともいえる。一方、英国出身のシンガーソングライター、エイミー・ワインハウスは2011年7月23日、27才の若さで急逝した。『AMY エイミー』は、「ローリング・ストーンズ」のミック・ジャガーや、トニー・ベネットらがその歌声を絶賛、レディー・ガガ、ジャスティン・ビーバー、アデルら多くのミュージシャンたちにリスペクトされ、世界中の音楽ファンに愛された彼女の生涯を描く。複雑な家庭環境や激しい恋愛関係など、自身の人生体験を糧に独自の音楽をつくりあげ、人生をひたむきに駆け抜けたエイミーの素顔は、歌うことが大好き。友だちや恋人と人生を楽しむ普通のひとりの女の子だった。そんな彼女がなぜ、“孤高の歌姫”として波乱の道を歩んでいくことになったのか…。波乱万丈な人生を送りながらも、愛することを怖れなかった2人の女性たちは、この世を去ったいまもなお世界中の人々を魅了し続けている。賞での評価や名声を気にするのではなく、「自分らしくいる」ことを選んだ彼女たちの素直な生き様は、現代を生きるすべての女性に勇気を与えてくれることだろう。『イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~』は8月27日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開。『AMY エイミー』は角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年07月16日マット・デイモン主演×ポール・グリーングラス監督で、新たに放つシリーズ最新作『ジェイソン・ボーン』。このほど、本作の新ヒロインとなるアリシア・ヴィキャンデルが、マット・デイモン演じるボーンの隣に佇む新ポスタービジュアルと、ボーンの父親について初めて明かされる30秒のトレーラーが解禁となった。記憶を失い、愛する者を奪われた最強の暗殺者=ジェイソン・ボーン。かつてない臨場感と極限のリアリティで世界中の観客を熱狂させ、21世紀の映像表現に革命を起こしたアクション映画の金字塔シリーズが、<新章>として9年ぶりにスクリーンに帰ってくるのが本作だ。今回解禁となった新ビジュアルには、高層ビルの夜景をバックに、前を見据え銃を構えるボーンと、シリーズ初登場となる最旬女優アリシアの姿が。過去シリーズでは、ジュリア・スタイルズ演じるCIA局員のニッキー・パーソンズがボーンの謎の解明に大きな役割を果たしていたが、同じくCIAの局員と思われるアリシアの役柄は、彼の行く手を阻む存在なのか、それとも助けとなる存在なのか?いまだ謎に包まれているが、その姿は「取り戻した記憶すべてが覆されたとき、新たな戦いが始まる」という文字と共に、想像のさらに斜め上をゆく本シリーズらしい展開を期待させている。また、合わせて解禁された30秒トレーラーは、謎多きボーンの新事実を匂わせる内容となっていることにも注目!前作『ボーン・アルティメイタム』(’07)で暗殺者となった自らの記憶を取り戻し、姿を消したボーンが、今回、突如として表の世界に姿を現す。何かを解明しようと暗躍し、「父はテロリストに殺されたはずだ」と何者かに詰め寄るボーン。前3作でも明かされなかった彼の家族の謎が、本作では大きな鍵を握ることが伺える。そして「ジェイソン・ボーンを確認。必ず殺せ」と指示を出すトミー・リー・ジョーンズ。CIAの大物と思われる彼はいったい何者なのか?ボーンについて何かを知っているのか!?また、ボーンを追う凄腕の刺客かのようなヴァンサン・カッセルの姿も登場する。次々と映し出される迫力あるアクションシーンと、存在感を見せる新キャラクターたち、そしてボーンが追う新たな謎に、ますます公開が待ち遠しくなるばかりだ。『ジェイソン・ボーン』は10月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月06日20日(現地時間)、アメリカの上院議会で銃規制強化案採決の動議が否決されたのを受けて、規制強化を求めるセレブたちが署名運動に参加した。銃を購入する際の身辺調査を義務づける銃規制強化案は与野党が提出したが、採決に進むための動議は否決された。これに対して、22日(現地時間)に「Billboard」誌は議会への公開書簡を発表、133人の俳優やミュージシャン、57人の音楽業界の重役が署名した。7月2日号の表紙には、「銃による暴力をいますぐ止めろ」というスローガンに「音楽業界の優れたアーティスト、重役として、アメリカ人が望む変化のコーラスに私たちの声を加えます」という文が続き、アーティストたちのサインが寄せ書きしてある。ケイティ・ペリーやセレーナ・ゴメス、アダム・ランバート、アリシア・キーズ、バーブラ・ストライザンド、カルヴィン・ハリス、ビリー・ジョエル、ジェニファー・ロペス、ブリトニー・スピアーズ、トニー・ベネットなど新旧の大物ミュージシャンの中にはオノヨーコやゼイン・マリクのサインも。音楽界以外ではエレン・デジェネレス、『イントゥ・ザ・ウッズ』のジェームズ・コーデン、『大統領の執事の涙』などのリー・ダニエルズ監督らも賛同、署名している。(text:Yuki Tominaga)
2016年06月24日アリシア・ヴィキャンデルとエヴァ・グリーンが、『Euphoria』で共演することになった。シャーロット・ランプリングも出演する。ヴィキャンデルは主演のほか、プロデューサーも兼任。監督は、ヴィキャンデルとスウェーデン映画で2度組んでいるスウェーデンの女流監督リサ・ラングセット。ラングセットにとっては初めての英語での映画となる。撮影は8月にドイツでスタートの予定。その他の情報ヴィキャンデルは『リリーのすべて』で今年のオスカー主演女優賞に輝いた。次回作はこの夏北米公開予定の『ジェイソン・ボーン』。最近は、ヴィム・ヴェンダースが監督するスリラー『Submergence』を撮り終えている。共演はジェームズ・マカヴォイ。また、リブート版『トゥーム・レイダー』の主役にも決まったところだ。グリーンの次回作は、ティム・バートン監督の『Miss Peregrine’s Home for Peculiar Children』。北米公開は今年9月。ランプリングは『さざなみ』で、今年のオスカーの主演女優賞をヴィキャンデルと争っている。文:猿渡由紀
2016年06月23日主演エディ・レッドメイン、監督トム・フーパーという『レ・ミゼラブル』の2人がタッグを組み、世界初の性別適合手術を受けたリリー・エルベの実話に基づく勇気と愛の物語を映画化した『リリーのすべて』。本作待望のブルーレイ&DVDリリースが、9月7日(水)に決定した。風景画家のアイナー・ヴェイナーは肖像画家の妻・ゲルダと結婚し、デンマークで充実の日々を送っていたが、ある日、妻に頼まれて女性モデルの代役をしたことを機に、自分の内側に潜む“女性性”に気づく。それがどういうことなのかもわからないまま、“リリー”という女性として過ごす時期が増え、心と身体が一致しない状態に苦悩するアイナー。一方のゲルダは、夫の変化に戸惑いながらも、いつしか“リリー”こそアイナーの本質であると理解していく――。『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞を獲得したエディが、フーパー監督との再タッグで挑んだのは、まだトランスジェンダーという言葉や概念が確立していなかったであろう1920年代を舞台に贈る、鮮烈なラブストーリー。時代の空気感を表現した、華やかなファッションやインテリアなど衣装や美術も必見だ。エディは、主人公・リリーの何がほかの人との違いを生んだのかについて、「元来あった資質」「ゲルダの存在」「夫婦ともに先進的な思考を持ったアーティスト」「時代的な背景」などのさまざまな可能性を推測し、役作りをしたという。俳優魂を全身全霊つぎ込み、トランスジェンダーの女性という難役を繊細に体現したエディは、2年連続でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、再び世界中から絶大な評価を浴びた。今後、主演待機作には、ハリー・ポッター新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が控えている。また、リリーの理解者・ゲルダを好演したアリシアは、本作で見事アカデミー賞助演女優賞を受賞。「世界で最も美しい顔100人」に選ばれるほどの美貌のみならず、演技派女優としても世界的に認知され、アカデミー賞視覚効果賞受賞の『エクス・マキナ』、ヒロイン役に抜擢された『ジェイソン・ボーン』、そしてアンジェリーナ・ジョリーの当たり役を引き継ぐ『トゥームレイダー』リブート版など、話題作への出演が続き、いまもっとも勢いのある女優となった。ほかにも、本作には個性的な演技派が勢ぞろい。初めて“リリー”として出かけた彼女を見初めるヘンリクには、『007』シリーズQ役でおなじみのベン・ウィショー。夫妻の友人でバレエダンサーのウラには、『マジック・マイク XXL』のアンバー・ハード。アイナーの幼なじみでゲルダのよき相談役となる画商のハンスは、『君と歩く世界』のマティアス・スーナールツが演じている。『アバウト・タイム 愛おしい時間について』『博士と彼女のセオリー』『ラブ・アクチュアリー』など、恋愛映画のヒット作&名作を数々送り出してきたワーキング・タイトルが届ける、“本当の自分らしく”生きることを求めた恋愛映画に、もう一度、心震わせてみて。『リリーのすべて』は9月7日(水)よりブルーレイ&DVDリリース。(text:cinemacafe.net)
2016年06月19日ロシア名門バレエ団で「白鳥の湖」に出演するなど、注目のバレエダンサーがスクリーンデビューを果たす、音楽とダンスが融合するエンタテインメント・ムービー『High Strung』が邦題『ハートビート』として、8月20日(土)より全国公開されることが決まった。誰もが夢を叶えるために訪れる街、ニューヨーク。プロのバレエダンサーになるために上京してきたルビーは、ある日、生活のために地下鉄で演奏するバイオリニストのジョニーと出会う。2人は徐々に惹かれ合っていくが、自分が思い描くようなダンスができないルビーは、同居人のジャジーと共に奨学金の資格剥奪の危機に直面する。一方、ジョニーは大切なバイオリンを盗まれてしまった上、グリーンカード詐欺に遭ってしまう。追い詰められた2人は、ヒップホップダンスチーム“スイッチ・ステップス”を誘い、お互いの夢を叶えるために“弦楽器&ダンスコンクール”に出場することになるが…。ニューヨークの街で夢を叶えるために奮闘し、成長していく2人を、ジャンルを超えた音楽とダンスが彩る、夏にぴったりなアツいエンタテインメント・ムービー。主人公のルビーには、アメリカ人で初めてロシアの名門マリインスキー・バレエに入団し、本作が女優デビューとなるキーナン・カンパ。また、彼女が出会うジョニーには、ミュージシャンとしても活躍し、イケメン英国男子の新星として注目を集めているニコラス・ガリツィン。さらに、ルビーのルームメイト、ジャジーには、英国ロイヤル・バレエ学校出身で、アリシア・ヴィキャンデル出演『エクス・マキナ』でAIロボットのひとり(?)を演じ、オスカー・アイザックとキレッキレなダンスも披露、エマ・ワトソン主演『美女と野獣』への出演も決まっている日系英国人のソノヤ・ミズノ。加えて、ロンドン、パリ、ロサンゼルス、ニューヨークから集められた、世界最高峰のダンサーたち62人が参加し、圧巻のパフォーマンスを披露する。『ハートビート』は8月20日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月13日