コンバース(CONVERSE)が7月17日、カスタマイズスペースを併設した国内初のシューズ直営店「ホワイトアトリエ バイ コンバース(White atelier BY CONVERSE)」を東京・原宿にオープンする。住所は東京都渋谷区神宮前6-16-5 HOLON-3地下1階、地上1階。同ショップでは、“コンバースのあるライフスタイルをユーザーとゼロから作りあげていくアトリエ”というコンセプトのもと、幅広いラインアップでシューズを展開する他、同店限定のオリジナルアイテムも多数取りそろえる。地下1階にはシューズのカスタマイズスペースを併設。ショップオリジナルのオールホワイトの「オールスター(ALL STAR)」をベースに、アッパーに好きな文字や柄をプリントして、世界に一つだけのコンバースシューズが作れる。さらに、ビンテージライクなオリジナルシューレースや、ニューヨーク発DIYアクセサリー専門店「ブルックリンチャーム(BROOKLYN CHARM)」のアクセサリーパーツを取りつけることも可能となっている。その他、国内外のクリエイターを招聘してのカスタマイズワークショップなども随時展開していく。また、オープニングではイラストレーターのエドツワキ、ブランドディレクターの吉田怜香、アーティストでデザイナーのKiNG、モデルの森星らによる一点もののカスタマイズシューズを抽選販売する。
2015年06月24日7月1日(水)から2か月間の期間限定で、鎌倉市腰越海岸にエンターテイメントスペース「Beach House EDEN」がニューオープンする。【チケット情報はこちら】同会場では、ミュージシャンによるライブイベントだけではなく、トークショーやお笑いライブなど多岐にわたって公演が行われる。現在、7月30日(木)・31日(金)に若手俳優をフィーチャーしたニコニコ動画「キャストサイズチャンネル」によるイベント。8月4日(火)に吉田栄作、今井洋介などが出演するライブイベント。8月9日(日)に田島貴男のソロライブ。8月18日(火)に妄想キャリブレーション、ゆるめるモ!らが出演するアイドルイベントなどの開催が決定している。今後も公演は追加発表されるので、詳細は特設サイトでご確認を。■Beach House EDEN開催期間:7月1日(水)~8月31日(月)住所:神奈川県鎌倉市腰越海岸海水浴場内アクセス:小田急線「片瀬江の島駅」より徒歩約8分江ノ電「腰越駅」より徒歩2分
2015年06月19日studio仕組は、クリエイターや起業家を対象としたシェアアトリエビル「itadaki BLDG.(いただきビルディング)」を東京都中央区湊3丁目にオープンすると発表し、入居者募集を開始した。オープン日は2015年6月5日。「itadaki BLDG.」は、シェアアトリエや多目的スペースが融合する5階建てのシェアアトリエビル。「"頂(いただき)"を目指すクリエイターや起業家がその生み出す創造価値を"いただく"場所」をコンセプトにオープンするもので、同社はクリエイティブな活動を中心としたシェアオフィスサービスを通じて、中小ビルを多様な価値を生み出す土壌とすることを目指す。1階はフリーシート会員用のオープンスペースとなっており、無料のコーヒーも用意。イベントや撮影用のレンタルスペースとしても利用可能で、一般来館も可能なギャラリースペースも設けられる。一方、3階は個室ブースとして利用可能なアトリエスペースとなっており、法人登記も可能(事務手数料1万円が別途必要)。机やキャビネットは持ち込み自由で、オリジナルの空間づくりから始められるという。2階は日本の伝統工芸やアーティストらの作品を世界へ発信するショールーム「HAMON GALLERY」となっており、作品の展示・販売やイベントの開催が可能。4階フロアは完全フリーのスペースで、ブースでは行えない大規模な制作場所などに利用できる。また、和室をベースにした5階フロアは、室内の特性を活かしたイベントなど、一風変わったレンタルスペースとして活用可能という。利用料は1階のフリーシートが1万2,000円/月、3階の個室ブースが2万7,000円~8万6,000円/月。フリーシートは3カ月以上の契約から、個室ブースは年間契約となる。また、4階のフリースペースは3万円~/日、5階フロアは1万5,000円~/1時間から利用可能(すべて会員料金・税別)。
2015年06月01日「たばこ」と「塩」の歴史と文化を幅広く紹介する専門博物館「たばこと塩の博物館」が4月25日、東京都墨田区横川にリニューアルオープンする。○スペースが従来の2倍に、常設展示室をはじめ諸施設が充実同館は、35年間にわたり渋谷・公園通りで開館していたが、移転・リニューアルのため、2013年9月2日から休館。今回、墨田区横川の地にて装いも新たに開館する。渋谷の館と比べてスペースがおよそ2倍になり、常設展示室、特別展示室だけでなく、ワークショップルームや図書閲覧室、多目的スペースなど、新たな施設も充実した。常設展示では、開館以来蓄積してきた研究成果に基づいた「たばこ」と「塩」の幅広い情報を、拡大したスペースを生かし、内容・展示資料点数ともにパワーアップして紹介する。「たばこ」の常設展示室は、「たばこ文化の発生と伝播」「世界のたばこ文化」「江戸時代のたばこ文化」「近現代のたばこ文化」の4コーナーに分かれ、それぞれ特徴的な展示を実施。江戸時代の本所(現在の墨田区)界隈を想定したたばこ屋・たばこ入れ屋のジオラマや、看板・ポスター・パッケージの実物資料とデジタルコンテンツを組み合わせ、たばこを取り巻く時代背景やエピソードなどを絡めながら、近代から現代にいたる日本のたばこの産業史を紹介する「メディアウォール」など、多くの見どころを用意する。中でも、現存するたばこにまつわる最古の資料「たばこを吸う神」のレリーフがある、メキシコ・パレンケ遺跡「十字の神殿」の一部を、現地の職人の手により再現したコーナーは圧巻だという。「塩」の常設展示室は、「世界の塩資源」「日本の塩づくり」「塩のサイエンス」の3つのコーナーで構成。石川県能登半島で50年近く塩作りに使われてきた釜屋を移築した再現展示や、塩の性質・用途・製法などを科学の面から紹介するコーナーが新たに加わった。サイエンスコーナーの中でも「いろいろ塩図鑑」は、市販されている塩の原料や産地を最新の映像システムで紹介し、楽しめる展示になっている。さらに、世界遺産でもあるポーランド・ヴィエリチカ岩塩坑で坑夫たちに信仰されている「聖キンガ像」を、特別許可を得て現地の岩塩を使用し、現地の職人が再現制作した岩塩彫刻は、リニューアルの目玉の1つとなる。また今後、特別展(秋以降を予定)や講演会・講座・映画上映会など多彩なイベントも開催する予定となる。リニューアルオープン日は、4月25日。所在地は、東京都墨田区横川1-16-3。開館時間は、10時~18時(入館は17時30分まで)。休館日は、月曜日(祝日にあたる場合は開館し、直後の平日を休館)。入館料(税込)は大人・大学生 100円(50円)、小・中・高校生 50円(20円)。なお、特別展は別料金を設定予定となる。
2015年03月30日今回は株式会社イトーキの東京イノベーションセンターSYNQA(シンカ)におうかがいしています。さすが、オフィス用品や空間のプランニングをされている開放的でかっこいいオフィスです。イトーキの商品開発や設計にはどんな数学が使われているのか、イトーキ マーケティング本部の秋山恵さんに、お話をうかがいました。-本日はよろしくお願いします。まずはイトーキという会社について教えていただけますか?秋山さん:よろしくお願いします。イトーキは120年以上の歴史をもつ、オフィス関連事業の会社です。地球環境や人に良いことを考えながら、製品・サービス・空間づくりを提案する企業です。病院や図書館、博物館なども弊社のクライアントです。-それにしてもすごいオフィスですね!秋山さん:従来のオフィスやショールームの概念ではなく、新しい空間として提案しています。1階の「WORK CAFE」は、カフェやギャラリー、書架のあるスペースで、会員になれば誰でも使うことができるオープンスペースとなっています。2階の「TEAM LAB」は、イトーキとの協業プロジェクトメンバーがプロジェクトを進めるために利用するスペースです。3階の「SYNC OFFICE」は、イトーキ社員が実際に働く空間で、こちらはワーキングショールームとしての役割もあります。会議室のテーブルはホワイトボードのようにマジックで直接書き込むことができます。-社員の方が自ら自社の提案するワークスタイルを実践されているんですね!秋山さんは、どんなお仕事をされているんですか?秋山さん:私の所属しているソリューション部門では、かんたんに言うと課題解決の提案をしています。オフィスを使っているとさまざまな課題が見えてきますが、それらの課題に解決の道を示しながら、トータルでのオフィス空間を提案します。私はとくにICTに関わる提案をしています。-ICTですか。具体的にどのようなものを作られているのですか?秋山さん:まずはこちらを見てください。これ、なんだかわかりますか?-シートですか? 方眼紙のようなマス目がたくさん入っていますね。秋山さん:これはLANシートです。無線LANの電波を、シートの中を通して伝えているんです。たとえばこのLANシートを貼ったテーブルがあったなら、そのテーブルで作業する人だけが使えるLANを構築できます。シートの上にパソコンを載せるとインターネットが使えるんですよ。セキュリティの面で安心なだけではなく、LANの電波が拡散しないので、互いに干渉せずに安定した通信を維持することができるんです。-電波を制限することで、より使いやすくなることがたくさんあるんですね。秋山さん:こちらはテーブルがディスプレイになっているフェイスアップテーブルです。秋山さん:タッチパネルで操作することができるので、机の上に紙の資料を置く感覚でデータを扱うことができます。また、表示されている資料をスライドさせることで、モニタから壁のスクリーンに投影することもできます。-テーブルがディスプレイになっている直感的なインタフェースで、会議などを円滑に進めることができるんですね!秋山さん:ほかにも会議室を効率よく運用するための予約システムや、遠隔会議のためのシステムなども手がけています。-このような未来のオフィスにありそうなシステムを設計する秋山さんは、学生時代にどのような勉強をされていたんですか?秋山さん:私は工学部の土木系を大学時代に学んでいました。橋やダムなどの設計や構築ですね。-どのようなきっかけで土木系をめざされたのですか?秋山さん:英語や国語、古典などの文系の教科が苦手で、物理や数学が得意だったんです。だから理系に進む選択をしたのですが、それと同時に、ものづくりに携わりたいという思いもありました。-土木や建築の分野は、数字によってなにかを作り上げる分野でもありますものね。現在のお仕事も、ものづくりに深く関わってきそうですね。秋山さん:そうですね。私は新卒で入社して、商品企画の部門を志望しました。やはり、ものづくりが自分が仕事を選ぶうえで大事な要素だったんだと思います。-物理や数学のおもしろさって何でしょうか?秋山さん:物理に関しては、自然のしくみを数字によって表せるというところでしょうね。たとえば、「雨が吹きつけるように降っているとき、傘をさしてゆっくり歩くか、傘をささずに走るか、どちらが濡れないのか?」とか、「なぜ鍋にフタをした方がお湯が速く沸くのか?」とか、そういった素朴な疑問がありますよね。誰もが小さいころに考えたり感じたりしたことではないでしょうか。そういった「なぜ?」のしくみが、物理によって数字で説明される。それはすごく魅力的なことですよね。-数学はどうでしょう?秋山さん:数学の好きなところは「ジャンプする感じ」ですね。図形の問題で、補助線を一本引くだけで、途端に解答への道筋が見えてくる。その気持ち良さってやっぱりありますよね。-たしかに、角度を変えてものごとを見る訓練のような側面が数学にはありますよね。考え方の訓練をしている感じがします。現在のお仕事をするなかで、数字が生かされていることって具体的にありますか?秋山さん:たくさんありますよ。販売予測や広告の費用対効果などは、売り上げに密接に関わってくる数字ですよね。また、私は設計の目標値を提示する人間ですが、設計への理解には数学的な理解も必要です。ソフトウェアの話をするにしても、まったくわからないよりは、数学的なロジックを理解していた方が良いですからね。-いわゆる文系の職業でも、数字への理解は絶対に必要ですよね。秋山さん:そのとおりです。企画書や商品説明のためのロジックの組み立ても数学的ですよね。証明問題などは本当に実践的な訓練になると思います。両方とも密接に関わっていますから、文系理系といった区分けは、あまり意味のないことだと思っています。-より使いやすく、作業効率のよいオフィス空間を作るにはどちらの学問も不可欠でしょうね。秋山さん:はい。自分で「不便だな」と感じたところ、「こうなったらいいな」と思ったところへの対策を、いかに数値化し、改善につなげる商品開発へとつなげていくか。そういった仕事の一番おもしろいところに数学は関わっているのではないでしょうか。-そのとおりだと思います。秋山さん、本日は貴重なお話をありがとうございました。きれいでスタイリッシュなオフィスは、いたるところが数字を使って設計されていることがわかりました。漠然と「こうなったらいいな」という形を思い浮かべても、それを実際のものにしていかなくては意味がありません。そこで使われるのはやはり数学なのでしょうね。「作りたいものを作るための言葉」とでも言いましょうか。数学はそういう力をもっている学問だと感じました。○今回のインタビュイー秋山 恵(あきやま けい)株式会社イトーキマーケティング本部ソリューション開発統括部ICTソリューション企画推進部ICTプロダクト開発推進室室長このテキストは、(公財)日本数学検定協会の運営する数学検定ファンサイトの「数学探偵が行く!」のコンテンツを再編集したものです。(公財)日本数学検定協会とは、数学の実力を図る数学・算数検定の実施をはじめ、数学に関する研究や講習会、普及、啓発活動を通じて数学的な思考力と応用力を提案する協会です。数学検定・算数検定ファンサイトは、(公財)日本数学検定協会が開設する、数学好きが集うコミュニティサイトです。社会と数学との接点や、数学教育に携わる人々の情報交換など、数学を軸により多くの示唆と教養を社会に提案していくために生まれました。本コラムのベースとなった「数学探偵が行く!」をはじめ、数学を楽しみながら学べるコンテンツをたくさん運営中です。
2015年03月13日●α7などのデジタルカメラ製品を展示の中心にソニーマーケティングは、2015年2月27日、名古屋・栄のソニーストア 名古屋を、リニューアルオープンした。この3月に5周年を迎えるのにあわせ、店内を大幅に改装。デジタルカメラの展示スペースを店内の約半分にまで拡張し、「ソニーのカメラをフルに体感できる日本初のストア」であることが特徴だ。愛知県にはソニーEMCSの幸田サイトがあり、1972年の設立以来、ユーマチックやベータマックスなどのビデオ機器、8mmビデオ、ハンディカムを生産。現在でも映像機器の拠点として、αシリーズ向けのレンズ生産を行っている。河野社長は、「αシリーズにおいて重要な役割を担うのがレンズ。同じ愛知県内に交換レンズの生産拠点があること、そして名古屋の店舗はソニーストアのなかでもデジタルイメージング(DI)の販売比率が高いこともあり、今回のリニューアルではDI中心の店舗とした。今後、こうした取り組みを他店舗にも展開したい」と説明した。また、ソニーマーケティングのカスタマーマーケティング部門・浅山隆嗣部門長は、「ソニーストア 名古屋では、売り上げ構成比の約4割がDI製品。これを売り場構成比と同様に5割程度まで引き上げる。すでにソニーストア銀座でもαシリーズの展示スペースを増やす取り組みを行っている」とした。ソニーストア 名古屋の土谷壮一店長は、「カメラファンのほか、子供をかわいく撮りたい、季節の花を鮮やかに撮りたい、気の合う撮影仲間と大画面で写真を見たいといった幅広い層に向けて、ソニーのカメラを体験・体感しながら提供することができる店舗。写真を楽しむ仲間が自然と集うストアが目標。家族やカップルも入りやすい店舗を目指している」と述べた。「ソニーはレンズ、イメージセンサー、画像処理エンジンのすべてのコアデバイスを内製できる。そうした優位性を生かすのがカメラ戦略の基本姿勢。交換レンズでは昨年、3回ほど販売台数で2位に入り、キヤノンやニコンに追随している」(河野社長)。カメラ本体の販売台数からみれば、ソニーの交換レンズが2位に入るのは珍しいことで、それだけユーザーの期待が集まっていることが伺える。また、河野社長はソニーが本当のカメラメーカーになるための条件として、「ソニーはカメラ分野においてはチャレンジャーであり、その姿勢を見せるためにも、売り場づくりやコミュニケーション投資が重要である。今回のソニーストア 名古屋のリニューアルにおいて、DIの展示を増やしたのは、ソニーがカメラ分野に積極的に展開していく姿勢を示したものであり、ソニーストアにとっても大きなチャレンジになる」と語った。●カメラを体験する場所とユーザー集う場所を用意1階フロアの3分の1強をDI製品の展示コーナーとし、αシリーズの撮影体験スペースや、製品ラインアップの展示、レンズコンサルティングスペースを配置した。実際にカメラを手にして、動く被写体でもブレずに、暗所でも明るく撮影できることを体験することで、ソニーのレンズやイメージセンサー、画像処理エンジンなどの技術力を感じてもらうことが目的だ。「動体、暗所、色彩、望遠、ポートレート、マクロ、これらすべての撮影を体験できるスペースを用意した。また、レンズコンサルティングスペースでは専門アドバイザーが常駐して、AマウントおよびEマウントのすべてのレンズを試すことができ、利用シーンや要望にあわせて最適なレンズを提案できる」(土屋店長)という。2階フロアでは、「写真を語り、集う場所」と位置づけるオープンスペースのαコミュニティ、「撮る楽しさを学べる場所」とするα Cafe体験会を実施できるエリアを用意。α Cafe体験会は今年度だけで、すでに357講座を開講し、2,578人が参加した。「3月は57講座を開講する予定。ほとんどが無料の講座であり、写真の撮り方や交換レンズを使った楽しさを、専門用語を使わずに教えることができるのが特徴。撮る楽しさを手軽に学んでもらえる」(土屋店長)。また、αコミュニティは、α Cafeの参加者が気軽に利用したり、ママ友サークルなどが利用できるように開放する。さらには動画編集などのワークショップも随時開催するという。○好調なハイレゾ製品120型の4Kプロジェクターを用いて、撮影した写真を鑑賞できるシアタールームも用意。ここではハイレゾオーディオシステムも同時に試聴できる。そのほか、ウォークマンをはじめとしたハイレゾオーディオ製品、4KテレビやVAIO、Xperia、PlayStationなどを展示。それぞれのアクセサリー類の展示も豊富だ。ソニーマーケティングの河野社長は、「4K、ハイレゾ、αの3つのカテゴリーが、ソニーが差異化できる領域だと捉え、それらの分野で高付加価値による市場活性化を図る。4Kテレビでは、96週間連続ナンバーワンシェアを獲得。ハイレゾオーディオにおいては、ハイレゾウォークマンの出荷台数が15%増、ウォークマンの平均単価が27%増、ソニーのオーディオ関連機器の売上高に占めるハイレゾ関連製品の売上構成比が30%を突破している。ヘッドホンもハイレゾ化の効果で販売金額が前年比10%増となっている」と説明した。また、河野社長は札幌、福岡にもソニーストアを出店する方向で検討していることを明らかにした。出店時期などについては明言しなかった。
2015年02月27日「ナイキ(Nike)」が、女性限定のスポーツ体験スペース「NIKE WOMEN’S STUDIO」を3月3日(火)東京・渋谷にオープンする。また、これに先がけて、総勢20人の女性アスリートとともに、スポーツを通じて挑戦する女性を応援するデジタルキャンペーンを2月5日(木)よりスタートした。「NIKE WOMEN’S STUDIO」は、渋谷駅から徒歩9分、宇田川町の交差点近くに位置し、1Fが店舗、B1Fはトレーニングスタジオとなっており、NTC(ナイキ トレーニング クラブ)、ランニング、ダンス、ヨガなどのスポーツを体験する場所を提供するほか、ナイキの最新プロダクツを販売する。スタジオで展開するプログラムは2月13日(金)より、NIKE.COM/JUSTDOIT にて順次公開される。同スペースは、5月31日(日)までの期間限定オープンとなる。また2月5日(木)より、NIKEWOMENのTwitterアカウントでは、WOMENのTwitter アカウントでメッセージを発信します。2月5日(木)の、大儀見優季選手(フットボール)を皮切りに、総勢20名の女性アスリートが自らの想いをツイートしていく。参加する女性アスリートには、フィギュアスケート選手の安藤美姫やスキージャンプ選手の高梨沙羅のほか、モデルの道端ジェシカや、3月8日(日)に開催される女性だけのマラソン大会「名古屋ウィメンズマラソン2015」に参加する安田美沙子や長谷川理恵らも登場する。このほか、名古屋ウィメンズマラソン公式のバーチャルレースで、全国のランナーが「Nike+ Running」を使用してマラソンの疑似体験をしながら、東北・福島の復興活動に参加できるプロジェクト「名古屋バーチャルマラソンラン」も3月1日(日)より実施となる。(text:Miwa Ogata)
2015年02月10日3月3日、ナイキ(NIKE)が、女性限定のスポーツ体験スペース「NIKE WOMEN’S STUDIO」をオープンする。オープン場所は東京・渋谷で、5月31日までの期間限定。施設は、1階店舗、地下1階トレーニングスタジオという構造で、ランニング、ダンス、ヨガなど多岐にわたるスポーツを体験できる。また、1階の店舗では、最新のイノベーションを搭載したプロダクトなどを販売する。詳しいプログラムについては、2月13日より、NIKE.COM / JUSTDOITにて順次公開。併せて、2月5日より、スポーツを通じて自分の可能性に挑戦する女性を応援する、デジタルキャンペーンも展開中だ。キャンペーンには、ナイキが1988年より掲げている「JUST DO IT」のメッセージの通り、とにかくやってみることの大切さ、夢をおいかけることのすばらしさを、身を持って体現し続けている女性アスリートやモデル20名を起用。選ばれた女性達は、NIKEWOMENのtwitterアカウントで、それぞれの想いを発信していく。参加アスリートは、安藤美姫(フィギュアスケート)、高梨沙羅(スキージャンプ)など。モデル界からは、道端ジェシカ、メロディー洋子、安田美沙子など、いずれもスポーツ好きで知られる女性達が名前を連ねる。
2015年02月10日医療社団法人スリープクリニックはこのほど、子ども睡眠外来「キッズすいみんクリニック」を「スリープクリニック銀座」(東京都・銀座)内に開設した。同クリニックは、内科・耳鼻咽喉科・心療内科・精神科・小児科の総合的な子ども睡眠外来として日本で初めての開設となる。子どものいびき、無呼吸、不登校、アトピーなどの睡眠障害は、以前から問題視されていながらも専門の医療施設はなく、症状を放置している現状があったという。また、最近は生活習慣の変化などにより、子どもの睡眠に関する悩みを持つ母親も急増しているとのこと。「睡眠障害は子どもにも十分に起こりうる病気で、大人のものとは病気の程度も種類も違います」と同クリニック。また、症状や治療法が特殊なため、経験と技術を持った医師やスタッフ、医療施設が必要となるという。同クリニックは、このような状況に応えるべく、開設に至った。同クリニック院長で睡眠専門医の遠藤拓郎氏は、「毎日多くのことを学び、吸収しているお子さまにとって、良質な睡眠は欠かせません。睡眠中には、成長ホルモンが盛んに分泌し、記憶の整理なども行われています。この時期の睡眠が、お子さまの将来に大きな影響を与えるのは間違いありません。私は医師として、クリニックを通してお子さまたちの健やかな成長を応援したいと考えています」とコメントしている。なお来春には、子どもが自由に遊び、学べるオープンスペースとして「キッズステーション」を同ビル7階に開設する。
2015年02月07日医療法人社団スリープクリニックはこのほど、日本で初めて内科・耳鼻咽喉科・心療内科・精神科・小児科の総合的な子ども睡眠外来「キッズすいみんクリニック」を、「スリープクリニック銀座」内に開設した。スリープクリニック調布の院長である睡眠専門医・遠藤拓郎(通称:えんたく先生)は、これまでに1万2,000名以上の不眠やいびきなどに悩む患者の診療を行ってきた。子供の睡眠障害は以前から問題視されているが、専門の医療施設はなく、症状を放置しているという現状がある。子供の睡眠障害は、大人のものとは病気の程度も種類も違うという。症状や治療法も特殊なため、経験と技術を持った医師、スタッフ、医療施設が必要となる。このような状況に応えるため、同院は子供のための専門機関として「キッズすいみんクリニック」を開設した。院長・遠藤拓郎をはじめとする医師が、小児の睡眠障害の治療にあたる。院長の遠藤拓郎医師は、子供のころは重症な睡眠時無呼吸症候群で、手術により症状が改善したという。「子供にとって、良質な睡眠は欠かせません。睡眠中には、成長ホルモンが盛んに分泌し、記憶の整理なども行われています。私は医師として、この『キッズすいみんクリニック』を通して、子供たちの健やかな成長を応援したいと考えています」とコメントしている。来春には、同ビル7Fに子供の健やかな睡眠を応援するため「キッズステーション」も開設する。同施設は自由に楽しく遊び、学べるオープンスペース。睡眠に関する知見を持ったスタッフが常駐し、夜泣きや不登校の対応をはじめ、子供の睡眠に悩みをかかえた人々のサポートを行う。
2015年02月03日有楽製菓は1月15日、東京駅一番街「東京おかしランド」イベントスペースにて、ブラックサンダー関連商品を販売する「義理チョコショップ」をオープンさせる。オープン期間は2月15日まで。同社は、1個30円と安価なブラックカラーのパッケージのチョコバー「ブラックサンダー」を販売している。手頃ゆえ「一目で義理とわかるチョコ」として、2013・2014年と義理チョコ文化の普及を願い「ブラックバレンタイン」(2013年)、「義理チョコショップ」(2014年)といったイベントでも販売。2014年は好評のため、商品が売り切れ続出となった。今年は、「義理チョコ文化の進化」をコンセプトに、パワーアップしてショップを展開する。いちご味の「ピンクなブラックサンダー」(1,000円)が1年ぶりに復活するほか、通常品の約35倍の「ブラックサンダー大(1日10個限定)」(1,000円)、ブラックサンダーが20本入った「義理チョコパッケージ」(600円)も登場する。また、限定商品「生ブラックサンダー ラグジュアリー(1日30個限定)」も販売。同商品は、チョコレート専門店「ミュゼ・ドゥ・ショコラ テオブロマ」の土屋公二氏監修の生チョコレートを使用している。価格は800円。「ラ・ブラックサンダーミニバー」(700円)は、ミニバーサイズのブラックサンダーをバレンタイン用パッケージに詰めた商品。雷おこしの老舗「常盤堂雷おこし本舗」とコラボした「東京サンダー」(700円)や、3種のブラックサンダーの詰め合わせ「ブラックサンダーミニバー義理チョコアソート」(900円: 2月4日発売)も販売する。同ショップの営業時間は9時~21時。価格はすべて税別。
2015年01月08日カルチュア・コンビニエンス・クラブは、蔦屋書店をベースにした文化複合施設「湘南T-SITE」を、神奈川県藤沢市に位置する「藤沢サスティナブル・スマートタウン」(以下、藤沢SST)内に12月12日オープンする。10日に内覧会を実施した。湘南SSTは藤沢市とパートナー企業が官民一体となって進める共同プロジェクトで、約20万平方メートルの敷地内に1000戸もの住宅が並ぶ次世代型タウン。T-SITEは代官山に次いでの誕生となるが、“湘南”ブランドの注目度の高さと子どもを持つ団塊ジュニアファミリーが多く住まうことから同地に出店を決定した。事前に近隣住民に募ったアンケートで、カフェや本屋が近くに欲しいという声が多く挙がったことで、“本屋”を基盤としたコンセプトを考案。蔦屋書店の本棚が拡張したかのようにすべてのショップに本があり、雑誌の数だけでも1万冊に及ぶ。書店と専門店が有機的な繋がりをもつ類を見ないモールで、料理本のまわりには、食品や食器を扱うショップ、さらに料理教室を置くといったように、蔦屋と30のショップが共同で湘南らしいライフスタイルを提供する。施設全体がBOOK&CAFEストアとなっており、屋内外合わせて300席を用意。どこでも自由にコーヒーを片手に読書が楽しめる。蔦屋の象徴である“蔦”の葉が浮き彫りになった真っ白な外壁に鮮やかな緑の蔦が絡む印象的な建物は、代官山同様建築ユニットの「クライン・ダイサム・アーキテクツ(Klein Dytham architecture)」が手掛けた。2階建ての建物が三つ並び、1号館はエンターテインメントの館として、トラベルグッズ「Globe walker」、ペットサービス「GREEN DOG」、コンビニエンスストア「ファミマ!」などがあり、「アップル(Apple)」とのコラボレーションで販売店や修理所を設置。「スターバックスコーヒー」は、壁や椅子のファブリックを湘南の海をイメージした青で統一した。2号館は“スローフード&スローライフ”をテーマにした館で、“食”に関連した店舗を中心にラインアップ。ベーカリーバール「midi a midi」、料理道具「釜浅商店」、すかいらーくが手掛けるスローフード中心のカジュアルレストラン「THANKS ON THE TABLE」、代々木のスローフードイタリアンレストランLIFEとコラボした「LIFE sea」などがオープン。国内外のコスメがそろう「イセタンミラー」も出店している。3号館は子どもと過ごす豊かな時間をテーマにした“ファミリー”の館。ものづくり機械とシェアキッチンを組み合わせたオープンスペース「FERMENT」は、料理や手芸、フラワーアレンジメントなどのワークショップを展開。スペースを随時利用できるスタジオ会員を募る他、ホームパーティーなどの需要に合わせて調理器具や食器の貸し出しサービスも行なう。料理教室「T-SITE湘南料理塾」では、日々のごはんや保存食を作るコースを用意。地元の農家の人たちとの繋がりをもち、旬の食材を使った料理をプロの料理人が丁寧に教えてくれる。この他、カーライフの提案発信基地として「カーライフラボ 湘南マガジンテラス」も設置。エコカーなどの展示を中心に、イベントの開催も行なう。
2014年12月10日14年5月に営業を終了した南青山の商業空間「ニーヨンロク コモン(246COMMON)」が、商業型コミュニティースペース「コミューン ニーヨンロク(COMMUNE246)」としてリニューアルオープンする。ニーヨンロク コモンは“コミュニティ型商業空間”というコンセプトのもと、車両型のモバイルショップやトレーラーが約20店舗出店。青空市場やフードコート感覚で利用出来る、都会のオープンスペースとして人気を集めていた。一方、リニューアルされたコミューン ニーヨンロクは、移転された自由大学のキャンパスや、共有型ワークスペース「みどり荘」から続く道沿いに、13店舗の飲食店が軒を連ねる構成となっている。中央にはエアドームを設置することで、訪れた人が自由に過ごせる共有スペースとした。フードカートゾーンでは12月から順次店舗がオープンする予定。豆乳スムージーの「一豆。」、クラフトビールが味わえる「Seasons Stand by Blue Moon」、ブルックリンスタイルのポテトフライが食べられる「Brooklyn Ribbon Fries」など個性的なラインアップとなっており、中でも注目なのが「Antenna <> WIRED CAFE」。キュレーションマガジン「Antenna」とWIRED CAFEによるコラボレーション喫茶となっている。
2014年11月27日11月22日、雑誌『IMA』を発行するアマナが、バーニーズ ニューヨークとコラボレーションした写真の複合スペース「アンド イマ(&IMA)」をバーニーズ ニューヨーク横浜店7階にオープンする。カフェ、ラボ、写真スタジオと大きく三つの要素で構成されている「&IMA」。“写真を愉しむ家”をコンセプトに空間全体を一つの家に見立て、暮らしのあらゆるシーンに合わせた写真の楽しみ方を提案する。写真をインテリアに取り入れるライフスタイルを提案する「リビング(LIVING)」、プロのカメラマンによるアーティスティックな写真撮影を体験できるフォトスタジオ「スタジオ(STUDIO)」、サンドイッチやスムージーなどのフードとドリンクを提供する「キッチン(KITCHEN)」の三つのゾーンを、インテリアスタイリストの川合将人がディレクションする。フォトフレームやクリスマスのオーナメントなどのインテリアグッズや写真集、アルバム、カメラなど写真にまつわるアイテムを世界中からそろえる「LIVING」では、鏡に映った自分をそのまま写真にできる「Reflekt」、回転台で360度撮影ができる「FIGUREME」の無料体験が可能。撮影データはプレゼントされる他、iPhoneケースやトートバッグ、マグカップ、アイシングクッキーなどにプリントし、購入できる。また、フランス製の3Dフィギュア作成マシンも常設し、自分の顔をスキャンして&IMAオリジナルのコスチューム18種類の中から好きなものと組み合わせた3Dフィギュアが作成できる。「STUDIO」では、他の写真館とは一味違うファッション性のある写真撮影が可能。ポートレートの巨匠リチャード・アヴェドンの作品を思わせる硬質な仕上がりから、雑誌『Milk』の世界観を表現したポップなテイストまで、様々な撮影スタイルが選べる他、オプションでプロのスタイリストやヘアメイクによるスタイリングも受けられる。撮影・データ納品は5万円から、プリントは3万円から。毎週金曜には、500年品質を保つといわれるプリント技法「プラチナプリント」のワークショップも開催する。参加料金は撮影、プラチナプリント、&IMA kitchenのランチ付きで6万円(プラチナプリントのみは3万円)。トランジットジェネラルオフィスのプロデュースによるカフェスペース「KITCHEN」では、代官山のサンドイッチ&バー「King George」が監修するヘルシーでボリューミーなサンドイッチ(1,500円から2,600円)やフレッシュスムージー(800円から850円)、&IMAオリジナルメニューのパニーニを提供。定番のカプレーゼ(1,200円)のほか、バナナヌテラやマシュマロ チョコレートソース(各850円)などのスイーツパニーニも用意する。また、鎌倉のバイシクルケーキショップ「POMPON CAKES」によるオーガニックケーキやニューヨークのティーブランド「HARNEY&SONS」の紅茶(750円)も提供する。IMAメディアプロジェクト・リテール企画部の武内亮子氏は「他にはないユニークなサービスや商品ラインアップをそろえながらも、バーニーズと親和性のある、ファッション性が高く家族連れで楽しめる空間を目指している」と話す。
2014年11月20日ヒルトン東京に、グリル・中国料理・日本料理・バー&ラウンジの4つカテゴリーのレストランとパティセリーが、仕切りで隔てられることなくシームレスな空間で展開される新ダイニング「TSUNOHAZU(つのはず)」が誕生。10月31日(木)よりグランドオープンとなった。TSUNOHAZUは、ホテル2階全面の総面積2,171平方メートル以上のオープンスペースに展開され、4レストランの総席数は532席。TSUNOHAZUという名称の由来は、ヒルトン東京が建つ西新宿一帯の地名であった“角筈”から着想を得たもので、さまざまな要素が交錯する大都会、新宿の持つ多面的な魅力を象徴するような食空間を目指した。全体構成と設計を担当したのは、国内外から注目を集める気鋭の建築家・谷山直義氏が率いるデザインオフィス「NAO Taniyama&Associates」。谷山氏が今年6月にオープンした虎ノ門ヒルズのアトリウムを担当したことは記憶に新しい。今回の設計について谷山氏は、「極めてチャレンジングな仕事だった」と語り、その理由として空間の多様性にあると述べ「20ぐらいの空間が創れるだけのアイデアをこのワンフロアに投入した」と話す。各レストランの間の仕切りをなくすことで、フロア全体に独特の回遊性が生まれ、ホテルダイニングならではの落ち着いたムードと同時に、外国のバザールやマーケットのような華やかで活気のある空間が生み出されている。また壁や床、天井、フロアに配される家具に至るまで、多彩なデザインがちりばめられている。このフロアの世界観を最も顕著に表現しているのが中国料理「王朝」で、椅子は23種類、テーブルは25種類ものデザインが用いられているなど、さまざまなマテリアルやデザインがモザイクのように組み合わされ、コーナーによって多彩な表情を浮かべる空間が完成した。各レストランで展開される料理は、「それぞれの分野の伝統を受け継ぎつつ、それらを新しい時代に向けて昇華させる」をテーマに挑んだものを提供する。日本料理「十二颯」では、会席料理が供されるテーブル席のほか、寿司カウンター、鉄板焼きカウンター、そして個室を用意。海外から訪れる人にも人気の高い寿司カウンターは、あえて寿司ネタのショーケースを置かず、ゲストと職人のコミュニケ―ションを可能にし、江戸前寿司が生まれた当時に使われていた赤酢を用いた酢飯に、丁寧に仕込みが施されたネタを合わせて提供する。カウンターには、カリフォルニアで寿司職人として15年以上のキャリアを持つ女性寿司職人も立つ。中国料理「王朝」では、専用の北京ダックオーブンを導入し、北京ダックが焼き上がるのに合わせて銅鑼が鳴らされたり、レストラン中央にガラス越しに厨房の様子が垣間見えて、シェフがダイナミックに中華鍋を振る姿をのぞむことができるなど、活気に満ちた空間の中でテンションを上げる演出がいくつも用意されている。そのほか、ガラス張りのライブクッキングエリアの「メトロポリタングリル」では、オーストラリア産ブラックアンガスビーフやフランス・ブレス地方産のローストハーフチキン、ノルウェー産のサーモンといった世界中の上質な食材を集め、シンプルな調理法でプリミティブな食の楽しみを提供したり、バー&ラウンジ「ZATTA」は午前11時~翌午前1時までオープンし(木、金、土曜日と祝前日は午前3時まで営業)上質なライブエンターテンインメントを提供するなど、それぞれにユニークでアイコニックな空間が展開されている。「新しくも、どこか懐かしさを感じさせるダイニング空間」をコンセプトに、地図からはすでに消えてしまった地名を象徴するヒルトン東京の「TSUNOHAZU」。新宿の食とナイトライフを盛り上げる、新たなホットスポットの誕生だ。(text:Miwa Ogata)
2014年11月19日宮城県仙台市にこのほど、「猫専門 またたび堂」がオープンした。○杜の都・仙台に、猫のアート専門店がオープン同店は、猫の雑貨販売、ギャラリー、ワークショップスペースを備えた猫のアート専門店。"人と猫を繋ぐ場所"として、日本各地で旅先で出会った猫モチーフの雑貨やアートを多数用意。暮らしを楽しくする、とっておきの猫作品と出会えるという。また、猫関係の置物、絵画、アクセサリー、写真、書籍、雑貨など猫アイテムの買い取りや、猫をテーマとした作品を制作している作家の募集も行っている。所在地は、宮城県仙台市青葉区一番町3-8-1 ラベルヴィビル1F。営業時間は11時30分~20時で、木曜定休。
2014年11月18日虎ノ門ヒルズでは、同施設の3層吹き抜けのアトリウム空間を建築家・谷尻誠氏らが幻想的な冬の雪空のイメージに演出するクリスマスプロモーション「TORANOMON HILLS WINTER 2014」を展開する。開催期間は11月28日~来年2月15日。今回の試みは、東京の新たなランドマークとなった虎ノ門ヒルズが、オープン以来初めて迎えるクリスマスをアーティスティックな空間に演出するプロモーションだ。3層吹き抜けのアトリウム中央には、SUPPOSE DESIGN OFFICE(サポーズデザインオフィス)を率いる建築家・谷尻誠と吉田愛が企画・デザインした、高さ10mの白い森のような神秘的な空間「ToranomonWhiteForest」が登場。その内側には同施設のキャラクター「トラのもん」と「鈴」が設置されるなど、記念撮影スポットとしても活用できるという。また、同施設2階のオープンスペース「オーバル広場」には、スペインを代表する世界的アーティスト、ジャウメ・プレンサによる高さ約10mの大型彫刻「ルーツ」も登場するという。同作品は、8つの言語の文字が膝をかかえて座る人間がかたどられ、多様な文化を越えた人間の平和的な共存を象徴しているという。夜間はライトアップによって昼間とは違った独特のシルエットが浮かび上がり、幻想的な雰囲気を醸し出すということだ。
2014年11月05日●蚊帳付き? トイレ? 小屋の可能性は広がるSuMiKaは4~12日、小屋をテーマにした暮らしの見本市「小屋展示場」を東京都・虎ノ門で開催した。同イベントは、小屋を「住宅展示場」のように展示し、小屋のある暮らしを体験してもらう、というもの。イベントが開催された7日間の来場者数は1万2,180名。リタイア後の趣味を探す団塊の世代、これから家を購入するであろう20代カップルや30代の子供連れなど、幅広い世代が会場を訪れていた。来場者からは「どれも個性豊か。自由で子供もワクワクしていた」「秘密基地みたいで魅力的」「DIYが好きなので、小屋作りにもチャレンジしたい」という声が寄せられた。イベント主催のSuMiKaによると、シェアハウスや改装可能な賃貸物件の増加など、消費者の家づくりの選択肢が広がる中で、家の「最小単位」である小屋へ注目が集まっているという。イベントPRを担当するBAUMの吉本氏は、「住宅の原型である小屋を通じて、多くの人に自分らしい暮らし、自由な家造りについて考えてもらう機会としてほしい」とコメントしている。小屋の出展企業は工務店が中心だが、大手住宅メーカーのタマホーム、アウトドアメーカーのモンベル、総合専門小売業の東急ハンズ、Webメディアのライフハッカーなど実に様々。どの小屋も各社が得意とする技術・製品が盛り込まれており、「自由な家造り」の参考にしたくなるアイディアでいっぱいだ。本レポートでは、展示されていた小屋の一部と会場内の様子を紹介する。○「小屋」×「蚊帳」=「KOYAKAYA」ウィズハウスプランニングは「自然と共生する家づくり」をコンセプトに、国内の杉・ヒノキなどの自然素材を多用し、健康に配慮した家づくりを実施している工務店。同社が展示する「KOYAKAYA」は、その名の通り2階部分に「蚊帳」が付いている小屋。1階はハンモックの付いたオープンスペースで、2階は床に竹材を使用した蚊帳の部屋となっている。ひもでつながれた細めの竹は、「乗って大丈夫かな…」とちょっと不安になるが、「2~3人は同時に乗っても大丈夫」とのこと。はだしで竹を踏みしめると、ひんやりとした素材感が楽しめる。風通しも非常に良く、夏の夜に虫の声を聞きながらうたた寝したくなるような小屋だ。○趣味に合わせてカスタマイズ「ハウスインナーボックス」「ハウスインナーボックス」はクルー(48PRODUCT)+森田建築設計+カントリーベースによる展示。この小屋の特徴は、自立式空間構成フレーム「ハウスインナーR」に好みの専用パネルを付けることができるという点だ。展示されていた「ハウスインナーボックス」は「2輪車仕様」。天井から自転車をつるしたり、ヘルメットやハンドル、工具を管理する有孔ボードなどが取り付けられるようになっている。自分の趣味に合ったパネルを付けることで簡単にカスタマイズできるので、趣味に没頭するための部屋が欲しい人におすすめだ。○畳の香りでいやされる「Go-sui 癒さない寝床」「Go-sui 癒さない寝床」は、ワラを練り込んだ外壁や銅板の屋根、琉球畳などの天然素材と和風建築の技術を存分に使った「茶室」のような小屋。展示元の建栄は、「技術を持った職人が減って和室が廃れていく中で、新しい和風建築の1つになってほしい」と語る。名前の「Go-sui(午睡)」は、うたたねという意味。「癒やさない寝床」とは、「癒やさないってどういうこと?」と思って中に入るとすごく癒やされるというように、逆の名前をつけることで「癒やし効果」をより意識させるためだという。実際は「とても癒やされる、まどろみの小屋」ということらしい。確かに、4畳半という小屋ならではの程よい狭さと畳の香りが体の緊張をほぐし、いつの間にか寝入ってしまいそうな心地よさである。○トイレ? いいえ、小屋です「In&Out&Go(号)」「小屋」の定義を再確認をせずにはいられない「In&Out&Go(号)」。何しろ、小屋の中には「トイレ」しかないのだ。展示元のライフハッカー日本版 編集長 米田智彦氏とデザインムジカ 安藤僚子氏によると、この小屋は「茶室のように、日本人に備わっている狭い空間に美と機能を収めるセンスと、ネットに接続された現代人の内なる(怠惰な)欲求、つまり『手が届く範囲にすべてがあり、長居できる空間が欲しい』『自分だけの書斎やオフィスを持ちたい』という願望を統合して表現したもの」だという。中にはウォッシュレット完備のトイレと壁に映像を映し出すプロジェクター付き。トイレに籠もって考え事や仕事をしたい人にピッタリだ。小屋の外側は屋上緑化ならぬ壁面緑化がされている。さらに、トイレは管で植木鉢につながれており、出したものを自然に還せるよう設計されているという(現時点ではつながっていない)。これぞ究極のエコな小屋と言えよう。●1人で? 息子と? 小屋は誰とでも楽しめる!○世界最小級? 室内にも置ける「1畳house」バウムと夏水組の「1畳house」は、0.5畳~1畳というサイズと5~6万8,500円(税別)というちょっと頑張れば買えそうな値段設定が魅力。別売りのタイヤを取り付ければ簡単に移動させることができ、屋外だけでなく室内に置いても楽しめる。カスタマイズを前提としたシンプルな作りのため、壁紙を貼ったりペイントしたり窓枠を設置したりと、思う存分改造できるのも嬉しい。DIYの初心者も、自分だけの空間づくりを楽しむことができるようになっている。○こんな秘密基地が欲しかった!「COBACO」桃山建設の「COBACO」は、小さな木箱の秘密基地だ。趣味の部屋やショップ、露天風呂(!?)など、ユーサーのニーズに合わせた小屋を提供したいという同社。今回の展示では「オヤジと息子の親子部屋」がテーマとなっている。壁には、工具や遊具をぶら下げられる有孔ボードや水槽を置く棚を設置。広々としたデスクの横にははしごがあり、ロフトベッドへと続く。小屋のサイズは4.5畳だが、信じられないほどの充実ぶりだ。担当者によると、「家造りの技術を生かし、小さいからこそきちんと作り込みました。年代問わず子供心が戻るような、思い切った秘密基地ができたと思います」とのこと。○コミュニケーションツールにもなる「みんなでつくる、小さな暮らしの実験場」鈴木菜央(greenz.jp 編集長)+YADOKARIによる「みんなでつくる、小さな暮らしの実験場」は、実際に「小屋」を作ってみたいという人たちの手によって作られたもの。壁にはカラフルな廃材、ロフトベッドの柵には木の枝を使うなど、様々な「実験」を通して作られている。大量消費時代から、身の丈にあった「小さな暮らし」を選択する人が増えてる現在、暮らしをシンプルにすることに興味を持っている人が増えている。とはいっても、いきなり小さな暮らしはできないので、「小屋」でいろいろ実験をしてみようというのがこの小屋のコンセプト。小屋作りの実験結果はもちろん、建てるプロセスも予算も、すべて共有しているという。また、小屋を作っている過程で、参加者同士のコミュニケーションが図れるだけでなく、地域のコミュニティの中心ともなれる。小屋は、「簡単な作りの小さな建物」という意味だ。しかしながらその狭さやシンプルさこそが、小屋を魅力的な場所に変えるアイディアの源となる。限られたスペースだからこそ、自分の好きなものだけを詰め込んだ、コンセプトが明確な空間を作ることが可能なのだ。さらに一戸建てを買うよりも低予算で作ることができるという点も魅力的ではないか。というわけで、あなたも自分だけの小屋作りに挑戦してみてはいかがだろうか。また、本レポートでは紹介しきれなかったが、会場には他にも7種類の小屋が展示されていた。以下は未紹介分の小屋7棟の全体と詳細写真。○タマホーム「籠-KOMORU」○ヒロ建工「木に住む家 Kisumu」○日南鉄構「Cスタイルハウス」
2014年10月21日アレキサンダー・グロンスキー展が東京・東雲TOLOT内ギャラリー「YUKA TSURUNO GALLERY」で10月25日まで開催されている。ロシアのある地域の風景。そのランドスケープは、まるで絵画のように大判プリントに表現されている。グロンスキーは、現代ロシアのランドスケープに焦点を当てた作品で国際的な注目を集めている写真家。報道カメラマンとして活動後、2008年よりパーソナルなドキュメンタリーを撮り始め、現在は周辺環境と地域住民の関係性を探求する作品を制作している。今回の展示では、代表作である三つのシリーズ『Less than one』『The edge』『pastral』の内から選抜した10点が展示されている。『Less than one』は、人口密度が1平方キロメートルに1人以下というロシア辺境に焦点を当てたシリーズ。グロンスキー氏は、「ロシアの風景にある空虚感や虚構的な部分を見せたいと思っていた。非常に孤立した感じ、閑散とした状態を意味するに適した言葉として、このタイトルを選んだ。住みたいから住んでいる人がいるのではなく、(鉱山や炭坑などの環境があって)必然的に人が住んでいる。場所ではなくて、人が生活をしている部分と自然界とのボーダー(境界線)が見えることに意味がある。」と話す。都市の境界線に着目し、撮影したシリーズの『The edge』は、特にモスクワとその周辺の冬の風景、なかでも雪景色を撮っている。旧ソ連時代の集合住宅が多く見られる郊外は、都市計画で団地と団地の間にオープンスペースを設ける必要があり、そこは冬の間も人々の憩いの場となる。そうした公的空間で人々は雪そりやスキー、プールで泳ぐなど私的に楽しむ人々の様子を収めた。「露出を高めて、白が浮くように雪を撮影することで、周辺風景の要素が切り抜かれたかのように見えるようになる」とイメージとしてどのようにグラフィカルなクオリティーを持たせるかについても考慮されている。このように、ディテールを掘り下げていくと、郊外と都市、公的空間と私的空間、インフラと自然といった「境界線」が1枚の写真に潜んでいるのが、グロンスキーの作品の特徴だ。近作の『pastoral』は、モスクワと田舎の中間域で人間が自然風景をどのように使うのかに興味を持ち撮影したシリーズ。 『The edge』の撮影中から構想し、春を待って撮影を開始した。人々が都市生活の中で必然的に使われるようになった場所が作品となっている。例えば、駅と駅のショートカットとなった木立の間の道、遊び場となった工事現場、列車が走る線路の間近でのピクニックなど、その選択が面白い。「特定の場所、人の行いを見せたいのではなく、こういったことが全て同時進行的に起こっているということが重要」という。大判にプリントすることでディテールが見える。全体とディテールを見ることを繰り返すと、その風景が徐々に理解できていくようになる。「ロシアやモスクワで起きている社会的な現象への批判や物事の善し悪しについてコメントをしたいわけではなく、ロシアやモスクワに限らず、世界が今どういう状態にあるのかを伝えたいと思い、写真を撮っている」とグロンスキー氏は語った。また、『Less than one』は、芹川太郎・渡辺洋輔による出版レーベル TYCOON BOOKS から同タイトルの写真集が出版されている。 10月4日には、グロンスキー氏のトークショー後にブックサイニングも行われ、同日は同ギャラリー他トーマス・ルフ「photograms」展(ギャラリー小柳)とヴィヴィアン・サッセン「LEXICON」展(G/Pギャラリー)との合同レセプションも開催された。
2014年10月08日東京ガス、三井不動産、三菱地所はこのほど、3社共同で計画している大規模複合開発「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」の開発計画概要を公表した。同プロジェクトは、JR田町駅東口直結の東京ガス所有地(東京都港区芝浦3丁目、約2万8,000平方メートル)に、オフィス、商業施設、ホテルなどからなる全体延床面積約30万平方メートルの複合ビジネス拠点を建設する計画。地上31階・地下2階のA棟(事務所棟)、地上36階・地下2階のB棟(事務所棟)、地上9階・地下2階のホテル棟、計3棟を新築し、あわせて計画地内の既存建物を東京都港区がリニューアルして、子育て支援施設として使用する予定だ。計画地とJR田町駅改札の間にはバリアフリーでアクセス可能な歩行者デッキを整備するほか、計画地隣接の公共街区とも歩行者デッキで接続する。地上には歩行者通路とそれに面した商業店舗を配置し、天候に関わらず買物や飲食が楽しめる商業モールを整備する。歩行者デッキと地上には緑量の多い樹木を植え、複層的・連続的な緑化空間とする。災害への備えにも力を入れ、広場空間やオフィス共用部などを活用し、帰宅困難者発生時に約1,500人の受け入れが可能な一時滞在施設を整備。広場の一部には大屋根を設置し、災害時の駅前滞留者を誘導するためのオープンスペースとして活用する。さらに、約260平方メートルの防災備蓄倉庫を計画地内に確保し、災害時には帰宅困難者などに備蓄物資を提供するとしている。2015年度から新築工事に着手し、2019年度に完了する予定だ。
2014年10月08日東京ガスと三井不動産、三菱地所が田町駅東口の芝浦エリアにおいて共同で推進中の大規模複合開発「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」が始動した。本プロジェクトでは、2020年東京オリンピック並びにパラリンピック競技大会開催に合わせた暫定開業が予定されるJR山手線新駅と共に東京の国際競争力強化を担うと期待され、品川駅周辺エリアと共に特定都市再生緊急整備地域や国際戦略総合特区「アジアヘッドクォーター特区」に指定されているJR田町駅東口至近の東京ガス所有地に、オフィスや商業施設、ホテル等から成る全体延床面積約30万平方メートルの複合ビジネス拠点を創出する。14年12月開設予定の区有施設「みなとパーク芝浦」と15年2月に現在の港区南麻布から移転・開院予定の「愛育病院」が立地する公共地区まで連続して接続する歩行者デッキを整備しバリアフリー環境を創出。地上レベルでも回遊性向上を図り、本計画地内の通り抜け空間となる歩行者通路を整備。通路に面しては商業店舗を配置し、天候に影響されずショッピングや飲食が楽しめる商業モールを構成する。歩行者デッキと地上の二つのレベルに緑量のある樹木を植樹し、来街者が豊かな緑を感じられるオープンスペース「緑蔭モール」も形成。広場やオフィス共用部を活用した約1,500人の受け入れが可能な一時滞在施設、約260平方メートルの防災備蓄倉庫など、災害時の帰宅困難者に向けた防災対策も考慮。大型で効率的なガスコージェネレーションシステムで熱・電気のネットワークを形成する「第2スマートエネルギーセンター」構築により、停電等の非常時にも本計画地全体のほぼ100%の熱・電気供給を継続しエネルギーセキュリティーの向上も図る。
2014年10月06日アートスペース「AM」(東京都渋谷区神宮前6-33-14神宮ハイツ301/302号室)が10月16日、東京・表参道にオープンする。2010年より14年春まで中目黒を拠点に活動していた「インポッシブルプロジェクトスペース(Impossible Project Space)」の企画スタッフが運営。更なるバージョンアップとなった。写真展を核に、様々なジャンルの表現者とのコラボレーションプロジェクトを多様な形で紹介する。オープニング企画として、写真家・荒木経惟のインスタントフィルムによる写真展「結界」を12月15日まで開催。「結界」はインスタントフィルム作品をカッターで二つに切り裂き再び貼り合わせた作品群で、その数数百点以上。世界各国で注目を浴びる華やかな活躍の一方、妻の死、癌の手術や右眼失明などを経て撮影された作品は聖俗を象徴的に表現しており、両極をしっかり結び合わせることで更に複雑なカオスを作り出す。会場ではインスタントフィルム原寸サイズ特製ボックスに入った荒木の作品集『結界』(アイセンシア刊)を先行発売する。【イベント情報】荒木経惟インスタントフィルム写真展「結界」会場:AM住所:東京都渋谷区神宮前6-33-14神宮ハイツ301/302号室会期:10月16日から12月15日時間:14:00から20:00休廊日:月・火曜日(最終日除く)入場無料
2014年09月30日岐阜県白川村は、国指定重要文化財の「旧遠山家住宅」を、使われていないスペースや建物を貸し借りできるインターネットサービス「スペースマーケット」に期間限定で出展する。○「教育・文化活動」用途で一時利用可能同住宅は、2015年に世界遺産登録20周年を迎える白川郷の代表的な合掌造家屋のひとつで、現在は博物館施設として活用されている。合掌造りとは、木材を梁(はり)の上に手の平を合わせたように山形に組み合わせて建築された、勾配の急な茅葺きの屋根を特徴とする住居。旧遠山家住宅は、文政10年(1827)頃、能登の大工によって建てられた。改築を経て160年経った今も屋内は黒光りし、外観も重厚な威容をたたえているという。同住宅は、白川郷と合掌造りを世界に発信したドイツの建築学者ブルーノ・タウト(1880~1938)が来村時に訪れた、白川郷の生き字引ともいえる家屋でもある。当日の様子は著書「日本美の再発見」で、「極めて論理的かつ合理的で、日本の建築では例外に属する 珍しい庶民の建築」と評価されている。広々とした合掌家屋と多く残る民芸品に、大家族で過ごした当時の活気ある様子を偲ぶことができる。現在は、かつての白川郷の生活を伝える民俗博物館施設として活用されており、11月より保存修理工事に入ることから、工事終了後に教育的に使用する機会や、改修工事後の活用方法のアイデアを積極的に模索するため、「スペースマーケット」にて試験的に一般開放することとなった。「スペースマーケット」とは、遊休スペースの利用していない空き時間と、スペースを必要としているユーザーとマッチングさせるために誕生したインターネットプラットフォームサービス。同村は、1月から地域おこし協力隊を導入し、限界集落や空き家など他の中山間地域と同様に村が抱える課題の解決に取り組んでいる。今回は、昨今「空きリソース」に特化したビジネスが国内外で活発化していることに注目し、村が管理している文化的な遊休スペースを積極的に活用するために出展した。住宅の場所は岐阜県大野郡白川村御母衣12。貸出可能時間は10月1日~31日のうち毎週水曜日、10時~16時。利用金額は1日2万4,000円。1日1団体1棟貸し切り。利用には、民俗資料又は家屋の施設、設備等をき損し、又は汚損しないこと、火気又は危険物を取り扱わないこと、用途は「教育・文化活動」に限る、などの遵守事項がある。詳細は、申し込みページで確認できる。
2014年09月28日「レスポートサック(LeSportsac)」が、日本橋三越本店 本館1階 スペース#1に期間限定ショップをオープンした。10月7日まで。ベーシックながらエレガントな日本限定プリントを始め、ゴールドのロゴプレートやスリムなストラップで高級感を出した「Signature(シグネチャー)」コレクションなどがそろう。また期間中は、税込1万800円以上するとブランド生誕40周年を記念したポーチがプレゼントされる(無くなり次第終了)。初日より、コンパクトながらも収納力の高いミニショルダーバッグ「Small Jenni」や「Small Cleo Crossbody Hobo」に人気が集まっているという。また10月1日からは、人気の日本限定の新作「Monogram Chestnut(モノグラム チェスナット)」やファン待望の「Glitter Series(グリッター シリーズ)」も販売予定。
2014年09月24日虎ノ門ヒルズに食の複合スペース「ピルエット(Pirouette)」が、9月3日オープンする。ビストロ、カフェ、エピスリーが融合された店内では、“気軽さと上質の両立”をテーマとした人と食の新しいコミュニティーが展開される。シェフがオススメする旬の食材をビストロで味わった後は、帰りにそれをエピスリーで購入。食を通じてゲストとスタッフが新たな関係を作れるような、上品な中にも、堅苦しさを感じさせない空間を目指す。シェフには生産者や食材とのつながりを大切にする小林直矢を招いた他、アドバイザリーシェフとしてM.O.F.(国家最優秀職人)受賞のエリック・トロション(Eric Trochon)を招聘。ミシュランで星を獲得した「オマージュ」や「オステルリージェロンム」などで積んだ経験を活かし、食材を活かした小林ならではの料理を提供する。ビストロではランチとディナーのそれぞれで、最先端フレンチのプリフィックスコースを2種類用意。コースのメニューはアラカルトでもオーダーでき、約150種類のフランスワインと共に味わえる。ミーティングや会食に利用できる個室も用意した。カフェではランチメニューやパティシエの作るデザートを提供する他、ランチボックスの販売も予定。夜にはアラカルトとワインがオーダーでき、スタンディングスタイルで気軽に利用できるテーブルも配置した。エピスリーではビストロやカフェで利用している食材やワイン、食器などを販売。そのどれもがシェフやスタッフが生産者から探し集めたこだわりの一品で、調理法などのアドバイスをスタッフに聞くこともできる。
2014年08月25日「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」が15SSメンズコレクションを発表した。会場は工事途中のパリ大学校舎内のオープンスペース。メゾンが貫くシュールな作風を、より一歩推し進めたコレクション。服を解体し、素材も丈も違えて左右非対称に仕上げたパンツには、美しいラインのジャケットやライダースを合わせ、細身のスーツには左右の素材が違うブルゾンを重ね、インナーにはヌードカラーのシャツをコーディネート。オーソドックスでは終わらせない、独特の遊びを見せる。パラシュート素材で仕立てたパンツやトレンチは、布帛では出せない柔らかなシルエットを描き、不思議な印象。アーティザナルコレクションのアイテムとして、チュール素材にビーズ刺繍を施したヌーディなトップスも唐突に登場。熱狂的なファンを納得させる、マルジェラらしい“ねじれ”や“ひねり”は健在だ。
2014年08月24日手芸歴34年のお笑い芸人・光浦靖子による作品展「男子がもらって困る・子供がもらって、そうでもない ブローチ展」が、表参道ヒルズの新情報発信スペース「表参道ヒルズ ポケット(OMOTESANDO HILLS POCKET)」にて6月5日から22日まで開催される。会場では新作を含む100点超の作品を展示し、初の展示作品販売(新作ブローチ5点)も実施。6月7日14時よりゲストの千秋を迎えてトークイベントと書籍サイン会を開催し、21日には光浦本人による手芸ワークショップ(参加費3,000円、先着20名)を14時と16時より行う。光浦が所属する手芸女子集団「ブッス!!手芸部」による物販も同時開催し、メンバーのパネルを背景に記念撮影できるフォトスポットも設置。光浦は幼少時よりフェルトマスコットに熱中し、成人してからはミシンで巾着袋などを制作。2007年にニードルフェルトと出合いブローチに専念。「夢と希望と愛を込めて」作ったブローチをタレント仲間などに配布している。12年に初の手芸本『男子がもらって困るブローチ集』、14年1月にはエッセイやフォトストーリーも加えた第2弾『子供がもらって、そうでもないブローチ集』(共にスイッチ・パブリッシング刊)を発表。作品は合同展示会「ルームス(rooms)」などで展示され話題を呼んだ。OMOTESANDO HILLS POCKETは表参道ヒルズ本館3階中央オープンスペースに開設。クリエーターの作品展示や新プロジェクトの発表などを発信していく。会場の基本構成とロゴデザインは、建築家・村山圭率いるクリエーターユニット「ファミリー(PHAMILY)」が手掛ける。
2014年05月22日○徹底した品質へのこだわりを集約したサイレックスの本社・工場日本の製造業と言われると読者の方々はどのようなものを思い浮かべるだろうか。誰にも真似できない独自技術を持つ町工場、精密な機械や部品を組み合わせた大企業の製造装置や自動車などなど、さまざまなイメージがあるだろう。その中の1つに高品質、というものを思い浮かべる人もいると思う。しかし、近年、機器の不具合を要因として企業イメージを損なうメーカーも少なくない。そんな中、設計から製造、そして製品の品質の検査まで一貫して国内で実施することにこだわり、徹底的に高い品質を顧客に提供することを目指している中堅企業がいる。その企業こそがサイレックス・テクノロジーだ。カタカナの企業名から、外資系というイメージを持たれることもあるが、れっきとした東大阪発の日本企業であり(設立当初の社名は"タスサービス")、現在の主力事業に発展したコンピュータ開発事業は1977年から連綿と行ってきた。そのコンピュータ開発事業から発展し、主力として同社を牽引してきたのがプリンタメーカー向けプリントサーバ事業。そして2014年の現在、同社の次の中核として成長しているのが無線LAN関連製品だ。同社の無線LAN製品の特長は「切れない」ということ。ご家庭で無線LANルータを使っている人や、スマートフォン/タブレットなどでキャリアなどが提供するWi-Fiスポットサービスなどを使っている人などは経験があると思うが、とかく無線LANというもの、ある日突然、接続が遮断されたり、アンテナは見えていても接続が確立されないといったことも多い。しかし、それでは許されない場面もある。例えば、工場内で24時間365日稼働する産業機器や患者のバイタルデータなどを管理している医療機器などだ。同社の無線LAN機器はそういったところでも"切れない"で安心して使えることにこだわって開発されている。特に同社は2011年に村田機械による公開買い付けにより100%子会社となっており、村田機械が製造する産業機器と無線LANの組み合わせといった案件も増加しているという。そんな同社の製品は企画・設計から生産、品質検証まですべて一貫して京都、大阪、奈良の三府県にまたがる"けいはんな学研都市"にある本社・工場にて行われている。そんな同社のこだわりの秘密を実際に本社・工場にお邪魔して探ってみた。2008年1月に本格稼働を開始した同社の本社・工場は、地上3階建て。敷地面積は3387坪で、建物の広さは782坪、延べ床面積は1922坪だ。その外観は6年前から稼働しているとは思えないほどきれいだ。また、3階まで吹き抜けのエントランスも白を基調として、明るさと清潔さを感じることができる作りとなっている。ざっくりと各階の構成を説明すると、1階が工場の生産ライン、2階が開発・設計チーム、そして3階が営業や生産管理などの部門に分かれている。また3階は顧客などと打ち合わせをするオープンスペースも設置されており、そこに一枚のプレートが飾られている。「TEAM Silex technology」と記載されたこのプレート、設計・開発、生産、品質、国内、国外、すべてが1つのチームとしてつながらないと求められる"切れない"という品質はクリアできない、ということを意識させるためのものだという。また、そこから2階の一角を見下ろすこともできる。2階の一角はエントランス同様、吹き抜け構造になっている。そこは会議室とは別に、アイデアなどを社員同士で出し合ったりするクリエイティブスペースとして活用されている場所で、開放感のある空間で、自由闊達にアイデアを出し合って、製品開発に結び付けている。●空間そのものを品質へのこだわりの場としている2階 - 開発チームフロア○清潔感あふれる1つのフロアにすべてのエンジニアを集約この製品開発の現場における品質に対しても同社は並々ならぬこだわりを見せる。同社の社員数は国内だけで188名。その内100名近くがこの2階に居る。1つのフロアにソフトウェアエンジニアが約60名、ハードウェアエンジニアが約20名、そのほかに開発管理を担当するスタッフなど、すべての開発に携わる人員が集約されているのだ。また、開発したソフトウェアは開発担当エンジニアごとにデバッグを行うほか、ソフトウェアの品質試験を専門に担当するスタッフが10名おり、そうしたテスト検証チームが常にソフトのチェックを行い、試験レポートを作成、1つでも不良・不具合と判断されれば、手戻りとなり続ける。そのため、エンジニア1人ひとりについても、プログラムのソースコードに対するレビューなどを仲間同士で行い、他人が見てもわかりやすいコードの記述方法などを教えあったりと、不具合の元になるスパゲッティコードのような自分勝手な記述を排し、出荷前にバグを潰すということを徹底している。こうした人に紐づく品質へのこだわりのほか、フロアそのものにもこだわりが施されている。天井には電灯だけで、空調設備などは側壁か床下に配置されているほか、柱も太すぎない直径18cmの白塗りの円柱を採用。デスクも移転前から使用しているものを除いてはオリジナルのものを採用し、パーティションも1m程度の高さに抑えている。この結果、どういったことがこのフロアで起こっているかというと、なんと約60mの奥行きを持つ開発フロアの端から端まで見渡せるのだ。これが何を意味するかというと、どこに誰が居るのかが即座に把握できる。つまり、ソフトエンジニアの元にハードエンジニアがすぐに行って、そこですぐに問題を相談し、解決に向けた取り組みをスムーズに進めることが可能になるというメリットを生み出している。このほか、壁には「良いチームになるための10カ条」、「マネージャーへの20カ条」、そして同社の現在のコアコンピタンスである「品質方針」が掲げられている。現在、3カ条が記載されているこの品質方針について同社の社員は暗記するまで叩き込まれるとのことで、エンジニアには品質こそが自社の命であることを意識づけさせる役割を担うものとなっている。こうした品質へのこだわりは各エンジニアのデスク周りにも表れている。ドキュメント類が無造作に散らばっていたり、エンジニアの趣味のグッズなどが置かれていたりということがないのだ。なにもそこまで、という気がしないではないが、あのドキュメントはどこに置いたっけ?、などという気持ちのゆるみがバグを生み出し、それが品質の低下を招く、という徹底した意識付けが生きている。これは、各エンジニアのデスク周りだけでなく、建物そのものにも生きている。建物の外観がきれいだと先述したが、内部も汚れがパッと見て存在しないのだ。建物外周部の草刈りも毎月一回、社員たちが自らの手で実施しており、清潔感を出しており、いつどのような来客があっても、魅せる空間、としての存在感を維持している。●検査、検査、検査の生産工程に徹底した品質へのこだわりを見る○徹底的な検査により高い品質を提供する生産工程生産ラインは2階、3階とは区分けされて存在している。「PDA(Production Depertment Area)」と呼ばれる同社の生産現場は、2014年1月に導入した0402対応の最新式の実装ラインと、0603まで対応している既存の実装ラインの2ラインを中心に構築されている。しかし注目すべきは実装のラインではなく、その後の各種検査工程だ。まずは外観検査。検査装置を経たチップなどが実装された基板は人間の目による目視の検査が実施され、人間の手によるカッティング、そして場合によってはX線検査も人の手により実施される。目視で検査はよくある話なので分かる範囲だが、カッティングについては、「機械でやると振動などで基板に傷がつく場合があり、それを避けるには人の手が一番」(同社担当者)とのことで、最終的に人手による作業にたどり着いたという。この後も検査が続く。1モジュールごとに実施される無線モジュールの動作検査は、パラメータだけでなくアナログフロントエンドなどの基準も厳格に設定しており、規定の出力に到達していなければ不良という判定を行うために、ものによっては1モジュールに10分をかける場合もあるという。そのため、キャリブレーションの実施も同時に行うことで作業時間の短縮と検査の付加価値化が図られている。無線モジュールの動作検査を経た後は、セル生産方式による最終製品の組み立て工程で、その後、再び最終製品の検査が実施される。こちらも単に検査を行うだけでなく、ファームの書き込みを同時に行うことで付加価値化が図られている。そしてその後、出荷前の最終検査がランダムの抜き取り調査が行われ、顧客へと出荷されることとなる。とここまでは出荷に向けた流れだが、品質へのこだわりは多数の検査工程だけにとどまらない。部材の受け入れ工程にもそのこだわりを見ることができる。例えば部材の入出庫の倉庫も、整然と荷物が区分けして置かれて、どこに何があるかが判別できるようになっているほか、ICといった半導体デバイスなどについては温湿度がコントロールされた別区画にて、各デバイスともにアルミの真空パックで保管され、生産工程に周り端数が生じた場合でも、ドライパックに収めて保管して、次回の使用に向けて待機するという徹底した管理ぶりである。とにかくオフィスにあっても、工場にあっても、品質をいかに向上させるか、という点へのこだわりを徹底している様子を感じることができるのが同社の本社・工場である。こうした取り組みについて、同社は「顧客とともに成長してきた」(同)と表現する。これは、「顧客が本社・工場を訪れて、何か改善するべき点を指摘してくれることで、特にハード面での品質向上が進んできた」(同)ということで、無線モジュールのファームウェアなどの開発も同社が担当するため、客先の最終製品の開発開始とともに同社の開発もスタートすることもあるが、そこまでやっておきながら、最終的に同社の担当部分の不具合で発売延期、というわけにはいかない、といった背景を受けたものだ。しかし、顧客ごとに必要とされるノウハウは異なるため、常にそれぞれの顧客に満足の行く品質を提供することはそう簡単にはいかない。それでも「100点満点はないが、常に顧客の要件にマッチできるものを実現していくことが使命」と同社は語る。機器の高機能化や高性能化により、ソフトウェアの役割は増すばかりだ。また、IoTやM2M、クラウド、といった言葉が取りざたされるようになり、あらゆるものがネットワークに接続される時代が目前に迫っていることも事実だ。そうした時代、"切れない"という無線LANの存在感はますます増していくことになるだろう。その時、今以上に同社の品質へのこだわりが注目を集めることになるはずだと感じられる今回の訪問であった。
2014年04月23日神奈川県住宅供給公社は22日、横浜市旭区若葉台団地商店街ショッピングタウンわかば内に「コミュニティ・オフィス&ダイニング春(Haru)」をオープンする。○少子高齢化対策と団地再生に向けた取り組み郊外型団地では、少子高齢化の進行などといった課題に直面していると言われている。そこで同公社は、横浜市旭区若葉台団地において、団地再生の方向性を「元気なシニア世代の生きがいの創出」、「団地内への若年・子育て世代の流入」を目指したとのこと。今後、「持続循環型のコミュニティを創造すること」を目的として、多様な施策を総合的に推進するという。「コミュニティ・オフィス」は、団地再生に関する取り組みの拠点として、各種情報発信や地域課題に関する取り組みを支援する場となる。また、高齢者や若者、豊富な知見を持つ団地住民と協働し、ソーシャル・コミュニティビジネスが生まれるような場を目指す。「コミュニテイ・ダイニング」は、神奈川県が提唱する「健康寿命を延ばす」、「未病を治す」といった施策を踏まえ、健康増進に留意したメニューを提供。県内産野菜の活用や、定期的な料理教室の開催なども行う。「新しいことが始まる予感、新芽(新しいビジネス)が芽吹く」という理由から、「春」というやさしく温かい響きの言葉を、同施設の名称として採用したとのこと。所在地は、神奈川県横浜市旭区若葉台。規模は6,304戸で、人口1万5,142人(3月1日現在)。高齢化率は、約36.5%(2013年9月 横浜市旭区人口・統計データ)となる。
2014年04月17日2012年に閉館し建て替え工事が行なわれていた「上野松竹デパート」跡地に4月26日、飲食総合ビル「上野の森さくらテラス」がオープンする。「上野の森さくらテラス」は、昭和・戦後の面影を残しつつ上野駅前・上野恩賜公園で半世紀以上親しまれてきた「上野松竹デパート」を、地上3階、地下1階建ての大型飲食店ビルに建て替えるもの。JR上野駅不忍口から上野恩賜公園への高低差をつなぐエスカレーターを備えた吹き抜け空間を中央に配置し、上野恩賜公園への玄関口の役割も果たすという。公園側の屋上には、オープンスペースが設けられる。また同ビルの両隣には、先行して建て替えの行なわれた「上野バンブーガーデン」と「UENO3153(さいごうさん)」が並び、上野駅前・上野恩賜公園入口に新たな景観を創出する。入居店舗は和洋中19の飲食店舗。延床面積は3,785.66平方メートル。
2014年03月14日